バトルシップイレブン ~艦娘とサッカー少年達の出会い~ 作:ヒビキ7991
ある日、天馬達第五遊撃部隊は鎮守府である敵と
交戦していた。
だが、その場には宇宙戦艦ヤマトの艤装を身につけた
天馬しかおらず、辺りには全壊した建物、
吹雪をはじめとする仲間達の遺体があった・・・
天馬「みんな・・・」
天馬の目の前には、全身から赤黒いオーラを放つ
謎の深海棲艦がいた。
天馬「くっ!」
謎の深海棲艦は右手の平を前に出すと、手のひらに
エネルギーを集中させ、まるで血のように赤い
光線を放った。
天馬は艦首の艤装を正面で合体させ、深海棲艦に
向けて波動砲を放った。
天馬「いっけえええ!」
バッシュウウウウウウゥゥゥ!!
だが、天馬の波動砲は敵の光線に打ち消され
光線は波動砲と艤装、天馬の腹部を貫通した。
天馬「そんな・・・」
天馬の身体は腹部から徐々にヒビが入り、
そして・・・
ガッシャーン
「うわああああああああああ!!」
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~第五遊撃部隊 寝室A~
ガバッ!
天馬「うわあ!
ハア、ハア・・・」
天馬は目を覚まし、布団から飛び起きた。
辺りを見ると、吹雪達が心配そうに天馬を見ていた。
天馬「皆さん、おはようございます。」
吹雪「天馬君、大丈夫?」
瑞鶴「なんか、結構魘されてたみたいだったけど・・・
どうしたの?」
天馬「ええ、ちょっと変な夢を見ていたもので・・・」
加賀「変な夢?」
金剛「どんな夢ですカー?」
天馬「今までの敵とは比べ物にならないくらい、
強い深海棲艦に、鎮守府を破壊された
夢でした。」
大井「鎮守府を破壊されたって、気味悪いこと
言わないでよ。」
北上「まあ夢なら忘れちゃいなよ。
現実のことじゃないんだしさ。」
天馬「・・・そっか、そうですよね。」
すると突然、部屋の扉が勢いよく開き
夕立がやって来た。
夕立「吹雪ちゃん!」
吹雪「夕立ちゃん、どうしたの?」
夕立「今すぐ教室に来て!
如月ちゃんが帰ってきたッポイ!」
天馬「なんだって!?」
吹雪「如月ちゃんが!?」
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~駆逐級~
一同は急いで駆逐級の教室に向かった。
教室に入ってみると、駆逐級の生徒達と
夕張達 元第四水雷戦隊のメンバーが群がっていた。
天馬「皆さん!」
島風「二人ともおっそーい!!」
吹雪「あの、如月ちゃんが帰ってきたって
聞いて来たんですけど・・・」
暁「ここにいるわよ。」
暁がその場から退くと、そこには見覚えのある
ゆるやかなウェーブのかかった栗色のロングヘアに
ピンクの玉に三枚の羽根飾りが付いたような
髪飾りを付け、トロっとした紫の落ち着いた瞳をした
艦娘の姿があった。
第五遊撃部隊一同はその場で目を疑った。
天馬「如月さん!?」
吹雪「うそ!?」
如月「やっほー、吹雪ちゃんに天馬君。」
そこにいたのは、紛れもなく如月だったからだ。
天馬「で、で、どもどうして・・・」
剣城「昨日の夜、俺と睦月さんが灯台近くで
如月さんを発見したんだ。」
睦月「初めは私たちも驚いたよ。
だって、もう二度と会えないと思ってた
如月ちゃんに、もう一度会えたんだから。」
如月「皆さん、ご心配をおかけして
申し訳ございません。」
北上「でもさ、どうして無事だったの?」
大井「そうよ。
この前のW島攻略作戦のとき、敵艦載機の
攻撃で轟沈したって聞いたけど。」
如月「ええ、確かに私はあの時の攻撃で轟沈して
しまいました。
ですが沈んでいく途中、海流に飲み込まれて
気が付けば何処かの無人島に漂流していました。
幸いにも羅針盤とエンジンは無事だったので
怪我が治るのを待って、それから鎮守府に
帰ってきた、ということです。」
吹雪「そうだったんだ。」
夕張「ま、結果良ければ全て良し!
これからも一緒に頑張っていきましょ!」
如月「はい!」
夕張「よしっ!
じゃあ早速、演習に行きますか!」
一同は夕張を先頭に演習場へと向かった。
第五遊撃部隊と剣城・神童は遅れながらも
後に続いた。
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~演習場~
数分後、一同は演習場で演習を受けていた。
今回は敵艦隊の攻撃を避けつつ敵旗艦にダメージを
与えるというのがテーマだ。
ちなみに敵艦隊役は大井・北上・加賀・瑞鶴・夕張が
勤めることになり、敵旗艦には的を使用する
ことになった。
利根「次、天馬!」
天馬「はい!
お願いします!」
天馬は推進機をふかし勢いよく的に向かって
突き進む。
加賀と瑞鶴は演習用の艦載機を放ち上空から、
大井と北上と夕張は魚雷と砲撃で海上から
天馬を攻撃する。
バババババババババッ!!
天馬「くっ!」
天馬は銃弾の雨を掻い潜り、魚雷と砲撃を避けながら
標的に向かって突き進む。
だが・・・
ドカーン!
その内一発の魚雷に命中してしまった。
天馬「うわあ!」
利根「どうしたのじゃ天馬!
いつものキレが無いではないか!」
天馬「すみません・・・」
夕張「調子が良くないなら、今日はもう止めとく?」
北上「それがいいんじゃない?
ここんとこ結構ハードな任務ばかりだし
それにグラウンドで毎日特訓やってるし
疲れるのも無理ないよ。」
利根「そうじゃな・・・
天馬、今日はもうゆっくり休め。」
天馬「はい、失礼します・・・」
天馬は艤装を外し、その場を後にした。
吹雪「天馬君、大丈夫かな・・・」
剣城「いつもは、あそこまで気分が落ち込むことは
ないんだがなぁ・・・」
如月「心配ですね・・・」
三人が心配そうに天馬を見ていると、
潮風が吹き、三人の髪を揺らした。
だが、いつもは髪が痛むのを嫌う如月が何故か
髪を押さえない。
剣城(変だな。
如月さん、たしか潮風で髪が痛むのが
嫌だったはずだが・・・)
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~入渠ドック 浴場~
演習後、天馬は入渠ドックでゆっくり体を休めていた。
だが、同時に考え事をしていた。
今朝見た夢のことだ。
天馬(もし、本当に敵に波動砲が通用しなかったら
どうしよう・・・
波動砲は俺の、宇宙戦艦ヤマトの最大の
武器なのに、それが通用しないとなると、
吹雪さん達を守ることは・・・
ダメだ、今よりもっと強くならないと!)
かれこれ考えていると・・・
ガラガラガラ・・・
入り口の扉が開き、誰かが入ってきた。
扉の方を見てみると、そこには体にバスタオルを
巻いた吹雪がいた。
天馬「ふ、吹雪さん!?」
吹雪「あ、天馬君。
脱衣場に服があったからもしかしたらって
思ったけど、やっぱりここにいたんだ。」
天馬「えっ?
いや、その、え~っと・・・」
天馬は頬を赤くしながら、後ろを向き目をそらした。
吹雪は天馬の隣にゆっくりと浸かる。
吹雪「大丈夫?
顔、真っ赤だけど。」
天馬「いや、その・・・お、女の人と一緒に
お風呂なんて入ったことないものですから
その、何て言うか・・・」
吹雪「そっか・・・」
すると、吹雪が突然天馬にそっと寄り添ってきた。
天馬「吹雪・・・さん?」
吹雪「なんだかね、男の人にこう寄り添うと、
気分がホッとするらしいんだ。」
天馬「そ、そうなんですか?」
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~入渠ドック 脱衣場~
その頃、ドックの脱衣場に加賀・瑞鶴・大井・北上
金剛・睦月・夕立の7人がやって来た。
瑞鶴「今日の天馬、なんだか調子悪かったね。」
加賀「もしかしたら、今朝言ってた夢の事を
気にしていたのでは?」
睦月「夢?」
北上「うん、何でも今までと比べ物にならないくらい
強い深海棲艦に、鎮守府を破壊された
夢を見たらしいんだ。」
夕立「なんだかリアルッポーイ。」
大井「ま、所詮は夢ですけどね。」
すると・・・
金剛「エヴリワン!
ルック!
あれを見るですネー!」
金剛が何かに気づき、叫び、指を指す。
その先には2つのカゴ。
片方には吹雪の来ているものとおぼしき制服。
もう片方には背中に8と書かれた雷門の黄色い
ユニフォーム。
瑞鶴「これって、天馬のユニフォーム?」
加賀「8番ですから天馬君のものです。
こっちの服も吹雪さんの物と見て、
間違いないでしょう。」
睦月「といことは・・・」
一同「もしや・・・」
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~入渠ドック 浴場~
脱衣場に瑞鶴達がいるとも知らず、天馬と吹雪は
一緒に話をしていた。
吹雪「天馬君って、小さいときから
サッカー上手だったの?」
天馬「いえ、昔はサッカーなんて全くのからっきしで、
周りのみんなから、テンパー天馬って
呼ばれてました。」
吹雪「そうなんだ。
全く想像出来ないなぁ。」
天馬「その頃の俺、ドリブル以外サッカーなんて
全く出来ませんでしたから、学校でも
試合に出させてもらえなくて、
でも、だから、みんなと一緒に同じ
フィールドでサッカーをしたいって、
いつも思ってました。」
吹雪「そうなんだ。
なんだか似てるね、私達。」
天馬「えっ?」
吹雪「私、航行も攻撃も苦手だったから
前の鎮守府にいたときは全く実戦に
出してもらえなかったの。
でも、だから、みんなと海に出たいって
毎日思ってたんだ。」
天馬「ほんとだ、俺達って似てますね。」
吹雪「うん。」
グゥ~~
吹雪「あっ・・・」
突然、吹雪のお腹が鳴った。
天馬「吹雪さん?」
吹雪「ごめん、お腹空いちゃった・・・」
天馬「ハハハ……」
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~入渠ドック 脱衣場~
その頃、脱衣場では瑞鶴達が扉のわずかな隙間から
浴場にいる二人の様子を伺っていた。
瑞鶴「あの二人、いつの間にあんな仲に
なってんのよ。」
大井「私と北上さんがいる前で生意気だわ!」
金剛「ですが、これで提督のハートを狙う
ライバルが減ったと思えばいいですネー。」
睦月「う~ん、物は言い様というか何と言うか……」
天馬『良かったら、お昼にラーメンでも食べに
行きませんか?
稲妻町で一番美味しいラーメン屋さん
知ってるんですよ。』
吹雪『ほんと?
行く行く!』
天馬『よしっ!
じゃあ行きましょう!』
瑞鶴「まずい、二人が出てくる!
早く出て出て!」
瑞鶴達は大急ぎで脱衣場から外に出る。
脱衣場に誰も居なくなったと同時に、浴場から
天馬と吹雪が出てきた。
天馬「今、誰かに見られていたような気が
したんですけど・・・」
吹雪「気のせいじゃないかな?」
二人は体を拭き服を着ると、入渠ドックから
灯台へ向かい、灯台の扉から稲妻町の
木枯らし荘の庭へ出た。
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~木枯らし荘 庭~
灯台から木枯らし荘の庭へ出た二人。
庭では秋が洗濯物を干している最中だった。
秋「あら天馬、それに吹雪さん。
どうしたの?」
天馬「雷雷軒のラーメンを食べに
行くところなんだ。」
吹雪「雷雷軒?」
天馬「ああ、さっき俺が言った美味しい
ラーメン屋さんの名前です。」
吹雪「へえー。」
秋「そうなんだ。
飛鷹君にヨロシク伝えて。」
天馬「わかった。
行って来まーす。」
吹雪「行って来まーす。」
秋「行ってらっしゃーい。」
天馬と吹雪は二人仲良く、雷雷軒のある
商店街へと向かった。
そしてその数分後、ドアから瑞鶴達が
こっそりと出てきた。
秋「あら、瑞鶴さんに皆さん。
どうしたの?こそこそして。」
瑞鶴「秋さん、ここで天馬と吹雪を
見ませんでしたか?」
秋「ええ、天馬と吹雪さんならさっき、商店街の
雷雷軒っていうラーメン屋さんに
向かったけど。」
瑞鶴「商店街の雷雷軒ってラーメン屋か・・・
ありがとう!」
瑞鶴達は大急ぎで商店街に向かった。
秋「何かあったのかしら?」
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~商店街アーケード 雷雷軒2号店~
ガラガラガラ・・・
天馬と吹雪は、商店街アーケードにあるラーメン屋、
雷雷軒2号店へとやって来た。
厨房には若い店主が立っている。
飛鷹「いらっしゃい!」
天馬「飛鷹さん、こんにちは。」
飛鷹「よお天馬、今日も練習帰りか?」
吹雪「天馬君、この人は?」
天馬「この雷雷軒2号店の店主、飛鷹 征矢さん。
常連のお客さんから、"湯切りのトビー"って
呼ばれてるんだ。」
飛鷹「天馬、お前もしかして彼女できたのか?」
天馬「そ、そんなんじゃないですよ!」
飛鷹「ハハハっ!
まあ突っ立ってないで座んな。」
天馬と吹雪はカウンター席に隣り合って座る。
そして二人はラーメンを注文した。
飛鷹「ところでお嬢さん、名前は?」
吹雪「えっ?
ふ、吹雪です。」
飛鷹「話は雷門の連中から聞いてるさ。
お前さん、艦娘って言うんだってな。」
吹雪「はい。」
飛鷹「稲妻町、初めてなんだよな?」
吹雪「ええ、この間サッカー部の皆さんと
練習試合をさせてもらったくらいで、
町のことは全く・・・」
天馬「良かったら、後で町を案内しましょうか?」
吹雪「いいの?
ありがとう。」
飛鷹「けっ、羨ましい光景だな。
はいよ、ラーメンお待ち!」
天馬・吹雪「いただきまーす!」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
~商店街アーケード 入り口~
その頃、商店街アーケード入り口には瑞鶴達がいた。
瑞鶴「商店街って、ここだよね?」
夕立「この中にその雷雷軒ってラーメン屋さんが
あるッポイ。」
北上「あそこじゃないかな?
あの外壁が赤いあの店。」
大井「行ってみましょう。」
一同は商店街に入り雷雷軒へと向かう。
すると・・・
ガラガラガラ・・・
店の扉が開き、天馬と吹雪が出てきた。
瑞鶴「やばっ!」
瑞鶴達は急いで近くの路地裏に潜り込んだ。
飛鷹「まいどあり!」
吹雪「美味しかった~。
ありがとう、天馬君。」
天馬「どういたしまして。
それで、何処行きましょうか?」
吹雪「じゃあ、天馬君のオススメスポットに
連れていってくれる?」
天馬「わかりました!」
天馬と吹雪は商店街からある場所へと向かった。
飛鷹はその様子を店先から見ていた。
飛鷹「いいねぇ、青春だねぇ~。」
「ヘルプミ~・・・」
飛鷹「ん?」
飛鷹は、声のする方向を見た。
そこには路地の中でぎゅうぎゅう詰めになっている
瑞鶴達がいた。
飛鷹「何してんだ?
あんたら・・・」
瑞鶴「それより早く助けてくださ~い…。」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
~鉄塔広場~
天馬は吹雪を連れて鉄塔広場へとやって来た。
天馬「着きましたよ。
鉄塔広場です!」
吹雪「うわぁ、なんか良いところ。」
天馬「ここは、俺の一番尊敬する人が
一番のお気に入りにしてた場所なんです。」
吹雪「尊敬する人って、もしかして
サッカー関係の人?」
天馬「ええ。
その人は、10年前の雷門中サッカー部の
キャプテンを勤めていた人で、監督としても
選手としても、キャプテンとしても
凄い人なんです。」
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
円堂『勝負の行方を決めていいのは、
勝利の女神ただ一人だ!』
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
天馬「あの人は、俺の憧れなんです。」
吹雪「そっか・・・
ねえ、天馬君。」
天馬「なんですか?」
吹雪「あのね、今度の反抗作戦が終わったら
伝えたい事があるんだけど・・・」
天馬「伝えたい事?
今じゃダメなんですか?」
吹雪「だ、ダメだよ今じゃ!」
天馬「わかりました。
じゃあ、俺と約束してくれませんか?」
吹雪「約束?」
天馬「絶対に、生きて帰ってくるって。」
吹雪「・・・わかった。
約束だよ!」
天馬「はい!」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
~鎮守府 第五遊撃部隊 寝室A~
その日の夜、天馬と吹雪は稲妻町から
鎮守府へ帰還した。
寝室には、加賀・瑞鶴・大井・北上・金剛の
5人がいた。
天馬・吹雪「ただいま~」
大井「お、お帰りなさい。」
北上「二人とも、今日は随分と遅かったね。」
吹雪「ごめんなさい。
ちょっと天馬君と稲妻町へお出かけに
行ってたもので。」
金剛「ぶ、ブッキーとマッツーだけズルいデース!」
天馬「それよりも・・・」
天馬は瑞鶴と加賀へと目を向ける。
天馬「皆さん、俺達の後をつけてましたね?」
一同(ギクッ!?)
瑞鶴「な、何言ってるの天馬!!」
加賀「私たち、あなた達が一緒に雷雷軒のラーメンを
食べに行ったり、一緒にお風呂入ってたり
してたなんてこれっぽっちも知りませんから!」
珍しく加賀が動揺している。
天馬「ふーん・・・
やっぱりつけてたんじゃないですか!!!
しかも入渠ドックにいたときから!!!」
吹雪「ず~い~か~く~さ~ん?」
瑞鶴「やばい……逃げろー!!」
瑞鶴達5人は大急ぎで部屋から出ていった。
天馬と吹雪も後を追う。
天馬・吹雪「待てっ!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
~提督室~
その頃、提督室では提督と長門が書類の
整理をしていた。
提督「よし、今日の仕事終わり~っと。」
長門「お疲れさまです。」
すると・・・
「待てー!!」
「待ちなさーい!!」
提督・長門「んっ?」
突然、窓の外から声がした。
窓の外を見てみると、グラウンドで瑞鶴達が
天馬と吹雪に追いかけられていた。
天馬「待て瑞鶴!!」
瑞鶴「お願いだから許してよおおお!!」
提督「第五遊撃部隊で何があったんだ・・・?」
長門「さあ・・・?」
天馬・吹雪「待てーっ!!」
5人「ひえええええええええええ~!!」
この後、瑞鶴達5人は天馬と吹雪から
こっぴどく叱られたのだった。