ネオゼネバスの声明をうけて数日…
帝国、共和国共にネオゼネバスの声明を受け入れることはできず、かといって犠牲者が大量に出るであろう全面戦争を起こしたくもない…
そのため、和平による平和的解決を目指したが、こちら側からの通信手段が皆無かつ、トライアルグルダラスを航る方法がないため、戦いの準備を進めるしかないわけである…
デストロイヤー兵団指令室…
「全面戦争となったとしてもデストロイヤー兵団をもってすればこちら側の被害も少なく、敵も殲滅できるだろう…」
司令官のクルーガー少将が作戦を説明する…
彼の作戦はこうだ…
ネオゼネバスの射程外からウルトラザウルスザデストロイヤー及び兵団の長距離砲撃仕様のゾイドによる砲撃で敵部隊に大打撃と混乱を与え、兵団の高速戦闘部隊及び中距離砲撃部隊で殲滅すると言うものだ…
「それならばこちらの被害も最小限で勝ちを納めるでしょう…航空戦力に関しても、どの程度の飛行ゾイドが出てくるかは不明だがストームソーダとレドラーの編隊を組む以上航空優勢はこちらにある。
しかし、そこで問題となるのが、デスザウラーとゾイドを奪う謎の技術ですね…」
シュバルツ大佐が危険要素が拭いきれないことを説明する…
「そう考えればこれだけの準備をしても足りないくらいじゃな…」
ウルトラザウルスにデストロイヤー装備を施したドクターD ですら不安げである…
「それなら俺にいい考えがあるぜ…」
「何かの作戦か!?」
トーマが目を輝かせる。
「いや…もっと強力な味方をつれてくる…」
「これだけの部隊を集めといて、いったいどこにさらにすごい味方がいるってんだい!?」
ムンベイがいぶかしげな顔をする。
「いや…味方は一人だ…でも師団クラスの部隊より戦力にはなるぜ…俺の知る中じゃ最強だ。」
「…ってまさか…
お前…レイヴンを連れてくるとか言うんじゃねぇだろうな!?
バン…この非常事態にそんなとっちぴょうしもねぇことを…」
アーバインも声をあらげる…
「確かに…俺一人じゃ無理かも知れないけどよ…」
「「なっっ…」」
バンの言わんとすることがわかったのかアーバインとトーマが嫌な顔をする。
「でも成功すれば…」
フィーネは不安げであるが賛同する…
「確率は決して高くはないが、君たち三人ならば…あるいは…」
シュバルツ大佐も賛同する。
「やってみる価値はありそうだな…
だが、無理はするな…お前たちも重要な戦力であることを忘れるなよ!!」
クルーガー少将の決断により作戦の決行が決まる。
「ぃよし!!
そうと決まりゃあ…引きずってでも連れてきてやるぜ!!
なぁ!!ジーク!!」
「ガウガウ!!」
「まったく…
こいつにはつくづくかなわねぇぜ…」
「ならばお前さん方の機体の再調整もせねばな…」
各々持ち場に戻っていく…
ある砂漠…
ジェノブレイカーのコックピットに警報がなる。
レーダーで何かを捉えたようだ…
「ストームソーダか…
なにかあったのか!?」
自分には関係とでも言うように気だるげにレイヴンは作業を再開する…
今夜は野宿になりそうなので、ジェノブレイカーを隠さなけれなならない 。
日暮れ間近なので急がなければ…
一方、ストームソーダのコックピット…
「こちらストームソーダアーラバローネ1号機ロッソ…
ジェノブレイカーを発見した。
恐らくこの場で野宿をする模様…
2号機ヴィオーラが監視を続ける…」
「了解、夜明けに接触する。
変化があったら知らせてくれ。」
少しはなれた位置で待機しているグスタフ…
「いよいよ明日ね…」
フィーネは未だに不安げだ…
「心配するなって!!
戦いにいくわけじゃないんだぜ!!」
「いずれにしても戦うときのために作戦の確認しとけよ」
一言だけいってアーバインは愛機に戻っていく…
アーバインが愛機に戻ったことによりお開きとなり各々の行動に入る…
日が昇りきる直前の夜明け・・・
砂漠に乾いた風が吹き始める・・・
「そろそろ気温も上がってくる…
出発する準備をして待っていてくれ…」
早めの朝食をすませ、レイヴンは隠してあるジェノブレイカーを取りに行く。
ジェノブレイカーを起動したときに陸戦ゾイドが近づいてくることをレーダーが示す…
目視による確認をすると3体の見覚えのあるゾイドが近づいてくる…
すぐ通信が入る…
「久しぶりだな…レイヴン…」
「バン…どういうつもりだい!?
仲間まで連れてきて決着でもつけようと言うのかい!?」
「いや…今日は戦いにきたわけじゃない…
お前の力を借りにきた…」
「そんな義理はないね…君に力を貸す!?
笑わせないでくれ。2年前はたまたま利害が一致して共闘しただけだ…」
「今はそんなことはいってる場合じゃないんだ…
話を聞いて着いてきてくれ…」
「寝ぼけるのも大概にしろ…
話を聞く気もついてく気もないね…」
「だったら引きずってでも連れてくぜ…」
「ハッハッハッハッ…
何を言い出すかと思えば…
いいだろう…俺に勝ったら話くらいは聞いてやろう…
もっとも、何体立っていられるかな…」
「今の言葉忘れんなよ…
行くぞ!!
ジィィーク!!」
「シャドー!!」
主人の声で2体のオーガノイドが合体する…
竜と獅子が咆哮をあげ戦いが始まった…
いよいよ、因縁の2人の再会です。
次はバトルシーンかな