……これどうしたもんかね?
儂、槭樹ーーー今、少女の前にいるの。
正確には相対している。
何故かって?そりゃ見られてたら…
「おのれショウジョ!貴様!みているな!」
くらい言いたくなるわ。
「………」
「………」
言った結果がこれだがな!
とりあえず、何故見てたのか聞いた。
「何で見てたん?」
「……ふと顔を上げたら、いつの間にかいたから」
……気づいてなかったのか。
「貴方はここで何をやっていたの?」
「…っと。はい、これ見てみ」
「これは……兵装の設計図?」
「うん、儂はこれを一週間先の模擬戦までに作らなければならんのだ」
「…………これ、貴方が描いたの?」
「そらね。意外と面白いぞ」
なんか驚いてる。
「…これ第三世代兵装に分類されるんじゃ」
「不完全だがね」
軟禁期間中、暇だったからね、学べる事は学んだのさ。
やれることはやる、儂はオルコットさんを徹底的に潰すつもりだからね。新しく考えてみたのだ、30分位で。
なので恐ろしい欠陥がある。
「なんとそれ一つ積むだけで拡張領域パンパンになるの、鉛玉一つ入らないレベルで」
「ゑ?」
おーいい表情だ。まさに唖然って感じ。
「仕方ないじゃん、間に合わせだもの」
「………貴方が常識から大きくズレている事はわかった」
「…儂、さっき変態に遭ってサァ…」
「………?」
「気がついたのさ、
このIS学園では常識にとらわれてはいけないのですね!!!……と」
「…………やっぱりズレてる」
閑話休題
「で?そっちは?」
「……私は専用機を作っている」
「ほう?」
どうやら、儂と同類の人間がいたようだ。
「それならさ…こいつを見てくれ…これを見てどう思う?」
「…これはっ!?」
儂はマイバックから
そーさ!これで世界に存在するコアが467個から468個になったのさ!ちなみに、織斑先生に許可をもらってあるから何の心配もいらない!
これが儂の力じゃぁ!!
ーーーー
そのISは所々装甲が未完成だったが、少なくともISとして扱う事はできないことは無かった。
「…凄い」
簪は衝撃を受けていた。
何故ならば、目の前に存在するISの完成度は明らかに彼女の制作中の打鉄弐式より高かったのだ。
「まあ、完成までもう少し掛かるが動けない事はない。ちなみに儂はこれで戦うつもりだからね」
「…誰と戦うの?」
「イギリスの代表候補生の専用機持ちと」
簪は日本の代表候補生だ。
代表候補生がどれだけISに乗っているかを知っている。
専用機持ちの凄さも知っている。
故に、槭樹の挑戦は明らかに無謀なことに思えた。
「ちなみにだね、こう見えて打鉄やラファールより動くんだぜ」
なのに何故………
「何故……」
「ん?」
「何故そんなに勝つ気満々なの?」
「うーん、そうだね…
そりゃ負けるつもりで戦うヤツなぞいないだろ
常識的に考えて」
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ここまで聞いて簪は疑念を抱いた。
「貴方は何がしたいの?」
「なにって?」
「貴方は明らかに何らかの目的を持ってこれらを見せた。
…違う?」
槭樹はばつが悪そうな顔をした
「…………ばれたか」
「それで?」
「そうさなぁ…のう、少女よ」
「私は更識簪。呼ぶなら名前の方で呼んで」
「では簪さん、
儂と契約してちょっと手伝ってよ!」
このままでは間に合わんのだぁ!
いきなり頭を下げ、突拍子もないお願いをする槭樹。
そんな槭樹を見て簪は思った。
ーーーもしかしたら、新しい何かが見えるかもしれない。
「ねぇ、そっちが終わったらこっちも手伝ってくれる?」
「あったり前田のクラッカーさ!」
こうして二人は手をとった。
「私、貴方の名前を知らない」
「あれぇ!?」
まだまだ前途多難である。
前話を投稿した。
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ハーメルンは(^o^ホモぉが多い
え