前回、一年をすっ飛ばすかもって言ったな・・・
あれは未定だ。
どうも失礼しましたm(_ _)m
さあ!今回も、こりっと頑張りましょう!
道場には、龍美、千冬、束、柳韻しかいなかった。
今日は、道場も休みらしい。
「はじめに、簡単な足運びと面打ちを教えよう」
柳韻は、龍美に竹刀を渡しながら言った。
「防具は、いいんですか?」
龍美は、竹刀の重さを実感しながら聞いた。
「まず、私自身が君の実力を知りたい、それに、私の方から打たないから防具は不要だ」
「わかりました」
そのあと、龍美は柳韻に簡単に習い、数分でものにすることができた。
というのも、龍美は勉学、運動神経、共に平均より上でさらに器用なのである。
「君は、なかなかに筋がいいな」
柳韻は、少し嬉しそうな顔をしながら言い
「では、そろそろ面打ちをして貰おう」
そう言うと、柳韻と龍美は向かい合いお互いに構えた。
「今、君が出せる全力を私にぶつけてきなさい」
柳韻は、目を鋭くさせながら龍美に言った。
「はい!」
龍美は、力強く返事をすると竹刀を握り直し目を尖らせた。
しばらくの沈黙・・・
千冬と束も、その空気にあてられ息を呑む。
「行きます!」
龍美が、力強く畳を蹴った。
パァン!
竹刀同士がぶつかり、乾いた音が道場に響き渡った。
龍美の面打ちを、柳韻は軽々と受け止めていた。
「・・・これは、驚いたな」
柳韻は、少し目を見開き言った。
「けっこう、思いっきり振り下ろしたんですけど・・・僕の方の手が痺れちゃってます」
龍美は、竹刀を置き両手を広げたり閉じたりしていた。
それを、聞いた柳韻はキョトンとし
「はっはっはっ! そりゃあ、私も伊達に剣道を長い間やっていないからな、それに、手が痺れるのは体が慣れていないところが大きいな」
柳韻は、笑いながらも龍美に言った。
手が痺れてると聞き、千冬は右手を、束は左手をツンツンする。
「うわっ! ちょっ! 二人とも止めてよ! ・・・・くぅ!」
龍美が、逃げようとしたら後ろから捕まえられた。
龍美が振り返るとそこには・・・
「いや、すまんな龍美君。 私も、昔はよく悪戯をした方でな、偶に悪戯をしたくなるんだよ」
柳韻は、悪戯っ子が浮かべるような笑みを浮かべながらもガッチリと龍美を掴んでいた。
「はっ、はははは・・・・」
龍美は、顔を青くし引き攣った笑みを浮かべていた。
そして・・・
「うわぁぁぁぁぁぁ!」
龍美の、絶叫が外まで響き渡った。
その後・・・・
「たっ、たつ兄、ごめんなさい・・・・」
「ごめんなさい・・・・」
千冬と束は、正座をさせられていた。
ちなみに、柳韻はいつの間にか逃げていた。
「ふーん、別に止めてもいいよ? その代わり止めたら、もうおかしは作ってあげないから」
「「!?」」
千冬も束も、龍美の作るお菓子は大好きで週に一回は作ってもらっている。
それは、二人にとっては毎週の楽しみであるため無くなるのは楽しみが一つ減る・・・
これは、二人にとって耐え難いことだった。
二人は、顔を青くしながらも正座を止めることはしなかった。
そこに、龍美はどこから出したのか木の枝を手に持っていた。
「た、たつ兄? まさか・・・」
「たつ兄は、そんな酷いことしないよね! しないよね!」
千冬も束も、必死に問い掛けた。
しかし、
龍美は、とてもいい笑顔だった。
「痺れって、触るとすぐに治るらしいよ♪」
「うわぁぁぁぁぁぁ!」
「うぎゃぁぁぁぁぁ!」
千冬と束の、悲鳴が響き渡った。
この日、二人は誓った・・・・
龍美に下手に悪戯をすることはしないと・・・
~祝~
第十話!!
気がつけば、もう?十話ですね( ´ ▽ ` )ノ
作「今回は、特別ゲストを呼んでます! どうぞ!」
柳「第1回目が、私なんかでいいのか?」
作「子ども達3人は、今お取込み中なんで」
柳「はっはっはっ! しかし、龍美君には驚かされたよ」
作「と、言うと?」
柳「それは、この先の展開を期待してくれ」
作「っ!! ふざけてるんですか!?」
柳「そこは、君の領分だろ?」
作「すいませんでした!」
柳「はっはっはっ! まあ、精進したまえ」
作「はい!・・・ひっ!?」→走っていった
柳「どこへ行くんだ? おーい! 全くどうするんだこのコーナーは・・・・うん?」→振り返る
柳「!?」
「うわっ、うわぁぁぁぁぁぁ!」
作「じっ、次回もお楽しみに!」ガタガタ
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