踏み台改心型『追っかけ』転生者!?   作:かんろ

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こんにちは、かんろといいます。ちょっとネタとして思い付いたので、投稿してみました。・・・駄文ですがよろしくお願いいたします


第1追 転生改心からの・・・追っかけ!

どこかの白い空間・・・そこに二人の人影がある。

 

 

 

「ってことは転生か!?ヒャアハァァァ!!そうなら早く言えよ!!」

 

そこに響く一つの声、どうやら男性のようだ。しかし体は白く、姿を確認をすることが出来ない。

「ええ・・・そうですよ。・・・なんで私は書類ミスなんてものをしたのでしょうか・・・」

 

そしてもう一つの人影には疲れきった女性の声がある。その姿は美しく神々しさまでも感じるのだが、疲れきった声の性か神々しさが台無しとなっている。

「では転生特典の3つ言ってください・・・」

「そうだな、まずは身体能力を最大!、あとは魔力最大!最後は・・・」

「・・・はい、分かりました。では転生を開始します。・・・良き来世を」

疲れきった声のままの女性が終わりであろう言葉を言った時に男性の体はさらに白くなっていく。

「(今まで、散々な人生だったがそれとはもうお別れだ!!最初に女神様に書類ミスで死んだと聞いた時は怒ったが、転生するなら別だ!!俺はオリ主になるぞぉぉぉ!!)」

そんなことを考えながらその男性は消えていった・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうやら行ったようですね・・・」

男性が完全に消えたことを確認し、女性・・・女神はため息を吐いた。

「嫌な人でした・・・でもあの人、思考が完全に踏み台ですよね。・・・きっといるであろうオリ主の糧か何かに使われそうですね。まぁ、そうなっても私の責任ではありませんが」

女神はこれから男性に起きるだろう未来を想像しながら再びため息を吐く

「さて、私は仕事に戻りますか・・・」

女神はそう言いながら、消えていった。

なお、この会話は昔の話である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緑豊かな森、そこで焚き火をしている2つの人影がある。

「ねぇ・・・ルーサー」

焚き火をしていた人影の一人・・・声的に女性のようだ

「ん?どうした?アブソリュート」

ルーサーと呼ばれた・・・なにか食べ物を食べていた豪華な鎧を着込んでいる男性がその女性の声・・アブソリュートに反応する。

二人の姿は絶世の美男、美女と呼ばれてもおかしくは無い姿であった

 

ルーサーと呼ばれた男性は黄金を思わせる金色の髪に、誰がみても美形という顔、そして瞳は青空のような色をしていた。

アブソリュートと呼ばれた女性は海を思わせる深い青の髪をし、これまた綺麗な顔をし、その瞳は森のような緑色をしていた。

 

「私達・・・どう考えても踏み台よね」 「だなぁ」

アブソリュートのつらそうな声に対し、ルーサーもまた、同様の声で返した

 

「そりゃあ、戦っても戦っても連戦連敗する上に明らかに主人公っぽい奴がいれば俺達の役割は踏み台ということには気付くよなぁ」

 

「救いは私達が踏み台の役割ということになんとか気付いたぐらいよね・・・」

 

「本当にそれだけが救いだよ・・・」

 

「さすがに貴方との『融合相性』が最悪だったなんて思わなかったわね」

 

「それがこの現状に繋がっているから嬉しいのだか、悲しいのだがよく分からないのだけどね・・・」

 

この世界では一般的に精霊などが存在する。それは多数存在し、それぞれ異なる姿や人格を持つ。そしてその中には人と融合する者も存在し、人は精霊と融合することで普通よりも遥かに強大な力を持ち、同じく精霊融合をした者以外の攻撃を無効化するのだ。しかし・・・

 

 

 

 

ルーサーとアブソリュートの融合相性は極端に悪かったのだ。

 

 

 

 

本人達も最悪の相性と言っているが、それどころではない。二人の融合相性は最悪を振り切り『-(マイナス)』、実は融合しない方が強いと言う矛盾した事態が発生しているのだ。もっとも当の本人達はそのことには気付いていない。

 

「・・・ねぇ、ルーサー。1つ提案があるんだけど」

 

「ん?なんだい?」

 

「・・・この世界はいまだに混乱をしているでしょう?」

 

「だね、ありきたりに魔王とかいう奴が世界侵略を宣言しているし」

 

「で、オリ主ってことはさ・・・こういうのを解決するよね」

 

「なし崩しか、自分の意思かは分からないけど解決するだろうな」

 

「だったら・・・」

 

 

アブソリュートは一息置いたあと、ルーサーに近付き。

 

「オリ主にこっそり付いて言った方が結果的に安全じゃないかしら」

 

その言葉にルーサーの目は大きく見開かれる。

 

「そ、そうか!!下手に隠れても魔王の手下などに殺られるかもしれない。だけどオリ主に付いて行った方が

結果的に安全かもしれない!確かにこれは良いアイデアだよ!ありが・・・」

 

感謝の言葉を言う前にルーサーの言葉がつまる。

 

「?どうしたのよ」

 

「あ、あのさ・・・ち、近いよ。アブソリュート」

 

「へっ?・・・あっ」

 

そこで二人は自分達が目と目の先まで近付いていることに気付き・・・

 

「「ご、ごめん(なさい)!!」

 

と、真っ赤な顔でほぼ同タイミングで離れたのである。

 

「と、取り敢えず。目的は決まったね」

 

「え、えぇ。そうね」

 

「じゃあ・・・行こうか」

「えぇ、行きましょう」

 

「「オリ主探索への旅へと!!」」

 

未だに少し赤い顔をしながら言う二人、今、二人の『追っかけ』が始まる・・・!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「良いですね!これ!こういうのを私は待っていたのですよ!」

 

白き空間、そこであるものを視ながら叫ぶ女性がいる。女性の視線の先にはルーサーとアブソリュートが目的を決め、歩き始める映像がある。

 

「なんなとなくオリ主の方を見ていましたが・・・なんですか、あれは!フラグ建て乱立、それによる修羅場!オリ主の鈍感さ!見ていたこっちが辛いですよ!」

 

「・・・ですが、女神様。勝手に見てるこちらもどうか「だまらっしゃい!天使15号!」黙れって女神さ・・・うわぁぁぁ!!!」

 

「・・・ふぅ、煩い天使は落としたことですし、ルーサーとアブソリュートの物語の続きを見ますか」

 

天使を落とした女性・・・女神は目を輝かせながら、映像の続きをみている。

 

実はこの女神、貯まった仕事を処理する際、息抜きとしてオリ主と踏み台・・・ルーサーの様子を視ることにした。

 

だが、オリ主のあまりの修羅場感に痛みを覚え、ルーサー達の様子を見たところ、見事にハマってしまったのだ。

 

「さぁ、ルーサー・・・貴方はどんな物語を見せてくださいますか?」

 

女神は期待したがら呟く。

 

 

 

数分後、天使達がオリ主とルーサー、どちらが先にゴールインするかどうかの賭けをしていたことが女神の耳に入ることとなるのだが・・・それはまた別の話である。

 

 




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