バトルシップイレブン ~艦娘とサッカー少年達の出会い~   作:ヒビキ7991

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Episode10/私が旗艦で俺が指揮艦!?

~第五遊撃部隊 寝室A~

 

 

吹雪と天馬は、大急ぎで第五遊撃部隊の部屋へと

やって来た。

だがいざ入ってみれば、部屋には全員が集まっており

部屋の中は先程よりもピリピリしていた。

 

 

 

瑞鶴「んぎぎぎぎぎ・・・!!」

 

加賀「・・・。」

 

大井「早く決めてください!」

 

天馬「なんかさっきより大変なことに……」

 

吹雪「どうしたんだろう?」

 

 

二人に気が付いたのか、金剛が近づいてきた。

 

 

金剛「オウ、ブッキーにマッツー♪

   フラッグシップを決めているところデース!」

 

吹雪「フラッグ・・・旗艦ですか?」

 

瑞鶴「そうなの。

   この艦隊で一番旗艦に向いているのは誰か。

   あなた達はどう思う?」

 

天馬・吹雪「えっ?

      えーっと・・・」

 

 

 

今のメンバーの状態から察するに、これは・・・

 

 

天馬・吹雪「あはは、難しいですねぇ・・・」

 

瑞鶴「なによそれ?」

 

金剛「やはり、戦艦であるミーが勤めますネー!」

 

瑞鶴「英国帰りの帰国子女が、いきなり勤まるの?」

 

加賀「私は辞退します。

   みんなのレベルに合わせた指示を出す

   自信がないです。」

 

瑞鶴「わかったわ。

   じゃあ、私がやるわ!」

 

加賀「それは反対。」

 

瑞鶴「どうしてよ!?」

 

大井「戦艦と空母の先輩達がちゃんとしないと、

   安心して戦えないわ!

   北上さんに何かあったらどうするんです?」

 

瑞鶴「軽巡だからって、私達に任せてちゃダメよ。」

 

大井「"重雷装巡洋艦"です!

   そんなことも分からないの?

   "甲板胸"が。」

 

 

瑞鶴「(カチン)か、甲板・・・

   今なんて?」

 

大井「あなたの様な未発達な艦に旗艦は勤まらないわ。

   私がやった方がましよ。」

 

北上「えっ、大井ッチが?

   嫌だなぁ、旗艦だと標的にされるのも

   多いだろうし……」

 

大井「北上さん!

   私のことをそこまで・・・

   いいわ、ならこの甲板胸にやらせましょう!」

 

瑞鶴「待てい!!

   今なんて言った!?」

 

 

ホントに未発達だ、色んな意味で・・・

 

 

天馬「これじゃあ、旗艦が誰か決めるのは

   難しいですね・・・」

 

北上「だったら、天馬君が旗艦をやるってのは

   どうだろう?」

 

大井「確かに、彼はサッカーチームでキャプテンを

   勤めてると聞いてます。」

 

瑞鶴「となると、この艦隊で一番旗艦に

   向いてるのは今のところ天馬ね。」

 

加賀「それは同感。

   それに彼は戦艦、いや宇宙戦艦です。」

 

天馬「確かに俺はキャプテンですけど、

   チームへの指示はゲームメーカーである

   神童先輩がやっていました。

   だから俺は旗艦に向いてないんじゃないかと。」

 

瑞鶴「あちゃー、ダメか・・・」

 

金剛「わかったネー!

   じゃあ試しに一人ずつ旗艦をやってみて

   MVPがフラッグシップになるデース!」

 

吹雪「えっ?」

 

瑞鶴「それで良いんじゃない?

   一航戦と五航戦、どれほどの差があるか

   どうかも分かるだろうし。」

 

吹雪「ええっ!?」

 

加賀「そうね、今後の為にも自分の実力は

   知っておいた方がいい。」

 

吹雪「ええっ!?」

 

金剛「では決まりですネー?

   ブッキー・マッツー、準備を!」

 

天馬「了解!!」

 

吹雪「えええええっ!?」

 

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

~地下ドック~

 

 

一同はドックへとやって来た。

 

 

金剛「さあ、ではまず私からですネー?

   行くですヨー!follow me!!」

 

 

先ず最初に、金剛が試しに旗艦を勤めたが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドカーン!

 

 

 

失敗・・・

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

~入渠ドック~

 

 

テスト後、天馬以外の6人は入渠ドックで

傷を癒していた。

中はドックと言うより銭湯と言った方がいいだろう。

天馬は6人が出るまで、扉の向こうで待っている。

 

 

金剛「失敗したですネ~……」

 

加賀「作戦が強引過ぎます。」

 

北上「大井ッチ、大丈夫?」

 

大井「ううう・・・」

 

瑞鶴「まったく、だから言ったじゃない・・・

   次は私がやるわ!」

 

 

 

 

 

その後、今度は瑞鶴が旗艦で試してみた。

が・・・

 

 

 

 

 

 

ドカーン!!

 

 

 

これも失敗・・・

 

 

 

 

 

───────────────────

 

 

瑞鶴「はぁ~……」

 

北上「結果は同じだったね・・・」

 

瑞鶴「アンタが指示に従わないから

   こうなったのよ!」

 

加賀「明らかに間違った指示に

   従うわけにはいかない。」

 

瑞鶴「ほ~う……」

 

加賀「やはり五航戦の子なんかに

   任せておいたのが間違い・・・私がやる。」

 

 

 

 

が・・・

 

 

 

 

ドーン!

 

 

 

失敗・・・

 

 

 

───────────────────

 

 

加賀「やっぱり、このレベルに合わせるのは

   難しかったようね。」

 

瑞鶴「緒戦でいきなり中破したのは何処の誰よ?」

 

加賀「ムッ 」

 

 

 

 

その後、大井と北上も旗艦をやってみたが・・・

 

 

 

 

バーン!

 

 

 

ズドーン!

 

 

 

この二人も失敗に終わった・・・

 

 

 

───────────────────

 

 

 

北上「どうして上手く行かなかったんだろう?」

 

金剛「指示がナッフィングでしたネー…」

 

大井「私と北上さんは完璧だったはずなのに…」

 

加賀「北上中心の輪形陣に、いったい何の意味が

   あったのでしょう?」

 

吹雪「はぁ~……」

 

 

誰も上手くいかず、吹雪は一人溜め息をつく。

すると、加賀が手拭いで何かを作っているのが

目に入った。

 

 

吹雪「可愛い!

   それ、ウサギですか?」

 

加賀「ええ、赤城さんに教わったの。

   入渠している時間が長いことが多いから。

   いる?」

 

吹雪「いいんですか?

   ありがとうございます!」

 

 

吹雪は加賀から手拭いウサギを貰った。

すると・・・

 

 

 

 

コンッコンッ

 

 

 

天馬『あのー、まだ掛かりますか?

   流石に傷口がヒリヒリしてきました・・・』

 

瑞鶴「アンタの場合、消毒液と絆創膏があれば

   すぐ直るでしょ?」

 

金剛「それより、今度はマッツーが旗艦を

   やってみたらどうですネー?」

 

天馬『えっ、俺がですか?』

 

加賀「確かに、ダメ元でも1度やってみた方が

   いいと思います。」

 

天馬『・・・わかりました、やってみます!』

 

 

 

この後、天馬が旗艦でのテストをやったが……

 

 

 

 

ドン!

 

 

 

失敗・・・

だが爆発の大きさは7人の中で最小だった。

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

~第五遊撃部隊 寝室A~

 

 

その後、一同は寝室に集まったが

皆、表情は暗かった。

 

 

天馬「やっぱり、俺でもダメでした・・・」

 

瑞鶴「こうなったら、提督に話してくる。

   こんな状態で本格的な反攻作戦になったら、

   他の艦隊の足を引っ張るだけよ。

   編成を変えてもらうしか無いわ。」

 

金剛「ファニーな艦隊ですけどネ~…」

 

瑞鶴「ファニーかどうかじゃないでしょ?」

 

瑞鶴「そもそも、構成されているメンバーの

   バランスも悪いです。

   編成の再編成を提督に進言した方が

   いいと思います。」

 

大井「賛成です。」

 

吹雪「ちょっと待ってください!」

 

瑞鶴「何よ、反対なの?」

 

吹雪「反対というか・・・

   でも、せっかく新しい艦隊になった

   ばかりなのに…」

 

瑞鶴「だからこそ早い方がいいのよ。

   どうしたって解り合えない関係というのは

   存在するの。

   そんな者同士が一緒にいたって、互いに

   辛いだけでしょ?」

 

吹雪「でも・・・」

 

 

天馬「俺は吹雪さんに賛成です。」

 

瑞鶴「天馬?」

 

天馬「俺、この艦隊で頑張りたいんです!

   始まる前から諦めるなんて、絶対に嫌です!」

 

瑞鶴「・・・。」

 

 

天馬の言葉に、口を閉ざす瑞鶴。

すると・・・

 

 

 

『ゥゥゥウウウウウウゥゥゥ~……』

 

 

 

鎮守府中にサイレンが鳴り渡る。

 

 

 

大淀『偵察機より入電!

   鎮守府近海に敵深海棲艦、雷巡チ級を

   中心とする艦隊を発見!

   鎮守府目指して北上中です!』

 

長門『第五遊撃部隊は直ちに出撃し、

   これを駆逐せよ!』

 

 

天馬「皆さん、急ぎましょう!」

 

 

天馬の掛け声で、第五遊撃部隊は地下ドックへと

向かい、 そして艤装を装備し、深海棲艦のいる

海域へと向かった。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

~鎮守府近海~

 

 

金剛「エネミー、何処ですカ~?」

 

瑞鶴「雷巡数隻って言ってたわよね?

   楽勝じゃないの!」

 

大井「北上さん、一気に片付けて来ましょう!」

 

北上「うん!」

 

 

大井と北上は、瑞鶴達を追いこし先行していく。

 

 

瑞鶴「待ってよ、私も行く!」

 

 

瑞鶴も後を追おうとするが・・・

 

 

吹雪「待ってください!」

 

 

3人は吹雪に呼び止められた。

 

 

吹雪「敵の戦力に関わらず艦隊として規律を持って

   戦うことが大切だって、いつも演習で

   教わってきませんでしたか?」

 

大井「じゃあ、どうしろというの?」

 

吹雪「瑞鶴さんと加賀さんは、先ず索敵を。」

 

瑞鶴「索敵?

   たった数隻の敵に?」

 

加賀「私まで?」

 

吹雪「だからこそ、ちゃんとした方が

   良いと思うんです!」

 

加賀「・・・わかったわ。」

 

 

瑞鶴と加賀は矢を放ち、吹雪の指示通り

索敵機を飛ばす。

 

 

吹雪「大井さんと北上さんは、左舷雷撃戦の用意を!」

 

北上「そうだね、わかった!」

 

大井「北上さん!

   でも、誰が前に出るの?」

 

吹雪「私が行きます!

 

一同「えっ?」

 

吹雪「私が引き付けますから、みんなで攻撃を!」

 

瑞鶴「吹雪・・・

   ・・・わかったわ!」

 

 

吹雪が指示を出した後、加賀の索敵機から

通信が入った。

 

 

加賀「索敵機から入電、"敵艦見ゆ!"」

 

吹雪「行きます!」

 

 

敵艦発見の報告と同時に、吹雪は勢いよく

前へ出た。

しばらく走ると前方に雷巡チ級と駆逐艦2隻が現れた。

 

 

吹雪「見えた・・・」

 

 

チ級も吹雪を発見すると、砲弾と魚雷を撃ち

吹雪を攻撃した。

吹雪は砲撃を避けてなおも潜行するが、

チ級の放った魚雷は海中で爆発し高波を起こした。

 

 

ザバーン!

 

 

吹雪「うわあああ!」

 

 

吹雪は海水を被りながらも倒れず持ちこたえる。

だが、すぐ目の前には雷巡チ級が吹雪に再び

砲撃を仕掛けようとしていた。

 

 

ダダダダダダダダ・・・!!

 

 

だが、横から加賀と瑞鶴の艦載機達が阻止する。

その直後、艦載機の一機がチ級に向け魚雷を発射。

魚雷はチ級に命中し水しぶきをあげる。

チ級は怯み、その隙を突いて天馬と金剛が砲弾を撃つ。

 

 

天馬「撃ち方始め!」

 

金剛「撃ちます!ファイヤー!!」

 

 

ズドーン!

 

 

しかし、放った砲弾は全てかわされてしまう。

だがチ級は自分の左隣に大井と北上がいることに

気がついていない。

 

 

北上「大井ッチ!」

 

大井「北上さん!」

 

 

ズドドン!!

 

 

北上と大井は魚雷数発をチ級に向けて同時に放つ。

チ級は魚雷が接近するのに気づくが既に遅し。

魚雷は全て命中しチ級は轟沈した。

 

 

ドカーン!

 

 

大井・北上「やった~!」

 

 

この時、吹雪は少し驚いていた。

まさか自分の指示で艦隊がここまで上手く

機能するとは思ってもいなかったからだろう。

だが、安心するのはまだ早かった。

 

 

天馬「レーダーに艦あり!

   9時の方向、距離3km!」

 

一同「!!」

 

 

天馬の警告通り、9時の方向から重巡リ級1隻

駆逐ロ級3隻、計4隻の深海棲艦が接近してくる。

 

 

吹雪「どうしよう・・・

   こんなこと予想外です・・・」

 

金剛「ど、どうするデース・・・」

 

 

予想外の出来事に戸惑う一同。

すると・・・

 

 

天馬「全艦、単縦陣!

   砲雷撃戦用意!」

 

瑞鶴「ちょ、なんでアンタが仕切るのよ!?」

 

天馬「今だけ俺に指示を任せて下さい!

   大丈夫、絶対に勝ちます!」

 

瑞鶴「・・・わかったわよ!」

 

加賀「配置は?」

 

天馬「俺を中心にして、前方から加賀さんと瑞鶴さん

   吹雪さん、後方から金剛さんと北上さん

   大井さんの順番でお願いします!」

 

 

一同は天馬の指示通りに並ぶ。

その直後、敵艦隊は重巡リ級と駆逐ロ級集団の

二手に別れ、ロ級集団は左舷から潜行し

リ級は後方から回り込んでくる。

 

 

天馬「加賀さんと瑞鶴さんは、九九式艦上爆撃機で

   左舷の潜行する駆逐ロ級を狙ってください!

   金剛さんは後方から回り込んでくる重巡リ級を

   叩いてください!

   吹雪さん達は魚雷の発射準備をして

   しばし待機を!」

 

北上「わかった!」

 

 

加賀「目標捕捉!」

 

瑞鶴「発艦準備完了!」

 

金剛「ターゲット、ロックオン!」

 

天馬「攻撃開始!」

 

 

パシューン!

 

 

加賀と瑞鶴は天馬の指示通り、左舷から潜行してくる

ロ級目掛け1本ずつ矢を放つ。

矢は炎を纏い、九九式艦上爆撃機へと姿を変えた。

爆撃機はロ級の真上に到達すると、

上空から爆弾を投下。

 

 

ドカーン!

 

 

爆弾はロ級3隻中2隻に命中し、ロ級2隻は轟沈した。

 

 

瑞鶴「よしっ!」

 

金剛「撃ちます!ファイヤー!!」

 

 

ズドーン!

 

 

金剛は後方から回り込んでくる重巡リ級に向けて

三式弾を撃つ。

三式弾は見事に命中し、リ級は轟沈した。

だが、今度は生き残ったロ級1隻が多数の魚雷を

発射してきた。

 

 

吹雪「左舷、魚雷接近!」

 

天馬「迎撃開始!

   魚雷発射!」

 

大井・北上・吹雪「魚雷発射!」

 

 

ズドドン!!

 

 

大井・北上・吹雪は、接近してくる敵魚雷に向け

一斉に魚雷を発射。

魚雷は命中し水中で爆発、巨大な水しぶきを起こす。

水しぶきは天馬達とリ級の間に厚い壁を作りだした。

 

 

天馬「今だ!

   撃ち方始め!」

 

 

バシューン!

 

 

天馬は水しぶきの中に向けショックカノンを撃つ。

ショックカノンは水しぶき中を突き抜け、

向こう側のリ級に命中。

リ級は爆発し、轟沈した。

 

 

天馬「よっしゃあ!」

 

吹雪「天馬君、凄い……」

 

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

~第五遊撃部隊 寝室A~

 

 

その後、一同は部屋でもう一度誰が旗艦をやるか

話し合い、結果吹雪が旗艦をやることになった。

 

 

吹雪「き、旗艦!?」

 

天馬「ええ、吹雪さんに決定です。」

 

吹雪「ちょっと待って!

   聞いたことないですよ!

   駆逐艦の旗艦なんて・・・」

 

瑞鶴「私も思ったんだけどさ。」

 

加賀「空母・雷巡・戦艦が2杯ずつに駆逐艦が1杯、

   本来なら絶対にありえない編成。」

 

北上「ならむしろ、旗艦もあり得ない方が

   いいんじゃないって話になったの。」

 

吹雪「で、でも・・・」

 

金剛「ゴチャゴチャ言ってないでやってみるですネー!

   ワン・サウザンドの道もワン・ステップから

   デース!」

 

吹雪「訳分からないですけど・・・。

   だったら私は、天馬君を現場指揮艦に

   指命します!」

 

天馬「現場指揮艦?」

 

吹雪「今日みたいに予想外の出来事に遭遇したとき

   指示を出す艦だよ!

   私が作ったの!」

 

瑞鶴「確かに、あんな状況で的確かつ迅速に

   指示を出せるなんて、今考えたら凄いわね。」

 

天馬「でも、俺に勤まるんでしょうか?

   そんな重大な役・・・。」

 

吹雪「天馬君なら出来るよ!

   だって、天馬君はキャプテンだったんでしょ?」

 

天馬「・・・わかりました!

   俺、やります!」

 

吹雪「じゃあ天馬君、お互い頑張ろう!」

 

天馬「はい!」

 

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

その日の夜、吹雪は加賀から貰った手拭いウサギを

眺めながら考えていた。

 

 

吹雪「本当に、これでよかったのかなぁ?」

 

 

すると隣の部屋から声が聞こえてくる。

 

 

金剛『ティータイムはまだですカー!?』

 

大井『静かにして!!

   とっとと寝てください!!』

 

金剛『ブー!!』

 

吹雪「・・・よかったんだよね?」

 

 

すると・・・

 

 

天馬「吹雪さん、お先でした。」

 

瑞鶴「いやーサッパリしたわねぇ。」

 

吹雪「天馬君、瑞鶴さん。」

 

瑞鶴「ん?」

 

 

瑞鶴と天馬は吹雪の手拭いウサギが目に入った。

 

 

天馬「なんですか、それ?」

 

瑞鶴「可愛いわね。

   作り方教えてくれない?」

 

吹雪「じゃあ加賀さんに聞いてください。

   これ、加賀さんが作ったんです。」

 

瑞鶴「えっ?」

 

 

そんな加賀はベッドに腰掛けてアイスを食べている。

 

 

吹雪「教えてもらってもいいですか?」

 

加賀「別にいいけど。」

 

瑞鶴「ええっ?」

 

吹雪「行きましょう!」

 

 

吹雪は加賀の隣にそっと腰かける。

 

 

吹雪「よいしょ。」

 

加賀「狭い。」

 

吹雪「いいんです。

   瑞鶴さんと天馬君も早く。」

 

天馬「わかりました。」

 

瑞鶴「ちょっと、待ってよぉ!!」

 

 

 

こうして、第五遊撃部隊は一日を終えた。

 

 

 

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