東方平々凡々録   作:さんま(北海道産)

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例のあいつの登場

こいつは幻想郷で色々成長させていく予定です

悪い方向にですが


至って普通の日常
東方平々凡々録の14 「帰れこの野郎」


今日からある意味本当の自分で生きられる

 

そう考えると今日が初日になるな

 

さて、何をしようかな?

 

 

 

 

 

レミリアの提案の元暫く紅魔館に滞在することにしたが

いいのだろうか?

 

迷惑ではないのだろうか?っと考えていたが

鉛の様な疲労感に押しつぶされそうになっていた

怠い

はやく横になりたかった

 

朝食終了後霊夢と魔理沙は帰っていった

魔理沙が八雲さんにこの事を伝えてくれる様だ

ありがたい

 

という事で食べ終わり今は部屋にいる

ともかく少し寝よう

そう考えベッドで横になった

 

 

 

 

 

 

「成太、おはよう」

 

「あ?おまえか.....」

 

「何言っているんだ、僕には名前があるのだ」

 

「そうだな病んで蓮子」

 

「違うよ、そんな変な名前じゃないよ」

 

「お前は変人だよ」

 

「ちがうよ、君が大好きで大好きで堪らない一人の少年だよ

結婚したいほど好きで毎日君を思って胸が苦しくなっている

だけの青年だよ」

 

「世間はそれを病気という」

 

「で、今日の放課後デートしない?」

 

「明日から俺にホモになれと?」

 

「愛に性別なんていらないよ」

 

「偉大だな、お前みたいなヤンデレの考えはわからない」

 

「大好きだ成太、結婚しよう」

 

「人生初のプロポーズがこんなのはいやです」

 

「プロポーズじゃない、求婚だ」

 

「同じだよちくしょう」

 

「ホモが嫌でデートが嫌なら君が女の子になればいい」

 

「自分が女の子になるという選択肢はないのか?」

 

「僕は男として君を愛したいから」

 

「.......もうやだ」

 

「そうか男が嫌なのか、なら女の子にしてあげよう

 

 

 

 

僕の能力でね」

 

 

 

 

 

 

「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

跳ね起きた

実際飛んだと思った

ここはあの部屋だ

そしてあのベッド

 

良かった、夢か

 

悪夢だった

夢にまで出てきやがった

俺の普通の高校生活をぶち壊した犯人

 

「もう.....やだ」

 

忘れよう

そうだ忘れましょう

 

「大丈夫かい?成太?」

 

「大丈夫だ、問題ない」

 

「そうか.....良かったよ、僕の成太が苦しむのは全く心外だからね

困った事があればなんでも頼って来なよ」

 

「そうするってえ?」

 

何故かナチュラルに会話しているが誰だ?

男の声だ

しかもこの口調に決まり文句

 

顔を上げる

やはりおまえか

 

「反田 天使(はんだ てんし)」

 

「久しぶりに僕のフルネームを言ってくれたね」

 

「帰れよこの野郎」

 

「野郎ではない、恋するピュアな天使だ」

 

「ずっと俺を見ていたのか?」

 

「当たり前じゃないか?寝顔から一秒たりとも目を離していないさ」

 

「.....何故こちらに来た?目的は?」

 

「勿論君を追って、愛は偉大だよ 不可能を可能にする」

 

「いつから見ていた?」

 

「宴会の時から、ずっとだよ」

 

「手紙もおまえか?」

 

「手紙じゃないよ、ラブレターだよ」

 

「......」

 

だめだこいつ

 

「僕は君をいつも見ているから大丈夫だよ」

 

そうだな、人のスケジュールがわかっているものな

いつ家を出て、いついえに帰ってきて、いつ寝るか

こいつは完璧に把握している

 

あいかわらずのニコニコ

いつも俺には笑顔だ

そうやっていつも俺につきまとった

こいつは容姿が淡麗だ

俗に言う 男の娘 という種類の顔だ

大人しめの女子の様な顔をしている

それでも男

なぜこいつがこんなにおかしのかって?

おいおいわかると思うが.....

 

ガチャ!

 

「成太兄様!夕食一緒に食べよう!」

 

不意であった

飛んできたのであろうから足音もなかった

ついでにノックもなかった

 

フランドールが入ってきた

まずい

 

「あ....あ....あぁぁぁぁ!」

 

「え?あなただれ?」

 

「ミルナミルナミルナ!ボクをミルノハ成太だけだ!

ボクは...ミルナミルナミルナ!!」

 

あかん

錯乱してしまったか

こうなるともう手がつけられない

 

「今は帰れ、天使」

 

「はあはあはあ、そうだね、じゃあね成太、忘れないデ

ボクはイツモキミをミテイルから」

 

そう言うと消えた

ふっ、と

見えなくなった

フランドールはキョトンとしていた

 

この場合フランドールだけなら良かったであろう

その後ろに

 

「だれなのあいつ?」

 

レミリアがいた

あっちゃー

オーマイゴッド

 

 

 

 

 

「あいつは誰?」

 

朝食を食べたあのホールに移動した

そして彼女曰くの夕食が始まった

ていうか吸血鬼なんだろ?

なんで夜行性じゃないんだよ!

っと思っていたら俺が寝ていた時

同じく寝ていたらしい

ということはこれは彼女ら吸血鬼にとって朝食

朝に食べたのが夕食ということになるはず

ややこしい

 

てかそんなに寝ていたのか

スマホの時間も午後6時だった

死んだように眠っていたのだろう

 

「聞いているの?あの男は何者?」

 

考え事をしていて返事をしない俺に少し苛立ちを見せた

 

「えっとまぁなんていうか」

 

さて、問題だ

以下の選択肢で成太が返すべき返事を選びなさい

 

① 「男?そんなのいたっけ?」

 

②「あいつはただのストーカーですよ」

 

③「あの男は反田 天使(ry

 

さて、どれにしようか

まず論外な①

がっつり見られています

言い訳無用に

 

まずいのが③

変なのに絡まれてるのは言いたくない

これは言いたくない

大事なことなので二回思いました

 

ということは②だな

レミリアに向き合った

 

「あいつはただのストーカーだよ」

 

「急に消えたりするのが普通のストーカー?」

 

「幻想郷じゃごろごろといるだろ?」

 

「それは知らない、私たち最近ここにきたもの」

 

あれ?そーなのかー

ふむ、では今の言い訳も通りにくい

ではこの切り口で

 

「幻想郷じゃあ能力持ちも普通ですよ?」

 

刷り込む方にした

よく幻想郷の事を教えてやらねば

 

「へーそうなの」

 

「普通に神なんていますからあんなのいっぱいいるでしょう」

 

実際神にあった事なんてない

けどこれだけは言える

俺のような奴は普通

 

「じゃあ聞くけど」

 

「僕が愛しているのは君だけだよ、とか

君をいつでも見ている、ていう思想の持ち主も普通なの?」

 

「それはない」

 

それはないでしょう

そこまで言えば幻想郷が敵に回る

 

「あいつは少しクレイジーなだけですよ」

 

「なんせ貴方の名前までしってるのだからね」

 

「どこで手に入れた情報やら」

 

「情報といえば貴方もなぜあの男の名前を知っていたの?」

 

「え?」

 

不意だった

まさか....まさかとは思うが.....

 

「目的を聞いたり、いつから見ていただの

親しく話していたわね?仲がいいのね」

 

「仲がいいわけではない」

 

全部聞こえてたのかよ

 

「私達が来た時にちょうどあの男との会話が始まったわよ」

 

一から十まで知っているのかよ

それなら最初から言えよ全く

 

「改めて聞くわ、あの男は何者?」

 

こう言われては答えるしかないだろう

だが

 

「答える前に一つ言っておこう、これからあの男について

話すがこちらから話せるのは名前とか軽い情報だけだ」

 

「あら、それでいいとおもっているの?」

 

「話したくても話せないんだよ」

 

「?、どうゆう事なの?」

 

「あの男はまだここにいる」

 

言った瞬間辺りが凍りついた

フランドールもフォークを持っていた手を止め辺りを見回す

レミリアは神妙な面持ちでこちらに問いかける

 

「どこに....いるの?」

 

溢れんばかりの殺気

見えた瞬間殺してやる...みたいな眼をしている

 

「さぁ?でも俺の近くというのは確か」

 

「これがあいつの能力?見えなくなったのが関係している?」

 

「能力は、一番嫌うだろうな....話としては」

 

「えー、見えないよ?どこどこ?どこにいるの?」

 

見えないんじゃないんだよな

見えなくなっているんだよ、正確には

 

「.....いいわ、話しなさい」

 

「なら話そうか.....

 

 

 

 

 

 

あの男は 反田 天使

俺の高校の同級生だ

最初は関わりがなく話す事もなかった

挨拶をする程度の仲であった

 

しかしまぁ色々ありましてね....ここは割愛させてもらう

ようはてんやわんやあって

いまのあの異常なヤンデレに目覚めた訳だ

 

能力も持っている

突如見えなくなったのも能力だ

あいつの能力にはよく振り回されたよ

女にされたりとかとかあったな.....

 

 

 

 

 

「質問いいかしら?」

 

「核心に触れなければどうぞ」

 

「高校って何?」

 

どん

椅子から落ちた

関西人ではないが

 

「何しているの?」

 

「日本のとある地域の文化」

 

「おかしな文化」

 

「で?高校の説明?」

 

え?でも説明ってなにすればいいんだ?

吸血鬼には無縁の話なのだろうか?

でも俺は知っている

吸血鬼が学校に通う話を

あでもあれ通っていた学生が吸血鬼になったか

 

「高校がどのような場所か説明しなさい」

 

「少年少女の学び舎だ、義務教育ではないから

行くのは自由だが....ほとんどの子供ははここに行く」

 

「よくわからないけどそこの空間に

一緒にいたという解釈でいいのね?」

 

「あぁ、それは大丈夫だ」

「少なくとも知り合いだった訳ね」

 

はぁ全くだ

あいつがこちらに来たっなんて

最悪だ

 

突然耳元で小さな声がした

それは本当に小さいが俺にはハッキリと聞こえてしまった

 

「成太....忘れないで、君の後ろには僕がいる

僕はいつでも見ているからね」

 

今朝の悪寒がまた走った




反田 天使さんです

ヤンデレ男の娘な方です

天使「よろしくね、成太」

成太「お帰り下さい」
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