今回は、龍美がメインです( ̄▽ ̄)
さあ! 今回も、ふにっと頑張りましょう!
剣道を始めた千冬の成長ぶりは凄まじかった。
始めて一週間で、同学年の子に勝つようになり、一ヶ月で自分より上の学年の子よりも強くなった。
しかし、龍美だけが残っていた。
あるとき千冬は、龍美に勝つことを目標とし自分を磨こうと心に決めた。
月日は流れ
龍美は、中学校に入学した。
「おめでとう! 兄さん!」
「たつ兄おめでとう!」
入学式を終え、校門から出てきたところに千冬と束がいた。
余談だが、龍美が卒業するときに千冬と束が泣きついて来たのは内緒である。
「ありがとう二人とも!」
龍美は、笑顔で応え二人と帰って行った。
それから、龍美は剣道部に入部し道場にも通い時間も忘れ自分を磨き続けた。
その甲斐もあって、数々の大会で好成績を残していた。
龍美に、とってこの数ヶ月はあっという間で既に一年近くが経とうとしていた。
ある日、龍美はいつものように部活へ行こうと荷物をまとめていると、
「桜井」
龍美が、手を止め顔を上げると担任の味上 雄二(みかみ ゆうじ)がドアの前に立っていた。
「よっ」
味上が、片手を上げ歩いて来る。
「どうしたんですか?」
「少し話があってな」
龍美は、はてと首をかしげた。
別に、怒られるようなこともしてないし委員会にも入っていない、龍美には心当たりがなかった。
「桜井は、委員会に入っていないだろ?」
無言で頷く。
「なら、生徒会に入らないか?」
「・・・生徒会ですか?」
「ああ。 桜井は、成績や生活態度もいい。 これ以上、生徒会にうってつけの生徒はいないからな」
龍美の通っている中学の生徒会は、なにより生徒の模範になることを重視しているため、ただ成績がいいだけでは入れないのだ。
「剣道部の練習があるので入るのは難しいかと・・・」
龍美自身も、別に入りたくないわけではないがやはり剣道の方に力を入れたい。
「ああ、そのことなら心配ない。 桜井には、部活のない日に頼むから」
ちなみに、剣道部は月曜日のみ休みなのだ。
「一日しか、出席できないんですけど・・・」
「なに、生徒会は書類を書くだけが仕事ではない。 朝会や生徒総会、他には部長、委員長を集めた会議とかだな」
味上は、どうあっても龍美を生徒会に入れたいらしい。
「月曜日と、さっき先生が言った仕事だけならやってもいいですよ」
「それは、生徒会に入ると考えてもいいんだな?」
『なんだか、やたらと生徒会に入れさせようとしてる気がするなぁ・・・・ けど、何事も経験だよね、柳韻さんも言ってたし』
「はい、大丈夫ですよ」
そう言うと、先生は満足そうに笑い、
「手続きは、こちらでやっておくから決まったら伝えよう。時間を取らせたな桜井、部活頑張れよ」
そう言って味上は出て行った。
龍美は、味上が出て行くと早々と荷物をまとめ部活へ急いだ。
このとき、龍美は手続きを任せるということに何の疑問も持っていなかった。
それから数週間後、龍美は手続きを任せた事を激しく後悔するのだった。
どうでしたか?
最近、いろいろと話を書きたいんですけどいつ入れようか迷ってます(−_−;)
早く、千冬と束も中学校に入学させたいし大変だ!
次回は、まさか龍美が!?
ではではまた次回!
感想、質問、応援メッセージ、お待ちしてます( ´ ▽ ` )ノ