突然ですが皆さんはおにぎりの具は昆布派ですか?鮭派ですか?
私ですか?もちろん辛子高菜です
普通
一概に説明はできない
だがこれだけは分かる
俺の将来設計
普通の高校をでて
教育学校行って
教員免許取って
教師になって
安定した生活を送る
これは普通の生活であると少なからず俺は思う
しかしそれは高校を入学した時点であいつと会って
そして幻想郷と出会った
これは普通だろうか?
いやもういい
普通とかもういい、考えない
今の普通で十分だ
「知らない天じょ「失礼します」
言わせてくれよ
どうやらベッドで寝ていたらしい
全く身に覚えがない部屋だ
あの後どうなったのだろう
ひとまず外にだれかいるらしい
返事をするか
「はい、起きてますよ」
あの声は咲夜さんだな
返事から一呼吸くらいの間があった
ガチャ
戸が開いた
昨日のままの咲夜さんが部屋に入ってきた
「体の方は大丈夫でしょうか?」
気遣ってもらった様だ
ありがたい
「体の方はまだ疲れが残ってる....腕はまだ痛むよ」
あの右腕には包帯が巻かれていた
誰かが手当てしてくれたのだろう
「右腕を手当てしてくれたのは誰?」
「恐縮ながら私です」
「そうか、ありがとう」
「いえ....そんな....」
なにモジモジしてるのだろう
顔まで赤くして
「朝食の用意ができましたので....失礼します!」
逃げる様に部屋を出て行った
どうしたのだろう
ともかく朝食だな.....腹も減ったし
さてと移動するか、
何か鉛の様な物を背負っている様な疲労感
そして焼ける様な痛みが右腕を襲う
それでも空腹なのだ
元気の証拠だ
無事生きているのだ
で...えっと、どこだ 俺の朝食は?
結構迷ったな
お腹ペコペコだ
かれこれ何十分うろうろしてたであろう
今は朝食が並べられている広いホール
長い見たことのないテーブル、そしてきっちり対に並べられた椅子
豪華な食事だ
ホテルを彷彿とさせる豪華な朝食だ
そこにはレミリアを除く4人がいた
霊夢、魔理沙、咲夜、そして
「成太お兄様、おはよー」
フランドールがいた
お兄様って少し恥ずかしい.....
この様子だと大丈夫そうだ
さてと頂きますか
「大丈夫か?成太」
「あぁ、大丈夫だ」
「そうか、良かったぜ....」
魔理沙は安堵した様に胸を撫で下ろす
そんなに心配かけてしまったのか
「心配かけてすまなかったな」
「!?、いや....そんなことないぜ....」
なんだ魔理沙?
急にオドオドして
「魔理沙ね、成太が倒れるとすぐに駆け寄っていったんだから」
「え?そうなのか?ありがとな」
「あぁ.....うん」
いろいろな人に迷惑かけてしまったみたいだ
申し訳ない
さてと、早速頂きますか
空いている席に適当に座る右横にはフランドールが見える
ちゃんと正気に戻った様だ
座った前にはスープやらパンや野菜サラダなどが置いてある
美味しそうだ
右手でフォークを持った瞬間
「うっ.....」
痛みが走った
持っていたフォークを床に落としてしまった
カラーン
綺麗な金属音を鳴らした
しまった、拾わねば
そう思いフォークに手を伸ばす
あと少しで拾えそうな時
すっと誰かが拾った
小さな手だ
誰かをを確認するため顔を上げる
フランドールだった
「ありがとうフランドール」
まずお礼
すると彼女は
「ごめんなさい」
謝ってきた
俯いたまま小さな声で言った
「どうして謝るんだ?拾ってくれたのに」
「腕、私がやったから.....」
その事について罪悪感を覚えているのか
仕方ないだろう
狂気に染まれば誰だって自我を失うであろう
自論だが、というか狂気に染まった事ない
「お兄様に痛い思いをさせたから.....」
「いいよ別に、なにより仕方ないだろう」
今の彼女を攻めたって無意味だ
もう済んだ話だ
「もう終わった話だ」
「でも」
「被害者の俺がいいって言ったからもういいの」
少し考えた様な素振りの後に頷いたかと思えば
「わかった、もう謝らない」
どうやらわかってくれたらしい
さてと、どう食べようか?
左手で食べるしかないかな
「お兄様、食べづらそう.....私が食べさしてあげる!」
「ふぁ?」
なんという事だ
幼女のあーんかよ
ご褒美すぎる
あ、ロリコーンではない
覚醒しない
「いや.....かな?」
「お願いしてもいいですか?」
「わかった」
魔理沙、霊夢の二人のジト目
気にしなーい気にしなーい
「はい、どーぞ」
彼女は持っているスプーンを差し出した
スープだろうか?
では遠慮なく
口に入れる
ふむ、美味しい
「美味しい?」
「あぁ、最高だ」
「良かったー」
そうしてスプーンをスープの入っている容器に入れる
「じゃあもう一口....どーぞ」
差し出されたスプーン
口を開けた時
痛い
拳骨みたいな痛みが頭を襲う
「いってえ!」
思わず頭を抑える
痛い痛い痛い
父さん並みだ
いやそれ以外かもしれない
後ろを振り向く
痛みを与えた犯人を見るために
「何て事を人の妹にさせるのかしら」
レミリアだった
いやこれはですねまぁあれですわ
「言い訳無用の鉄拳制裁よ」
やってから言うなよまったく
「やめてお姉様!私が自分からやったの!」
「本当なの?巫女に魔法使い」
「さぁ?」
「見ている限りはそう見えたぜ」
「咲夜」
「フラン様の言う通りでございます」
「そうなら無罪放免ね」
「殴った事謝れよ」
「紛らわしい事するからよ」
「おいこら」
そうしてそれぞれ席に着き朝食を食べ始めた
フォークやスプーンであったため左手でなんとか食べられた
黙々と食べる咲夜を除く4人
静寂
「さぁてと、成太には昨日の事を話してもらおうか」
魔理沙は食べ終わったのか席で伸びながら言う
「昨日の事?」
「能力についてに決まっているだろ?」
まぁそうでしょうね
それしかないでしょうね
さてと....
「まず改めて名乗らせて貰う」
「俺の名前は 複井 成太 人間だ
親が幻想郷育ちで厳密には幻想郷側の人間だ
趣味は多彩な事が取り柄だ、これ以外取り柄がない
そして一般人にはない能力とやらがある、能力の名は
状態や性質を複製する程度の能力だ」
「状態や性質を?どうゆう事だ?」
「これは自分で名付けた能力だ、故にまだわからない点が
あるかもしれないが....ともかく目に見えない、物質でないものは
ある程度複製、いわばコピーできるわけだ」
「例えば他人の能力、昨日はこれで戦った」
「それで私の時を止める能力を使えたのね」
「そーゆー事だ、で発動条件というか複製方法は簡単だ
対象に数秒触れるだけだ」
「それで握手していたのか....!わかったぜ」
「私と握手などしましたか?」
「負けた時大丈夫ですかっと言ってさりげなく
手を差し出しましたよ、その時にコピーしました」
「っとあといきなり握手とかしてすまんレミリア」
「いいわよ別に、嫌ではなかった」
「え?まぁいいやというのが俺の能力だ」
「フランの狂気は、どうやって沈めたの?
そこも教えて欲しいわ?」
レミリアが言った
おっと忘れていた
「えっとだな、あれは状態と形質の状態の方を
上書きさせたんだ、俺の普通の感情、いわば
正気の状態を上書きさせただけだ....この能力は
他人にも複製させたりできるがこれが精一杯だ
これ以外のことは出来ない」
「へーナルホドね」
さてとある程度話したか
腕が痛む
なんて上の空状態だったが
突如
「暫くここで安静にしていなさい」
レミリアが言った
いや八雲さんとこ帰らないと
「身内が怪我させた人をのこのこ返すのは気分が悪い」
いやそれはそちらの都合でしょうが....と思ったが
それも悪くないかもしれない
この館の人をもっと知りたいっと思ったからだ
「ならお世話になりますよ」
「お兄様暫くいるの?やったー!」
こうして赤い霧の異変は幕を閉じた
めでたしめでたし
「やっぱり...君は本当に最高だよ....ふふ、
やっぱり君しかいないよ、僕は君を愛しているんだ
愛に性別なんていらないね.....君もそう思うよね?成太」
「あれ?なぜか悪寒が......」
次回から日常回
コラボとかしてみたいなーとふと思った
......あ、思っただけですすいません
(ちら