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「う〜、トイレトイレ」
今、トイレを求めて全力疾走している儂は
IS学園に通うごく一般的な男の子。
強いて違うところをあげるとすれば
ISが動かせるってとこかナー。
名前は十五夜槭樹。
IS学園には男子トイレが全く無いので
行くのにも一苦労なのだ。
そんなわけで学園の端にある
男子トイレにやって来たのだ。
ふと見ると
ベンチに一人の男子生徒が
座っていた
ウホッ!
いい一夏…
「…って、何やってんの?」
そう言うと突然一夏は
儂の見ている目の前で
制服のボタンを
はずしはじめたのだ……!
…あれ?
これアレじゃん!
儂、このまま(ピー)される流れじゃん!
「……なあ、槭樹」
「な、何だよ一夏」
「やらないか」
やらねえよ!
「槭樹」
ガシィ‼
「ひッ」
「俺はノンケでも構わないで
食っちまう人間なんだぜ、それとな…
知らなかったのか
いい男からは逃げられない」
あぁ…終わった、掘られるのか…
体格が違いすぎて突き飛ばせない。
大声で助けを求めても、ここじゃ聞こえない。
掴まれてるから逃げることさえできない。
…これはあれだ、チェスや将棋で言う所の
“詰み”ってやつだ。
「なに痛いのは一瞬だ。すぐに気持ち良くなるさ」
ズルズルとトイレに引きずり込まれる。
さようなら、我が貞操。
こんにちは、ニューワールド。
そしてトイレでズボンを降ろされて
とうとうパンイチにされて…
そこで目が覚めた。
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♩〜♫〜
ガバァ‼
「……………」
おぉぅ、なんだ夢か。
儂はアラームを止める。
しかし…やっぱり魔法少女達の百年祭はいい曲だな!
オーエンの方も好きだが、
何というか…こう…パウァが溢れる。
そんなこんなで火曜日か今日は。
ちなみにアラームは曜日で変わる。
閑話休題
儂はさっさと着替えて、学食へ向かう事にする。
今日はサッパリ系にすんべ。
コンコン
ん〜?
「槭樹〜!朝飯食いに行こうぜ!」
「うおッ!…お、おう」
「どうかしたか?」
「…いや、なんでもね」
いけね、過剰反応しちまった。
儂だって、夢と現実の区別位ついてるはずなんだがなァ…
ガチャ
「や、おはよ…う…さん?」
睨まれた。
一夏にでは無く、一夏の後ろに居た少女に。
…えーっと。
「あぁそうか、初対面だもんな」
一夏が紹介する。
「こっちは篠ノ之 箒だ、で、こいつが十五夜槭樹」
「…篠ノ之だ」
「お、おうよろしくお願いします、篠ノ之さん」
…何か…こあい。
だってさ!睨んできてんだよ‼
儂、何もやってないよね‼
解せぬ。
「じゃあ行こうぜ!」
移動中、こっそり一夏に聞いてみる。
「この人が昨日の?」
「そうだ、ルームメイトで幼馴染の箒だ」
幼馴染ねぇ…
…もしかしてさっきのアレ、一夏との朝食を邪魔すんなって目線か?
邪魔なぞする訳がない。頑張って可及的速やかにくっついてください!!!
「(グッ!)」
「……?」
サムズアップしたが、意図は伝わらなかったようです。
首傾げられた、ちょっと萌えた。
歩きながら話していると、食堂についた。
そろそろ視線ビームから解放されたくなったので理由を作って離脱した。だって、殺気立ってきてるんだもん。
おばちゃんに揚げそばを注文し、受け取りの列に並ぶ。
ところで、IS学園の学食は凄い。
まず、国際色豊かな注文に答える為にかメニューが凄まじく多い。アザラシって何だよ、初見で三度見したわ。
次に、何を頼んでも美味しい物が出てくる。アザラシ、意外と美味かったなぁ。
閑話休題
やはり温かい食べ物はいいななんて思った朝食後、部屋に戻るための移動中にて
だれかがつけてきてる。
う〜ん。
最初は気のせいだと、自意識過剰じゃあないかとそう思っていた。視線にさっきとは比べ物にならない殺気が込められている気がしたがそれも気のせいだと思った。
だが、見えちゃった、チラっと。
あれ?これマズくない?
ちなみにいつの間にか周りに人の気配が無い。これは『殺す気満々です人払いも済ませてありますどうぞゆっくりしんでいってね!!!』ってところかな。おぉ怖い怖い。
運がいい事に奴さんはまだバレている事に気が付いてないようだ。儂もまだ死にたかないので全力で逃げる事にする。
いいだろう、比べてやろうじゃないか‼
儂の逃げ足とそっちの殺意どちらが上なのかを!
▽▽▽▽
し、死ぬかと思ったぁ〜。
部屋まで余裕でしたうそですごめんなさい。
わりかし逃げ足には自信があったのだがな。何と無く悔しい。だが逃げ切ったのだ。
…あ、スタンバってたらどうしよう。
儂、遅刻しちゃった☆
筆者がハーメルンを閲覧していると
やたらと十八禁っぽい漫画の広告が…
解せぬ。