今回は、ちゃんと本編やります!
さてさて、今回もずばっと頑張りましょう!
千冬と束は、しばらく状況を理解する事ができなかった。確かに、龍美とは同じ中学校だがこんなにも早く見る事になるとは微塵も思っていなかった。 なにより、龍美が生徒会長という事に驚いていた。
「・・・束」
「・・・なにかな? ちーちゃん」
「あれは、兄さんだよな?」
「うん、一ミリの狂いもなくたつ兄だよ」
それから二人は、式が終わるまで言葉を発することはなかった。
入学式も終わり、新入生たちが自分のクラスに戻っていくなかその列から抜け真っ直ぐに龍美に向かってくる生徒がいた。
「兄さん!」 「たつ兄!」
「わっ!?」
龍美は、驚いて振り返った。
そこには、不満顔の千冬と束がいた。
「千冬ちゃん、束ちゃん、入学おめでとう!」
そう言いながら龍美は、二人の頭を撫でる。
「「・・・////」」
二人は、照れて俯いたが、
「「・・・って違ぁぁぁぁぁう!」」
「えっ!?」
二人は、勢いよく顔を上げ龍美に詰め寄る。
「どうして、生徒会長をやってるって言ってくれなかったんだ!」
「うん!うん!」
「あれ? 言ってなかったっけ?」
「「聞いてない!!」」
二人は、さらに詰め寄った。
もうすぐ、鼻先があたるくらいに。
「ふっ、二人とも近くない?」
龍美が、そう言うと二人は顔を真っ赤にさせ凄い勢いで離れた。
二人が、あたふたしていると
「会長そろそろ」
龍美の後ろで、待機していた副会長が声をかけてきた。
「あっ、ごめんごめん」
龍美は、千冬と束に向き直ると
「改めまして、生徒会長の桜井 龍美です。 なにか、悩み事があったらいつでも生徒会室に来てください♪」
龍美は、ウインクしながら二人に言った。
二人が、教室に行くとすでに生徒たちは解散しており残っていたのは担任だけだった。
「まったく、体育館からここまでの道でどうやって道草を食うんだ?」
担任が、呆れながら言う。
「すいません。 生徒会長と話をしていたら遅れました」
千冬が頭を下げ言った。
「生徒会長と? 」
担任が、不思議そうに二人を見る。
「まあいい、自己紹介はまた明日やることにしたから今日はもう帰れ。 また、道草食うなよ〜」
担任は、手をひらひらさせながら歩いて行った。
千冬は、それを見送っているとつんつんと肩を突かれた。
「ちーちゃん!生徒会室に行こうよ!」
束が、目をキラキラさせながら言った。
千冬は、しょうがないなとため息を吐きスキップしている束について行った。
自分も、行こうと思ってたのは内緒である。
~生徒会室~
いつもなら、長い列を作っているが、今日は入学式ということもあって相談に来る生徒はいなかった。
「たつ兄ぃ〜!」
束は、ドアが壊れるんじゃないかというぐらいに思いっきりドアを開けた。
「びっくりしたぁ〜、あ、いらっしゃい」
龍美は、驚きつつもにこやかに手を上げた。
「ノックぐらいしろ。 馬鹿者。」
千冬が、後ろからチョップを食らわす。
「いったぁ〜! ちーちゃんが、チョップしてきたぁ! たつ兄〜、なでなでしてぇ〜」
束は、素早く龍美の隣に移動し頭を差し出した。
「よしよし、大丈夫、大丈夫」
龍美は、優しく頭を撫でる。
「えへへへへ////」
束は、顔をだらしなく緩ませ、なでなでを堪能していた。
それを見た千冬は、束とは逆の位置で屈んだ。
龍美と束が、頭にハテナを浮かべていると、
「ちょ、ちょっと頭痛がするんだ、だから頭を撫でてくれないか?・・・にっ、兄さん」
千冬が、顔を真っ赤にしながら俯かせ言った。
龍美と束は、顔を見合わせお互いに微笑んだ。
「うん♪ 大丈夫、大丈夫」
龍美は、千冬の頭を優しく撫でた。
「////」
千冬は、恥ずかしながらも嬉しそうに目を細めるのだった。
~祝2~
第二十話!!
進んでるのか進んでないのか、わからないうちにいつの間にかこの話数に(笑)
今回もゲスト呼んでます! どうぞ!
束「やっほー! 束さんだよ〜」
作「まさか、メインヒロインの一人が来るとは・・・あれ? もう一人は?」
束「ちーちゃんならのぼせてるよ」
作「あっ・・・(察し)」
束「そもそも、君は誰かな? 目障りなんだけど」
作「自分は、作者で・・・えっ!? 目障り!? このコーナーレギュラーなんだけど!?」
束「うるさいなぁ。 うーん・・・ あっ! いいこと思いついちゃった♪」
作「いいこと?」
作『なんだ!? この体に纏わり付く嫌な感覚は!?』
束「ここにボタンがあります!」
作「はい」
束「これを押します! ポチッとな」
作「ふむふむ・・・ん?」
束「そうすると、穴が開いて落ちます♪」
作「えっ、うおぉぉぉぉぉぉぉ!」←穴に落ちた
束「大成功♪ 次回からの、レギュラーは束さんだよぉー♪ 次回も、よろしくねぇ〜♪」
作「I'll be back!」
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