Green travelers ~ The another seed ~ 作:VSBR
掲示板が流れるにしたがって少しずつ消えていき、掲示板が縮小された事もあって、完全に見えなくなってしまいました。
せっかくなので、またどこかで掲載してみたいなと思っていたので、こちらに載せていただく事にしました。
一応、二次創作ではありますが、本編に出てきたキャラは全く出てきていない(極一部の例外あり)ので、コズミック・イラという舞台を使用している以外はオリジナルの内容となっています。本編内容に対する批判的解釈に基づいて書かれた部分もありますが、その点はご容赦下さい。
コズミック・イラ70年代後半の地球圏情勢
・プラント
レクイエムによる被害の影響は大きく、その復興は進んでいない。地球連合との関係は良くなく、大洋州などの一部を除けば極めて限定的な関係しかない。そのため、復興のための資金や資源は十分でなく、破壊を免れたプラントでは日常生活に支障はないが、破壊されたプラントの再建の目途は立っていない。
プラント当局としては地球における様々な軍事介入をなくし、復興に予算を振り向ける考えだが、ザフトの一部にはそれに賛同しない者もいる。地球の拠点はカーペンタリアとジブラルタルに集約し、占領地を減らしていく事が進められている。
クーデターによって政権を奪取したクライン派は、行政能力等の欠如からレクイエムによる被害で混乱するプラントを政治的に安定させる事が出来なかった。クライン派のトップは、第二次木星往還プロジェクトの責任者としてコズミック・イラ75に木星に向けて出発、事実上の更迭が行われた。
・大西洋連邦
大戦によって月戦力を失い、国内での混乱も続いた事から、プラントへの敵視政策を転換し国内の安定を目指す。中央・南アメリカは大西洋連邦に繋ぎとめようとしているがその影響力の低下は著しく、特に南アメリカは事実上の独立状態になっている。そのため、パナマ運河とポルタ・パナマ跡地の維持が、最優先事項となっている。
地球連合内部での発言力は低下しているが、ユーラシア連邦との間で地球連合の主導権を巡って争っている。
・ユーラシア連邦
大戦中のデストロイによる被害によって、逆に国内政治の場においてはプルーコスモスやロゴスといった組織の排除が進められることになった。そのため、プラントに対しても緊張を緩和する政策が模索されている。特にジブラルタルに対しては、交渉の窓口が設けられ、事務官レベルでの定期的な折衝が持たれている。
再構築戦争によって肥大化したユーラシア連邦の領域を再編する事が目指されており、既に小アジアから中東に掛けての地域はその独立を承認している。ただその広大な領域全体を政府の統制化に置く事は難しく、政府の意向に従わない地域もある。
地球連合の主導権を握りつつあり、連合全体としても復興優先の政策に転換を進めている。
・東アジア共和国
ユニウスセブン落下によるペキンの壊滅によって、もともと不安定であった共和国は動揺した。そのため、共和国の一体化を図るための締め付けを強化、他の連合加盟国と比較しても国内体制は見かけ上安定している。
・アフリカ
マスドライバーを有するビクトリア基地と、そのアクセス路周辺地域は、ユーラシア連邦が直接統治する領域となっている。ビクトリアのマスドライバーに関しては、連合がその管制権を連合に委譲するよう求めているが、ユーラシアはそれを拒絶している。
そのユーラシア統治地域の緩衝国として、ユーラシア連邦はアフリカ共同体の再編を行う。これは、南アフリカ統一機構との衝突を生み出すものであった。
さらに、南アフリカ統一機構の内部で、アフリカ解放戦線が独立運動を開始している。
なおサハラ砂漠以北の国々は、アラビア半島の国々と共にアラブ連合を形成している。
・中東
再構築戦争後、ムスリム共同体という組織が設立されるが、ザフトによる占領ののち、アラビア半島からアフリカの地中海岸の国々はユーラシアに属する事となる。
ユーラシアの領域再編に伴いそれらの地域には独立が認められ、汎ムスリム会議諸国とともに新たなムスリム共同体として統合される事となった。
しかしその事が共同体内部の東西対立を引き起こし、現在は西側のアラブ連合と東側のムスリム・ペルシャ共和国が、一触即発の状態にある。
・南アメリカ
大西洋連邦の力が弱まった事によって、事実上の独立状態にある。ただし、かつての南アメリカ合州国は存在せず、複数の国々が存在している。プラントと比較的関係の近い国もあり、逆に大西洋連邦寄りの国との間で小規模な紛争が頻発している。
・赤道連合
中央アジア地域における、東アジアやユーラシアとの対立を除けば、比較的安定。
・大洋州連合
地球に存在する唯一の親プラント国であり、ザフト最大の拠点カーペンタリアを擁する。もっとも安定した国の一つ。
・オーブ
アスハ派によるセイラン派の追い落としには成功したが、プラント同様にその統治能力は低かった。プラントでクライン派のトップが更迭され、政治的軍事的後ろ盾を失ったアスハ派は政府の維持が困難となり、信託統治を受け入れる事となる。
自治政府の設立と独立へのロードマップが策定され、現在は独立に向けて国内政治の安定と、国土の復興に専念している。
・ジャンク屋、傭兵
ともに戦後は、国際情勢を混乱させる一因とされ、ほとんどの組織が解体され消滅。一部は過激派組織として活動を続けているが、連合・プラントともにその弾圧を進めている。
以上のような設定とさせていただきますが、作品の展開上ここで書いた設定との齟齬が生じている部分も存在します。その場合は、作品上で書かれた事が優先されます。
既に書き上がっている作品(プロローグ・エピローグを含めて65話)なので、マメに投稿出来ればいいのですが、何らかの都合で投稿が滞るかもしれません。
もしよろしければ、お付き合い下さい。