~IS~最強と天災の幸せ物語   作:五段AB

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どうも、根暗明里です(^_−)−☆

投稿が遅い作者に代わり謝罪を、

いやいやいや!

あ、どうも五段ABです( ´ ▽ ` )ノ

それではどうぞ!(^_−)−☆ っておいΣ(゚д゚lll)


嵐の前の静けさ

 

ニンジンメイデンの事件から、時は流れ世間ではいわゆる、卒業シーズンな今日この頃。 今年で、中学卒業の龍美も例に漏れず、高校入学のために忙しい日々を過ごしていた。 ちなみに、高校は既に決まっている。 そんな中、千冬と束も着々と準備を進めていた。

 

「束、ここはこうでいいのか?」

 

「ちがうよ〜、本当にちーちゃんは不器用なんだから!」

 

「むぅ・・・」

 

千冬が束に、指導されるという珍しい構図が成り立っている。 ここで時間は、数日前に遡る。 千冬と束は、卒業する龍美のために、何かプレゼントを渡そうと決め、いろいろ話し合った結果、自分たちで何か作りそれをプレゼントすることになったのだ。 最初はケーキを作ろうとしていた千冬と束だが、二人とも全くと言っていい程、料理ができず、卵の殻を黄身ごと砕いたり、砂糖と塩を入れ間違えたり、挙げ句にはケーキの生地が燃え、火事になりかける始末。 練習の段階でこれである。

 

その後、ケーキを作ることを断念した二人は、プレゼントのヒントを得るため街を歩いていた。 そんなとき、とあるショーケースが目に入った。 そこには、様々な種類のロケットペンダントが並んでいた。

 

「「これだ!!」」

 

二人は、周囲のことなど忘れ、声を揃え言った。

 

「これ!! これだよ!! ちーちゃん!!」

 

「ああ! これなら、兄さんも喜ぶだろう!」

 

普通なら、ここで吟味し買って帰るだろう。 しかし、二人はショーケースに目を向けることはなく、束のラボに向かって走って行った。

 

そして、先ほどの構図に戻る。

 

「ここは、こうやって溶かしてくっつけるんだよ」

 

「こ、こうか?」

 

「うーん、まあ及第点かな! じゃあ次に行ってみよぉ!」

 

「なっ!? こんな緻密な作業がまだあるのか!?」

 

「・・・まだ始まったばかりだよ、ちーちゃん」

 

千冬は、四苦八苦しながらもなんとか完成させることができた。 ちなみに、細かい部分は束が担当したのだ。 なんとか、卒業式前日に完成させた二人は、龍美を束のラボに呼ぶ。

 

「えーっと、束ちゃんのラボはこの辺りだよね」

 

龍美は、篠ノ之神社の裏にある森の奥に進んでいく。 暫く歩くと、マイクのようなものが立っていた。

 

『音声認証、音声認証、次の言葉を繰り返してください』

 

龍美は、唐突に音を発したマイクに驚くが、これから流れる一字一句を聞き逃さないように集中する。

 

『僕は、束ちゃんが大好きだ』

 

「・・・束ちゃん」

 

『もう! 乗りが悪いよ! って、ちーちゃん! ストップ! ストッぷげら!』

 

地面が開き階段が現れる。 龍美は、ゆっくりと下って行った。 暫く、階段を降りていると一つの扉が現れ、ゆっくりと開いた。 そこは、約50畳ぐらいの広さだった。 が、機械のコードやら、書類、工具、作業台などが所狭しと並んでいるため、少し狭く感じる。

 

「ん? おーい! たつ兄! こっちだよ!」

 

束は、機械の向こう側から顔を覗かせ手を振る。 龍美が、束たちの元に向かう途中、何か大きなものに、布を被して置いてあった。 しかし、少しだけ布から出ている。 表面は白く尖っていた。

 

「あ! それに、触っちゃだめだよ!」

 

龍美は、少し気になったが、束に言われた通りに触れずに二人の元に辿り着く。

 

「今日は、どうしたの? 二人とも」

 

二人は、少し頬を染める。

 

「えっと、だな・・・兄さんは明日で卒業だろ?」

 

「だからね、ちーちゃんと二人で作ったんだ!」

 

千冬と束は、綺麗にラッピングされた箱を二人で渡す。 最初、龍美は目をパチクリさせていたが、とても嬉しそうに頬を綻ばせた。

 

「ありがとう! すっごく嬉しいよ! それで、今開けてもいいかな?」

 

千冬と束が、頷いたのを確認し龍美は丁寧に開けていく。龍美が、箱を開けると中央が丸く、外に向かって左右対称に伸びている翼が施されたロケットペンダントが入っていた。 龍美は、それをそっと手に取る。

 

「すごく綺麗だよ、正直、綺麗って言葉じゃ足りないよ」

 

束は嬉しそうに微笑み言った。

 

「翼が付いてるのはね、どこまでも飛んでいけるようにって、願いを込めてなんだ」

 

「貸してくれ兄さん。 私が付けよう」

 

龍美は、千冬にペンダントを渡し付けてもらう。

 

「すっごく似合ってるよ! さっすが、私とちーちゃんだね!」

 

「ああ」

 

千冬も束も、とびっきりの笑顔を浮かべる。

 

「はぁ〜、たつ兄も卒業かぁ〜。 もう、学校に行っても、ちーちゃんしかいないね〜・・・サボろう!」

 

「ダメだよ束ちゃん。 学校にはちゃんと行かないと」

 

束は、口を尖らせていたが唐突に声を上げる。

 

「あ! ちーちゃん、あれ言わないと!」

 

二人は、龍美に向き直る。 千冬は、軽く深呼吸をする。 束も、顔を引き締める。

 

「明日の卒業式が終わった後、屋上に来て欲しい」

 

「私も、ちーちゃんも、たつ兄に言いたいことがあるんだ」

 

龍美は、しっかりと頷き言った。

 

「うん、必ず行く。 約束するよ」

 

二人は、胸を撫で下ろす。 が、明日のことを考え二人とも、あたふたし始める。 そんな二人を、龍美は微笑みながら見守る。 しかし、幸せな未来に、闇が忍び寄っていることに、誰一人として気が付いてはいなかった。




作者「いかがでしたか? それと、最近レポートやら課題図書があり投稿が遅れてしまいましたm(_ _)m」

明里「この後どうなんの?」

作者「え? ああ、この後はね・・・って! バカ! それネタバレ!」

明里「司会に逆らうの?」

作者「えー、私、作者なんだけど・・・って元のキャラの原型もう無いね」

明里「あ・・・ふひっ」

作者「今更!? 次回もお楽しみに!」

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