~IS~最強と天災の幸せ物語   作:五段AB

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どうも皆様、大変お久しぶりです。五段ABです。

なかなか忙しいうえに、書く気力が湧いてこないという時期がかなり続きましたが、またゆっくりではありますが、書いていこうと思います。

亀更新になると思いますがよろしくお願いします( ´ ▽ ` )ノ


新たな希望(束 視点)

たつ兄がいなくなった。

 

 

私にとってその事実は、体がズタズタに引き裂かれるよりも辛いことだった。 ちーちゃんと一緒に昼夜関係なく探し続ける。 街にある監視カメラをハッキングし、録画をを見たけど一つとして、たつ兄が映っているものはなかった。

 

 

 

探しているうちに一日がいつのまにか終わる。 それを何度も繰り返しているうちに、気づいたら進級し二年生になっていた。 私にとって進級なんてどうでもよかった。 学校に行く理由なんて、たつ兄とちーちゃんがいる、それだけで行っていたから。

 

 

 

 

ちーちゃんは学校帰りに、毎日のようにラボに寄ってくれる。 いろいろな話をしてくれる。 決まって最後はたつ兄のことになるけど。 だけど、今の私にはそれが救いだった。

ちーちゃんと話しをしているときは感じないけど、一人になると孤独を強く感じてしまう。 私は、それから逃げるように研究に没頭した。

 

 

 

 

気がついたら夏休みになっていた。

私の研究も大分進んだ。 後数ヶ月すれば仮ではあるけど、完成すると思う。

 

完成したらちーちゃんにテストパイロットになってもらうんだー

私がやってもいいけど、肉体労働はちーちゃん向きだよね? そう考えると、細々したところをちーちゃん仕様にしないとね!

ぐふふふ〜ちーちゃんの身長、体重、その他諸々を合法的に測れる日が来るなんて! 今までは、こっそりとあらゆる角度からちーちゃんを見て分析、計算をして割り出してたけど・・・

ふっふっふっ〜束さん専用の記念日がまた増えちゃうね〜。

 

 

ふと、白い機体の隣にある布を被せた物体が目に入った。

「たつ兄・・・早く帰って来てよ・・・」

私の声は、響きにくいはずのラボで妙に大きく響いた気がした。

 

 

 

 

 

 

夏休み終了の一週間前、私の研究が仮ではあるが完成した。 まだまだ、改善の余地があるから仮なのだ!

さ〜て、ちーちゃんを呼ばないとなぁ。

 

「何をにやついているんだお前」

 

「およ? ちーちゃん! ナイスタイミングゥ! いや〜研究が仮完成したから、前々から言ってたお手伝いしてもらおうと思ってね!」

 

「それは構わないが、何をすればいいんだ?」

 

「ふっふっふ〜! ちーちゃんには、これに乗ってもらいたいのさ!」

 

私は布を取り払い、ちーちゃんにその姿を見せる。

 

「これはね!【インフィニット・ストラトス】!略して【IS】! 宇宙空間での活動を想定して開発した、マルチフォーム・スーツなのだ!さらに「・・・束」ん? なーに? ちーちゃん」

 

「束、お前はずっと研究を続けてきた、だがこれは兄さんとなんの関係があるんだ?」

 

私は、いつものふざけた調子をやめ、しっかりとちーちゃんを見る。

 

「・・・ちーちゃん、私はね、無限に広がる宇宙を見たいし知りたいんだ。 だから、どこまでも飛んでいける翼を作ったの。 でもね、ちーちゃんには話したけど昔の私はこんな風に考えられなかったんだ。 たつ兄が・・・たつ兄が私の手を引いてくれた。 だから・・・」

 

私は、溢れ出る涙を止められなかった。 泣くつもりなんかなかったのに、勝手に涙が頬を伝って行く。・・・だけど

 

「ちーちゃん!たつ兄はもうこの街、それどころか日本にいないかもしれない! だから、このISでたつ兄を捜すんだ!」

 

「【IS】が実装されれば、適正者を探すために適性検査を行うんだ! 日本だけじゃなく、世界的ね! そうしたら、それを利用してたつ兄の情報を流して集めることができる!」

 

ちーちゃんは、目を閉じていたけど静かに目を開けた。

 

「束、私にもなにかできることはないか?」

 

ちーちゃんなら言ってくれるって信じてたよ!!

 

「そこにある機体に、体を預けるみたいに寄りかかって!」

 

「こんな感じか?」

 

「オッケー! 今からフィッティング始めるから、少しそのままでいてねぇ〜」

 

ちーちゃんは特に気負うこともなく体を預ける。 さっすがちーちゃん、堂々としてるなぁ〜そこでちょっとでも、緊張してると可愛いのに「束、お前失礼なことを考えてるな?」 っ! ななななななんでわかったのさ!?

 

「べべべべ、べっつに〜! ちーちゃんの気のせいだと思うよ!」

 

「はぁ、まったく」

 

ふぅ〜どうやらバレなかったみたいだね! さっすが束さんだ!

 

 

・・・これでたつ兄に近づける、待っててねたつ兄

・・・ちーちゃんと迎えに行くから




明里「自分のこと忘れとったやろ」

作「忘れてへんで」

明里「必死こいて前の話読んでるの見たぞ」

作「しょ、しょうがないでしょ! ごめんなさい!」

明里「この会話は意味のあるものでは、ありません」

作・明里「これからもよろしくお願いします」
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