「アレは、なんだ?」
雄二の頭上には肩にタイヤのような物が着いた
…というよりはタイヤであろうものが着いている人型のロボットがガトリングのような武器をグレイモンスターに向けながら宙を舞っていた。
「とにかく逃げるぞ翔子」
「……うん」
二人はとにかく走った。
息が切れるぐらい全力で走って隠れる場所を探した。
雄二達が帰った後の事だった。
突然腕が鎧に変わっていたりした気がしていた。
なにコレ?
目を擦りもう一度見てみる。
そこにはいつも見ている自分の腕しかなかった。
アレ?さっきは灰色の鎧みたいなのが着いてたんだけどな…
幻覚?まあ頭を強く打ったみたいだし…ありえなくはないのかな?
「チィッ空中でちょこまかと…」
ロボはグレイモンスターが投げつけてくる石などを避けながら戦っている。
一方雄二はというとロボが戦っている最中に投げつけてきたケースを受け取り隠れ場所を探していた。
「トイレとかはダメだ!見つかった場合逃げられなくなる。」
「……だったらどこに?」
「それを探すために走ってんだ!とにかく走れ!」
「……あそこは?」
「ダメだ!茂みが低すぎる」
「はぁ…はぁ…」
「どうした?バテたのか?」
「……別にバテてない…」
「俺に付きまとう時は人間離れした体力だったのにな」
「……ストーカーって言われてるみたい」
「実際そうだろう。
家に勝手に入ってきたり他にもいろいろ…」
「……お義母さんからの許可は貰った。
スペアキーも貰った。」
「アイツの仕業かァアアアァア!」
「……お義母さんをアイツって言っちゃダメ」
「お前も勝手にお義母さんとか呼ぶんじゃねぇ!」
そんな会話を続けながらもしばらくすると人の多い大通りが見えてきた。
雄二達はその大通りの近くに隠れようと走り出した。
木下家では優子と秀吉二人で夕食を食べていた。
「吉井くんは無事だったんでしょ?」
「ああ…姉上が近くにいてくれて良かったのじゃ!
本当にありがとう姉上!」
「礼を言うくらいなら今度の休み荷物持ちお願いね!」
「別にいいんじゃが…友達の命を救ってもらったというのにその程度じゃあのう…」
「何よ?」
「姉上は命を救ったんじゃ!」
「だから何よ?当たり前の事しただけじゃない」
「おかしいのじゃ!さっきから聞いてれば姉上は命を救いたいというより当たり前の事だからしたみたいに聞こえるのじゃ!」
「助けるのは当たり前じゃない!当たり前の何が悪いっていうの?」
「別に悪くはないが…すまぬ…」
「…」
雄二達はいいぐらいの高さの茂みを見つけて隠れて説明書を読んでいた。
「もっとライト近づけろ!まあそれぐらいだ!」
翔子が携帯のライトで説明書を照らして雄二が読む
なんだこれ?信じられるか?
『おい!隠れても無駄だ。
匂いで分かるんだよ。』
「バカな!あのロボは?」
「聞こえてんぜぇ?アイツはガソリンが切れたようだ。
急に地面に降りてバイクに変形して動かなくなった。」
マジかよ…匂いでバレてるんなら見つかるのも時間の問題か…
「一か八か…」
そんな事を言いながら雄二は携帯電話のような物を開きながらそれのボタンを押し始めた。
「雄二?」
『ビッピッピ…』
「こんな時に何してんだ?お前」
《Standing by…》
「変身っ!」
《Complete》
それは夜中の事だった。
明久が夢の中で学校生活を思い出していると体を何かが包み込むような感覚がした。
それと同時に看護婦が入ってきた。
かなり遅れました。
すいませんm(__)m
感想やアドバイスや誤字指摘などお願いします。
あと申し訳ありませんがバカと人間とオルフェノクの方に力入れてますのでこの作品は進み具合がかなり遅いです。
すいません。