Green travelers ~ The another seed ~   作:VSBR

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あとがき

 お付き合いいただき、ありがとうございます。

 

 この話を、お世話になっているサイトの掲示板に掲載したのがもう5・6年前。その時は一話を五分割して、月曜日から金曜日まで毎日掲載、一週間で一話の計算で一年と三ヶ月くらいかけて載せました。

 書くのにかかった時間も同じくらい、大体一週間で一話のペースだったので、書き始めたのは7・8年前になるはずです。

 今回、この場を借りて再び掲載させてもらうにあたって、一から読み返してみると、書いていた頃の自分の関心事が見えてくるようで、ちょっとしたタイムカプセル感でした。(そして直しても直しても出てくる誤字脱字。まだ残っている部分もあるかと思いますが、ご容赦下さい)

 

 それまでにも、三作ほど同様の舞台設定で話を書いており、この後にさらにもう一作を掲載させてもらっていました。思い返せば、よく続けたものだと思います。

 いちおう、それらの話は繋がっているので、この話の中に出てくるキャラクターの一部は、前の作品に出ていたり、この後の作品に出てきたりもします。ただ、最初の頃の話を書いた時は、こんなに続けるとは思っていなかったので、キャラの設定や性格が微妙に異なっていたりします。

 話の雰囲気も、自分ではぶれていないように思っていたのですが、やはり最初の話とかはストーリーはそのままで、文章とか全部書き直したいと思ってしまう。(書き続けていれば、それなりに上手くなるんだなと実感)

 この舞台設定を使った新しい話については、アイデアらしきものはいくつかあるのですが、まだ断片程度で全体像がイメージできない。その上、元ネタが終わってもう長いので、なかなかモチベーションが。

 

 ただ、個人的にコズミック・イラという舞台は、まだまだ開拓の余地のある世界だと思っています(宇宙世紀は、もはやそれが失われている)。コーディネーターとナチュラルという問題は少年時代の悩みとリンクさせやすい設定ですし、複数の政治勢力が存在するのは話のネタを作りやすい。

 ただ個人的には、スーパーロボット路線に傾き過ぎたアストレイの存在は少々厄介かなと思っています。正義の味方と悪の秘密結社という構図は分かりやすいのだけど、世界が単純になりすぎると逆に自由度が失われるのではないかと。

 

 それでも、こんな魅力的な世界がいまだに手付かずのまま放置されているという事を思うと、メディアミックスなどの手法以上に、本編の出来の良さというのが重要なのだと感じます。

 

 新しいガンダムが次々と発表され、ガンダムSEEDも過去の一作品になってしまっていますが、自分はコズミック・イラという舞台の可能性に、もう少し賭けてみてもいいんじゃないかと思っています。 

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