Grand Theft Auto : One Cent Assassin   作:Dolenon

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遅くなりましたが新年あけましておめでとうございます。今年もまたよろしくお願いします。
新年一発目はスナイパーです。


New years dead

 ある年のこと、大晦日のその日にリーパーはKURUMAのボンネットに乗り上がってM700を構える。スコープの先に見えるのは頬に鋭い傷を負った初老の男。とあるマフィアの幹部である男は、掟を破って警察に情報を売り渡していた。それに気づいたマフィアのドンがビージ経由で依頼を出したのがことの始まり。リーパーはビージからM700を借りて、ハピネス島を一望できるキャッスルガーデンシティ南部の埠頭へ向かった。

「大晦日……か」

 腕時計を見てリーパーはつぶやく。時刻はあと数分で年が明ける、リーパーは再びスコープを覗く。

「プランは年明けと共に打ち上がる花火に紛れる」

 引き金に指をかける。そして、一月一日午前零時零分零秒になると同時に花火が打ち上がる。リバティーシティ中で花火が打ち上がる頃、リーパーは静かに引き金を引いた。花火の音にまぎれて銃声がかき消される。そして放たれた銃弾はまっすぐに男に目掛けて飛び、数秒後には男の頭部を貫いた。

「Happy new year、って言うけどこれはあからさまにハッピーじゃないな」

 そんな風に呟きながらKURUMAのトランクにM700を仕舞いながら夜空を眺める。

 

 ◇

 

 時間が流れ、朝早くにリーパーは大量の一セントコインを袋に詰めてファイアフライアイランドの桟橋に佇んでいた。

「よぉリーパー」

 そこへビージが声をかけてくる。リーパーは一セントコインを詰めた袋を海に向けて放り投げる。

「今年もまたどれだけ貯まるのやら」

 ビージのつぶやきに対し、リーパーはクルリと振り返って答える。

「さぁな。今年も一セントにしかならない命がある限り無くならないだろうな」




一セントで受ける理由とかは深く考えてないのですが、一セントで殺しの依頼を出す人にとって、標的の命は一セント程度の価値しかないという暗喩を今頃捏造乙。

コンプリートエディションの地図で地名を確認していますが、一度ロケハンしないと……う〜ん、風景が思い出せないお……。
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