俺はコナミ君 作:クエン酸ドラゴン
ヒャッハー!早速予約じゃー!!
大会会場に着くと既に観客がスタジアムに集まっており次のデュエルを今か今かととの待ちわびていた。
そしてMCの声と同時に熱狂したように会場が湧く。
1人ずつ勝ち残ったデュエリストの名前を言って軽い経歴を説明していた。そして粗方デュエリストが呼ばれ等々俺の番になったのだが…………少し、いやかなり酷い紹介だった。
なんだよ「悪魔を統べる凶王」って。
悪魔族モンスターを使ってたからか?バルバトスは獣戦士だぞ?
そして観客も観客だ。外道とか玉砕とか好き勝手言いやがって、アレらは全て事故だったんだよ。毎回の如く蒸し返しやがって……あ、よく見るとアイツウチのクラスの奴だ。今度デュエルでボコってやるから覚えてろよ。
そんで肝心の本戦はトーナメント方式でAブロックとBブロックの2つに分けて行われる。振り分けで俺はAで麗華さんはBだった。勝ち残り続ければ決勝で彼女達とぶつかる事になるだろう。だが…あのBブロックには赤馬零児がいる、そう簡単には行かないかもしれないな。
大会は午前にAブロックを行い午後にBブロックのトーナメントを行う。その為俺は直ぐにデッキを取り出しスタンバイをしている。
俺の対戦相手はレイン恵という女性だ。
彼女は有限株式会社イリアステルという企業のご令嬢であり父であり社長であるゾーン・イリアステルの孫娘らしい。
………………そろそろアースクレイドルが落ちてくるのかな?(白目)
聞き覚えのある言葉ばかりで一瞬フリーズしてしまったのは仕方ないと思うんだ。
どうしよう、このデュエルで勝ったら俺消されないだろうな?刺客を送り込まないだろうな?
そんな不安を他所にMCはデュエル開始の指示を出してきた。
ええい侭よ!
『デュエル!!』
デュエルディスクを構えデュエルを開始した。
……俺、このデュエルが終わったらシンクロ次元に逃げるんだ。
デュエルは俺が勝ち次の対戦の為に直ぐにその場から立ち去った。デュエル内容?覚えてないよ。速攻で終わらせてカード弄りして精神を安定させたかったんだから。確か相手はメズキやゾンビマスターなどを使ってたことからアンデッドデッキなのだろう。
アンデッド……ゾンビキャリア…………アンデシンクロ…………うっ、頭が!
まぁこの世界はスタンダードだからシンクロモンスターは出てこないだろう(社長から目を逸らしながら)。
あ、後また二つ名が増えたよ。その名も「絶対裁定者」である。アレか、エンジェルパーミッションで相手の手札全て封じたからか?それならまだ納得出来るが「鬼畜否定」は最早悪口だろう!
くっそ、最後の二つ名を言った奴にはこのエンジェルパーミッションでデュエルしてくれる!!