やるきのないIS操縦者 〜lazy boy   作:永夜の報い

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5、ぼくと契約してうんタラかんたら

……これどうしたもんかね?

 

儂、槭樹ーーー今、少女の前にいるの。

正確には相対している。

 

何故かって?そりゃ見られてたら…

 

「おのれショウジョ!貴様!みているな!」

 

くらい言いたくなるわ。

 

 

「………」

「………」

 

 

言った結果がこれだがな!

 

とりあえず、何故見てたのか聞いた。

 

「何で見てたん?」

「……ふと顔を上げたら、いつの間にかいたから」

 

……気づいてなかったのか。

 

「貴方はここで何をやっていたの?」

 

 

「…っと。はい、これ見てみ」

「これは……兵装の設計図?」

「うん、儂はこれを一週間先の模擬戦までに作らなければならんのだ」

「…………これ、貴方が描いたの?」

「そらね。意外と面白いぞ」

 

なんか驚いてる。

 

「…これ第三世代兵装に分類されるんじゃ」

「不完全だがね」

 

軟禁期間中、暇だったからね、学べる事は学んだのさ。

やれることはやる、儂はオルコットさんを徹底的に潰すつもりだからね。新しく考えてみたのだ、30分位で。

 

なので恐ろしい欠陥がある。

 

「なんとそれ一つ積むだけで拡張領域パンパンになるの、鉛玉一つ入らないレベルで」

「ゑ?」

 

おーいい表情だ。まさに唖然って感じ。

 

「仕方ないじゃん、間に合わせだもの」

「………貴方が常識から大きくズレている事はわかった」

「…儂、さっき変態に遭ってサァ…」

「………?」

「気がついたのさ、

このIS学園では常識にとらわれてはいけないのですね!!!……と」

「…………やっぱりズレてる」

 

閑話休題

 

「で?そっちは?」

「……私は専用機を作っている」

「ほう?」

 

どうやら、儂と同類の人間がいたようだ。

 

「それならさ…こいつを見てくれ…これを見てどう思う?」

「…これはっ!?」

 

儂はマイバックから作りかけの専用機(. . . . . . . .)を取り出した。

 

そーさ!これで世界に存在するコアが467個から468個になったのさ!ちなみに、織斑先生に許可をもらってあるから何の心配もいらない!

 

これが儂の力じゃぁ!!

 

 

 

ーーーー

 

 

そのISは所々装甲が未完成だったが、少なくともISとして扱う事はできないことは無かった。

 

「…凄い」

 

簪は衝撃を受けていた。

何故ならば、目の前に存在するISの完成度は明らかに彼女の制作中の打鉄弐式より高かったのだ。

 

「まあ、完成までもう少し掛かるが動けない事はない。ちなみに儂はこれで戦うつもりだからね」

「…誰と戦うの?」

「イギリスの代表候補生の専用機持ちと」

 

簪は日本の代表候補生だ。

代表候補生がどれだけISに乗っているかを知っている。

専用機持ちの凄さも知っている。

故に、槭樹の挑戦は明らかに無謀なことに思えた。

 

「ちなみにだね、こう見えて打鉄やラファールより動くんだぜ」

 

なのに何故………

 

「何故……」

「ん?」

「何故そんなに勝つ気満々なの?」

「うーん、そうだね…

 

そりゃ負けるつもりで戦うヤツなぞいないだろ

常識的に考えて」

 

 

 

 

----

 

 

 

 

 

ここまで聞いて簪は疑念を抱いた。

 

「貴方は何がしたいの?」

「なにって?」

「貴方は明らかに何らかの目的を持ってこれらを見せた。

…違う?」

 

槭樹はばつが悪そうな顔をした

 

「…………ばれたか」

「それで?」

「そうさなぁ…のう、少女よ」

「私は更識簪。呼ぶなら名前の方で呼んで」

「では簪さん、

 

儂と契約してちょっと手伝ってよ!」

 

このままでは間に合わんのだぁ!

 

 

いきなり頭を下げ、突拍子もないお願いをする槭樹。

 

そんな槭樹を見て簪は思った。

ーーーもしかしたら、新しい何かが見えるかもしれない。

 

「ねぇ、そっちが終わったらこっちも手伝ってくれる?」

「あったり前田のクラッカーさ!」

 

こうして二人は手をとった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私、貴方の名前を知らない」

「あれぇ!?」

 

まだまだ前途多難である。

 




前話を投稿した。

お気に入り10人くらい増えた

ハーメルンは(^o^ホモぉが多い

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