今回は、誕生日会やります!
物語はいつも唐突です!(笑)
今回も、ぱりっと頑張りましょう!
龍美は剣道を習い始め毎日のように道場へ行っていた。
あれから、一年が経ち龍美は四年生、千冬と束は二年生になった。
そして、千冬も束も姉になった。
千冬には弟の一夏が、束には妹の箒が家族として増えた。
二人は、一夏と箒にメロメロになり四六時中、龍美に話をしていた。
龍美は、二人が笑顔で話すのをにこにこしながら聞き、決まって最後に
「今度、二人に会いに行くね♪」
と言うのである。
それを、聞くと二人は笑顔で
「 「もちろん!!」」
そう言うのであった。
桜も散り四月も終わりに近づいた頃、束がなにげなく龍美に聞いた。
「そうえば、たつ兄の誕生日っていつなの?」
「僕? 明日だけど?」
「「えぇぇぇ!?」」
龍美のとんでもない発言に、二人は驚きを隠せずにいた。
「あれ? 言ってなかったっけ?」
「聞いてない!」
「うん!うん!」
二人は、不服そうな顔をしながら言った。
実は龍美は、千冬と束の誕生日に毎年ケーキを焼いてプレゼントしていた。
ちなみに、千冬は12月15日、束は10月8日が誕生日だ。
千冬と束は、龍美に背を向け
「たつ兄の、プレゼントどうする? 明日だと、直ぐには用意できないよ?」
「うーん、どうしようか?」
二人が、唸っていると
「もしかして、二人とも明日来てくれるの?」
龍美が、聞くと二人は慌てて振り返り
「うん! 行くよ!」
「いっくんと、ほーきちゃんも一緒にね!」
「一夏くんと箒ちゃんに会えるのかぁ〜、明日が楽しみだな♪」
龍美は、自分の誕生日と二人に会えることを考え嬉しそうに笑いながら千冬と束と共に帰った。
~次の日~
龍美の誕生日会は、夜に行われるため龍美は道場に行っていた。
いつもなら、千冬も束も一緒に行くのだが今日は一緒ではなかった。
二人は、春乃に頼みケーキの焼き方を教えてもらっていた。
「千冬ちゃん、卵は白身と黄身で別々のボールに入れるのよ。 束ちゃん、今回はケーキだから麺棒は必要ないわ」
「白身と黄身で分ける? ど、どうやって分けるの?」
「えっ!? この棒で、生地を叩くんじゃないの?」
千冬は、ともかく束は明後日の方向へ向かって走っていた。
しかし、春乃は終始笑顔でいた。
たとえ、千冬が卵を潰しても、束が、くしゃみで小麦粉を舞わせても。
『きっと、娘がいたらこんな感じなのね♪』
その後も、いろいろとあったが春乃が的確に処理しなんとか完成させることができた。
「・・・ちーちゃん」
「・・・束」
「「プレート書いて!!」」
プレート、それはケーキで一番最初に目に入る物であり誕生日の人だけがもらえる特別な物である。
「ちーちゃん書いてよ! こういうの得意でしょ!」
「束が書いて! 器用でしょ!」
二人が、あーだこーだ言ってるのを笑いながら見ている恭弥と春乃。
ちなみに、恭弥は龍美が誕生日なので仕事は休んでいた。
けっきょく、お互いに一文字書いて交代にしたのだが・・・
「「どっちが兄書く?」」
千冬と束は、お互いに頭を抱え最終手段の春乃に頼み込むのだった。
しばらくして
「ただいまー」
「お邪魔します」
龍美と、柳韻が入ってきた。
龍美は、いつも通りリビングのドアを開けると
パン! パン!
「「「「お誕生日おめでと〜!!!!」」」」
クラッカーのリボンが、龍美に降り注いだ。
地味に、柳韻も後ろからやっていた。
龍美は、目をぱちぱちさせていたが次第に笑顔になり
「ありがとう!!! みんな!!」
最高の笑顔で言うのだった。
まず、すいませんm(_ _)m
次回も、龍美の誕生日会の続きやります(−_−;)
思ったより、長くなりそうなので二つに分けることにしました( ̄◇ ̄;)
次回は、千冬の両親と束の母親が登場します!
一夏と箒もちゃんと登場しますよ!
それではまた次回で!( ´ ▽ ` )ノ
感想、質問、応援メッセージ、お待ちしてます( ´ ▽ ` )ノ