あと、時間が飛びます
魔人の前から消えた少年は...
ヒュゴォォォォォォォォォォォォォ!!
「ああああああああああああああぁぁぁぁぁあああ!!?」
少年は落ちていた。余りの出来事に少年は固まり、固まったまま落ちていく。
高さは約200mだろうか。
落ちていく中、少年は
これがテンプレって奴か...
と、若干諦め気味に考えていた。
しかしそんなことを考えている間にも地面は近づいてくるわけで...
「(あ、オワタ)」
ズガァァァァーーーン!!
「いってぇぇーーーーーーー!!...あり?」
自分の中で死が確定していた少年は変な声を出し、周りを見始める
「痛たたた...ここ何処だ?てかなんで僕生きてんの...?」
不思議に思ったが、まずは現状確認。
と、少年は起き上がり、自分の体を確認する。
「...え、なんか傷一つないんだけど...怖...」
ここで少年は考えた、
自分が望んだのは『変わらない』能力、ただそれだけである。
変わると言うことは変化するということ。変化とは性質や状態などがかわること。
それが無いのであろう。
と、言うのが少年の結論になった。
つまり、
怪我が無い状態が『変わっていない』のである。
その結論に到達した少年は、自分の願ったことに驚きまた、複雑な感情になった。
「と、とりあえずここは何処だ...?」
改めて周りを見渡すと、木、木、木、であった。つまりは森である。
「えぇ~...ほんとにここ何処...」
呆然とする少年。
しかし、立ち止まっててもしかない。
と歩き出す。
「下ったらどこかに出るかな...?」
何の考えもなしに...
~~~~~~~~~~2時間ほど経過~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
少年が立っていたのはどこかの町
「っと...とりあえず、森を出たには出れたんだが...」
きょろきょろと見回すもやはりそこは見知らぬ町
「日も傾いてきたし...急がないとまずいかな..?」
おそらくもう5時ぐらいという時間である。
少年はズボンのポケットから財布を出し、中身を確認する
財布の中には3万8千円ほどと、(原付の)免許、保険証などが入っていた。
「やっぱ(転生前と)変わんないか...」
そう言うと少年は今日泊まれそうな所を探して走りだした。
「あ、そうだ、ついでにここが何の世界なのかも分かりそうなものも探そう。」
~~~~~~~~~1時間ほど経過~~~~~~~~~~~~~
タッタッタッ
「え、怖い」
少年は1時間も走っているのに、息切れ一つしなかった
これも変わらない能力のせいである。つまり「疲労する」という状態に『変わらない』。
「てか、もうここら辺住宅街なんですが...」
もうそろそろ暗くなってくると思われるような夕日がさしている。
「はぁ...どうしよ...もう、泊めてくれる家とか探そうかな...」
ガックシとうなだれる少年。
顔を上げると、似たような服を着ている人が何人かいた。遠目から見ると、それはおそらく制服のようだった。
少年は彼らにここら辺のことを聞いてみることにした
「あの、すいません。ちょっといいですか?」
学生であろうその人は突然声をかけられたことに驚きつつも答えた
「え、あ、はい。いいですよ?」
「実は道に迷ってしまって…ここってどこですかね?」
「あぁ、ここは駒王って町ですよ」
それを聞いた少年は少し残念な気持ちになった。
なぜなら
少年はハイスクールD×Dを見ていなかったからだ
しかしにわか程度の知識ならある、と気を取り直す
「あの、どうしました?」
「あ、はい。駒王なら知ってたのでなんとかなりそうです。ところでその服は…」
「あ、いえっ、違うんですよ?。今年から駒王学園は共学になったんです。」
「そうなんですか…あ、ありがとうございました」
学生と離れ、少年は考える。
今年から共学って事は原作はまだか…ならそこらへんの森とかで修行みたいなのしようかな…
すると少年は、思い立ったが吉日、と近くに見えた森へ走った。
森の奥へやってきた少年、もう辺りは真っ暗闇である
なぜ近くに森が見えたかというと、身体能力を十倍しているので視力もそれなりになっていたのだ。
「遠すぎ…まぁいいや、とりあえず。鍛えてみるかぁ」
少年はおもむろに腕立て伏せをし始めた。
「疲れないことが分かっているんだし、筋トレなんかで一年間ぶっ続けで鍛えてみよう。」
これから、少年の変態的筋トレが始まった。
「あ、そうだ。ここアニメの世界だし、アニメのワザとかもできるんじゃね」
お?
行き当たりばったりって難しい…