日直の挨拶が終わり晴れて高校生達は
自由の身となった
ある者は運動系の部活に青春を謳歌しに行く
ある者は異性との甘酸っぱい放課後に青春を謳歌しに行く
そして青春を謳歌する一人の帰宅部がいた
「終わったー!よっしゃ!家帰ってゲームしよ!」
と言い放つと教室を飛び出して行った
どこにでもいる高校生
彼の名は 複井 成太 (ふくい なりた)
身長は170前後 体重も60ちょいと
至って平均的である
容姿は端麗でもなく不細工でもなく中の下ほどである
勉強もそこそこで運動もそこそこで、
まさしく地味
地味をその人生で表現してるような男だった
そんな彼は最近友人のススメで マイン〇ラフトに
をやっているらしい、
でハマってしまい帰ってこない
今もマイ◯ラのことで頭いっぱいの人である
そんな彼は50m7.7秒の足で家路を走り抜けていく
そして家に着いてパソコンを起動する.........
ことはなかった
東方平々凡々録 1 「なんじゃここおぉぉぉ?!」
「............」
俺は周りの人が言う (頭が真っ白になった )
という表現は大袈裟だと思ってたがそんなことなかった、
ごめんなさい...
どうなってんだこりゃ一体なんだと言うんだ!
「なんじゃここおぉぉぉ?!」
兎に角叫ぶ
そしてオロオロする
なぜか寝ていた、野宿に近い状態で
硬い地面の上で寝ていたので腰が痛い.....
てかなんで寝てたのだ?
なんでこんなとこいるの?
なんで?なんで?なんで??
いや、まず落ち着くため素数だ.......
1 3 5 7 11 落ち着けたよ スゲェなおい
よし、現状を整理しよう
まず学校から走った......OKだ
そしていつもの大通りに出た......問題ない
走っていると見たことない小道を発見......良し
偶然家の方向と同じなので
興味本意で入って行った.....!OKOK
しばらくするとボロい神社が見えた、
そして前を通り過ぎた........ふむふむ
そして気づいたら竹林now
なるほどよくわからん
兎に角小道が原因と思う うん
携帯をポケットから取り出し見てみる
二次元キャラの待ち受けが暗い竹林の中を照らす
「げ、9時かよ」
時刻は午後9時半であった
こんな時間まで外ほっつき回ってるのは
初めてであった。
「あわわわ、どうしよ.......」
成太の父、複井 壮太郎は近所でも
雷オヤジとして有名で一度
怒らせると3日は収まらない
成太の恐怖そのものである
「と...兎に角ここを出よう、うんそうしよう」
成太は立ち上がると道なき道を歩み始めた
「なんだよここは!?」
歩いても歩いても山 という種田山頭火の詩がある
いまの場合は 歩いても歩いても竹林だが......。
「どうしよう....殺される」
実の父に殺される妄想をしながら
足をとめずひたすら歩く
時計は午後12時を回り周りが一層暗くなる
草木も眠る丑三つ刻とはこのことを言うのかと
一人納得する
本当に自分の呼吸くらいしか聞こえない
まさしく草木がねむっているようだ
しばらく歩くとぼんやりと人型が浮かぶ
(あれは...人ではないか?)
そんな期待が脳をよぎる
どんどん近づくにつれはっきりしていく
いやここで気付くべきだったということを.....
この暗い竹林で人が見えるのは、
灯りがあるからだという事.........。
その人は灯りがあった、そう <持っていた>
灯りを......いや、火そのものを
そんなことを考える余裕がない
彼にとって人に会えたという事実しか
今の彼になかった
「ちょっとおぉぉ、すいませえぇぇぇん!」
高校生にもなって迷子とは
屈辱しかないが今の彼には
平気であった 一人というのが怖かった。
「.........?」
人はこちらに気づき振り向く。
嬉しい、ただ嬉しい。
孤独をこれほど感じたことなど
初めてであった。
「お〜〜〜い!あはははー!」
手を振りながら走る。
「.............?!」
若干後ずさった様に見えるのは気のせいか?
「ちが、不審者違う!迷子!迷子なんですよ!」
というと止まってくれた気がした。
どうやら女の人のようだ
しかし近づくにつれ不審な点に気付く
まず銀髪である
17年生きたが初めて見た
そしてもんぺ
動きやすさを優先した女性用
の袴もといズボンである。
これも17年生きたが
履いてる人は初めてである。
容姿は腰まであろう銀髪で
頭頂部に大きなリボン
上は白いカッターシャツ
下は赤いもんぺである
「.......」
走りながら考える
なんか怖いよ この人
しかし現状が現状なので頼るしかない
というわけで到着。
改めて顔を見ると端麗である
美人である
「.........」
「.........」
黙る二人、気まずい
突破口をひらかねば........
「すいません夜遅く、
俺 複井 成太といいます」
「早速だがここはどこですか?
てかあなたは誰?てかなぜ竹林?」
質問のラッシュである
オラオラである
いやドラドラか?
人もとい彼女は
少し考える様な素振りを見せたが
しばらくして口を開いた
こう言った
「落ち着け」
いやおれは冷静だ、うん
極めて、うん
誰だってこうなれば聞きたいことは
山ほど出るはずだ、うん
てか自分に言い聞かせすぎだろ
........そうか、落ち着いてなかったのか
なんて考え事をしてると彼女が質問してくる
「お前、外来人か?」
ちくしょう質問に質問で返された
てか外来人て何?
外国人てこと?
たぶんそうだろ、うん
ということで日本人アピール
「違う、俺は純日本製だ」
「は?何言ってんだ?」
ん?違うのか?外来人て違うのか?
あ!そういや歴史で朝鮮から来た人
のことを弥生あたりでこう呼んでいたな
「俺は韓国から稲作を教えに来た人でもない」
「それ渡来人な」
は!そうか!渡来人ね 把握
名前も知らない人とのノリツッコミ
なかなか楽しい
関西人ではないが.....
なんて考え事の途中に急に
話しかけてきた
「お前、外から来たのか?てか
外来人の意味わかるか?......
て分からないよな........」
うん、分からないでも
外から来たってのは分かる
だって今外だし
彼女は立て続けに
「ここはどこか分かるか?」
答えは当然
「分からないです」
「なので教えてください」
携帯を見ると2時過ぎだった
そういや眠い
けど家に帰りたくない
死ぬ、多分死ぬ
どうしよ
頭を抱えて悩む
彼女は悩んでいる俺を見てなのか
優しく声をかけてきた
「混乱していると思うがよく
聞いてくれ。
ここはお前のいた世界じゃない」
「そうなんですかー、へぇー」
「いや軽すぎだろ」
「でもまぁ仕方ないでしょう」
「なんかしたのかお前?」
俺のいた世界じゃない......か、
「じゃあ異世界とか?
パラレルワールドかなにかですか?」
「いや違うな」
ふむ、違うのかじゃあ何だろうなぁ
俺は考えるのを始めた
するともんぺさんは徐々に近づきながら
話し始める
「ここは忘れられた者たちが集う場所」
何それ怖い
「幻想郷だ」
この文章能力のなさ、恥ずかしい
でも頑張る、うんそだ成長すればいい
ということでもこたんとのやりとりで
今回は終わります
次は人里辺りには行きたい