商業人が冒険者をやっているのは間違っているのだろうか   作:へいへ

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やっと、終わった・・・


第4話

――頑張ってね。武蔵くん

なんで、こんな時にむかつくヘルメスの飄々とした顔が出てくんだろうな

 

敵は一人、こちらはフラフラであと一発が限界、

多分、許しを請えば、この場で終わるだろう。

殴りあって段々ベートってやつのことが分かってきた。

こいつ、ツンデレちゃんだな

言葉はくそ悪いけど、攻撃に関しては一貫してフェイントや姑息な手を使わずに素手オンリーの直線的な攻撃

【ロキ・ファミリア】随一の俊足と呼ばれる足から繰り出される、足技は一切なしだときている

多分、こっちの耐久力を考えて死なない程度にぼこるつもりだったんだろう

今も俺が立って不機嫌そうにしているが、

これ以上やると取り返しがつかないのではないか、と思っているのかもな

そんな、ツンデレちゃんには枷を外してあげようかなっと思ったけどやめた

なめたままでいてもらおう、そんな余裕ないし

「おい、まだ俺は立ってるぞさっさと来いよお犬様」

舌打ち、しながらも向ってきやがったな、やっぱり速い。

もう目の前で、大振りで力強くまるで後ろの壁語と壊そうとしているかのような…って手加減なしかよ!

だけど、そういう攻撃が来るのを待ってたんだよ!

対大型モンスターに対してはあまり使えないこの《魔法》は対人戦においての回避力は抜群だからな

「テレポート」

瞬間、ベートの側面に俺がいる。移動距離はわずか30~50cmってとこだろう

魔力はぶっ倒れない程度に残っている

はは、驚いているな、なんせ目の前から消えたと思ったら真横にいるんだもんなだからこそ意味がある

狙うは一点相手のアゴ脳を揺らして気絶してもらう

力入らない、必要なのは正確性、死ねぇ!

「どらぁぁ!」

ッチ!!よし当たった。当たったけど、

なんで振りかぶってんの?その握りこぶしは何?

俺の意識はそこで途切れた。

 

                ;;;;;;;

 

小さな勘違いから始まった喧嘩は、結果だけ見ると引き分け(・・・・)に終わった。

スーツの男の拳が当たった時確かに狼人は気絶した。が

彼の冒険者としての意地か本能か反射的にカウンターを放ちそれをまともにくらわせて相手を気絶させた。

その場にいた、アイズ・ヴァレンシュタインはただ茫然としていた。

スーツの男は、マンガみたいに吹っ飛んでいき、音から察するに4階層に続く階段あたりに激突し、

先輩冒険者は目の前で気絶してるのだから驚くのは無理もないのではないだろうか。

 

                ;;;;;;;

 

目が覚めたら、階段で寝ているのをほかの冒険者がいた。

どうやら最後の最後にカウンターをまともにくらってふっとんだみたいだな

そいつ等から、ポーションを譲ってもらい、簡単にあいさつを済ませると別れた

「命、桜花、千草、ねぇ。似た名前のやつが、まさかいるとはな」

今度【タケミカヅチ・ファミリア】に改めて礼を言いにいかないとな

しかし、大見得きって負けたのか負けたんだよな、コントころまでふとっぶほどの力で殴られたんだからなぁ

あぁ~はらいてぇ。内臓死んでないよな。これ、大丈夫だよな!?

 

 

 

 

 

 

 




次からは、ベル以外の関係者に絡んでいきたいなぁ(願望)
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