ゾイド After War   作:西川の兄貴

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第24話 蒼竜対雷竜

「デススティンガー沈黙!

アーサー・ボークマン、リッツ・ルンシュテッドの消息不明!」

 

「なっ・・・あの2人もやられたっていうの?」

 

ウルトラザウルスに報告が入る。

 

「ムンベイ!

犠牲に囚われるな!

我らは勝たねばならん!

気を抜かな!」

 

ハーマンが弱気になる司令部を鼓舞する。

 

「荷電粒子反応接近!」

 

「ムンベイ!

回避だ!」.

 

「ダメ!間に合わない!」

 

ウルトラザウルスを貫くに見えた荷電粒子砲が搔き消える。

 

「奴は俺がやる。

この前の借りを返してやる。」

 

レイヴンのバーサークフューラーと飛燕、月光がホバーカーゴから発進する。

 

 

「ふふっ・・・

また会えて嬉しいわ。

レイヴン。

けど、狙撃に当たらないまま、その距離を詰めるつもり?」

 

レーダーにも映らない距離からセイスモサウルスが連続で超収束荷電粒子砲を放つ。

 

それをバーサークフューラーは交わし、飛燕と月光が防御する。

 

「その程度の狙撃をこの俺を仕留められるつもりか?

すぐに潰してやるからそこで待っていろ。」

 

イオンブースターを吹かしてバーサークフューラーが加速する。

 

 

 

 

砂丘を盾にして隠れたセイスモサウルス

 

 

「バーサークフューラーの反応はなし・・・

レーダーに映るのは、一緒にいた小型ゾイドだけ・・・

どういうこと?

このセイスモサウルスのレーダーから逃れたというの?

けどそれじゃあ、向こうも攻撃できない・・・」

 

レイヴンのバーサークフューラーがレーダーで捉えられないことに戸惑うシホ。

 

 

「・・・っ!

まさか!地下か!」

 

突如、セイスモサウルスの目の前の砂丘が崩れ、バスタークローをフル回転させたバーサークフューラーが飛び出す。

 

「気づくのが遅かったな。

終わりだ!」

 

バーサークフューラーがフットロックで脚部を固定し、最大パワーの荷電粒子砲を放つ。

 

「甘いわ!」

 

セイスモサウルスも荷電粒子砲を放つ。

 

2体の荷電粒子砲がぶつかり、大爆発を起こす。

 

「考えたわね。

狙撃を避けるために地下からくるなんて。

でも、近づいたからって倒せるほどセイスモサウルスは甘くはない。」

 

砂塵の中からセイスモサウルスを進ませてシホが笑う。

 

「ふん!

こんなもんで終わっちゃつまらないだろう?

俺は弱い奴が嫌いだ。」

 

荷電粒子砲の衝突で吹き飛ばされた機体を立て直しながらレイヴンが笑う。

 

「これでお前は俺を倒さなきゃデストロイヤー兵団に手を出せない。

そして、俺がここで俺がお前を倒す。」

 

「ずいぶんな自信ね。

レイヴン、あなたを倒した後にデストロイヤー兵団を蜂の巣にするわ。」

 

「俺を倒す?

お前が?

俺を倒せるのはあいつだけだ!

行くぞ!リーゼ!」

 

自分とは正反対な宿命のライバルの顔を思い浮かべ、レイヴンがリーゼを呼ぶ。

 

「制限時間は5分だ!

さっさと決めるぞ!レイヴン!」

 

スペキュラーがリーゼを胎内に格納し、バーサークフューラーに合体する。

 

その瞬間、バーサークフューラーの装甲の一部がパージされ、蒼いバーサークフューラーになる。

 

「エヴォルト、成功だね。」

 

「ああ、一気に決めるぞ!」

 

周囲に飛燕、月光、ディスペロウ、エヴォフライヤーが集まり、合体する。

 

コアが活性化し、蒼竜が咆哮をあげる。

 

 

蒼竜 凱龍輝と雷龍 セイスモサウルスが対峙する。

 

 

 

 

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