まさかの3000オーバー
まさか3000超えるとは
よく頑張ったな自分!
(しかし中身が.......泣)
夢だと思ってたので朝目が覚めたらいつもの日常があると
思っていた
静かに新聞を読む父 忙しそうに俺の弁当を作る母
そんな光景が広がっていると思った
「.........。」
しかし目が覚めたら
覚えのない天井
覚えのない和室
覚えのない布団だった
「.......そうか。」
現実だと受け止められない自分
今も夢だと信じている自分
はいなかった
「やっほーマジかマジか!本当に別世界かよ!?」
テンションが上がりっぱなしだ
やばい抑えられない
窓を開けると朝日が部屋に降り注ぐ
鳥の鳴き声が聞こえてくる
何より空気が美味しい
良い朝だ
感動した
都会っ子の俺にとって最高だ
そんな朝を満喫していると
足跡と共に声が聞こえた
「成太さん、起きてますか?」
どうやら起こしに来てくれたらしい
「はい、この通り」
とりあえず返事をする
「朝食ができましたので召し上がります?」
ありがたい
昨日は夕飯抜きだったのでペコペコである
「ありがとうございます」
楽しい朝食の時間だ
「頂きます」
朝はパン パンパパン派の人なので
和食は嬉しかった
畳の上で座布団に座って食べるのも新鮮だった
白ご飯、味噌汁、漬物、青菜 というシンプルさ
が自分の中では日本の朝食ぽくて良かった
特に味噌汁は最高だった
黙々と食べる二人
ふむ、何か話しかけるか?
うーむ 何を話すべきか?
自己紹介か?
いや、それ以上に聞きたいことがある
沢山、いや富士山ほど
いやいやスカイツリーほど、て小さくなったよ
テヘペロ
「幻想郷について詳しく教えてください」
当たり障りのない質問だと思う
先生は少し考える素振りをした後話し始めた
「どれくらい妹紅から聞きました?」
「俺のいた世界とは別の世界ってくらいかな?
後は博麗神社とか結界の事です」
「そうですか....。」
「ではこの世界の基礎からお教えしましょう」
と言うと持っていたお箸を置き話し始めた
「まずこの世界は人間以外の種族がいます」
「人間以外の?種族?」
思った以上に凄い所だ
「そうです。神や妖怪、妖精に魔法使いなどいます」
すげえなオイ
夢のオールスターじゃねえか
大乱闘かよ
「すごいですね、やっばり強いでしょうね?」
「そうですね、歯が立ちません」
ま、そうだよな。
ん?妖怪?
「妖怪とかって人を襲うイメージがありますが........」
「襲う輩もいますね、」
マジか、どうするんだよ
襲われたらジ エンド間違いないな
「因みに私も妖怪です」
「え...?」
まさかのカミングアウトである
俺は微笑ましく妖怪さんと朝食をとっていたのか
でもイメージの妖怪と違うな
「妖怪と言っても半人ですからね」
「ハーフみたいなものですか」
なるほど、この世界は奥が深いな
興味が湧いてきた
「この後はどうなされるんですか?」
先生が質問してきた
手には食器を持っていた
食べ終わったのだろう
「今日は博麗神社に行きます」
「帰るのですか?」
「どうでしょう........」
実際悩んでいる
ここは凄く楽しそうだ
いい人も多い
けど家には家族がいる
このまま帰らなかったら行方不明になり
親が悲しむ......
「この世界は来る人を拒みません
全て受け入れてくれます、暗い過去さえも」
暗い過去かぁ.......
色々あったなぁ
「だからもしこちらに住むとなってもいい生活が
できると思いますよ、私は」
先生の言葉が身に染みる
嬉しかった
そうだな、考えてから決めればいい
もし住む事になったら親にしっかり伝えよう
でも許可してくれるか?
高校中退だな多分
無理っぽいな
でも父さんも中退だったな、
確か「自分にとって最高の場所をみつけた」とかなんとか
多分わかってくれるさ
根は優しいから
「ありがとうございます、
今日は兎に角博麗神社に行きます」
「そうですか、気を付けて下さいね」
博麗神社か
一体どんなとこなのだろう
「えっと、少しよろしいですか?」
先生が言う
「なんでしょう?」
俺は食べ終わった食器を持ちながら言う
「博麗神社の場所わかりますか?」
危なかった
「なんじゃこの階段!?」
いま博麗神社の前にいる
時間はお昼近くである
あの後先生に地図を貰った
地図といっても今みたいに綺麗なものじゃない
しかし十分だと思っていた
いや舐めていた
まぁ行けるだろうと
そんなに地図に強い訳でもなく
ましてや土地勘などある訳がなく
そんな事で迷子になった
そっから道行く人に教えて貰い
ようやく到着
かかった時間は2時間程
携帯の電池が20%を切った
ヤバイな 充電しないと
しかし先生宅でコンセントがなかった
多分だかここ電気がない
電柱がなかった
街灯もなかった
先生宅周辺の道は古い住宅が並ぶ中
道路が土丸出しだった
アスファルトなんてなかったんや
そして何より人々の服が和服だった
信長協◯曲や幕末高◯生みたいに
一人浮いてました
そんな衝撃を受けて今に至る
さて登るか...........。
何段あるんだよ
「疲れたー!まったく!」
思った以上に大変だった
運動部に所属している訳でもないのでキツイ
いや、運動部やっていてもキツイと思う
この階段は長さより角度
いわば階段がかなり急であり
それが疲労にひと役買っていやがる
少し休憩してから
神社に向かって歩いて行く
神社自体は結構な年季である
大きさは小さくなければ
神宮や大社ほどではない
なんとも表現しづらい大きさである
そんな神社を眺めていると気づいた
神社の賽銭箱近くの縁側で何かを飲んでいる少女を
彼女もこちらに気付いたのかこちらに視線を向けている
ふむ気不味い
風によって揺れる木々の音しか聞こえない
静かだ
そんな沈黙を少女はいとも容易く破った
「あなた誰?あと賽銭箱はこれ」
まずは自己紹介か......
「僕は複井 成太といいます、博麗さんですよね」
「そうよ、だから何?あと賽銭箱はこれね」
「ここに来たら元の世界に戻してくれると聞いて来ました」
「外来人ね、わかった。賽銭箱賽銭箱」
なんだろこの人
会話のキャッチボールをしている感じがない
賽銭箱という単語多いな
賽銭箱で会話のラグビーされている感じだ
タックルで押されているな、今
「で、帰るの?」
「あ、はい、」
性格は竹を割った様な感じだ
あっけらかんとしている
いい意味でクール
悪い意味で付き合いが悪い
そう思った
「そう、因みに1000円ね」
「え?」
金取るのかよ
「当たり前でしょう、タダで帰れると思っていたの?」
致し方ない
彼女に頼るしかなさそうだし
今のところは
「わかりました1000円ですね」
さようなら英世さん
彼女に手渡す
「よし!確かに受け取ったわ」
めちゃめちゃ嬉しそうである
何か踊り出しそうである
「じゃあちょっと待ってて」
と言い神社の後ろにある鳥居の方へ歩いて行く
そういや神社の後ろに鳥居があるなんて変だな
変わった神社だ
暫くすると神社で待っていた俺の元に来た
彼女いわく準備ができたということ
あぁ帰るのかという残念な思いが心を傾ける
ここにいたい
そう思い始めた
鳥居に足を運ぶたび想いは強くなっていく
どうしようか.....
いや俺には家族がまっているんだ
父さんと母さんが待っている
帰らなくては
「ありがとうございました、博麗さん」
「こちらこそ、まさか本当に英世、、うふ......」
..........お金って恐ろしい
「じゃあ帰りますか」
そして鳥居をくぐった
後日談
その後神社で目を覚ます
見覚えのある神社だ
時計を見る
6時であった
怒られない事にまず安堵した
夕日が綺麗だ
よく見える
どうやらこれ以上は道が無い
行き止まりのようだ
なら大通りに戻って帰りますか
立ち上がりリュックを背負い
そして帰宅の途についた
家に帰れば父と母がいた
父は少し早めに帰ってきたようだ
その後夕飯を食べ
お風呂に入り
歯磨いて
マイ◯ラして
疲れたのでやめて
今に至る
時刻は10時ほどであった
「少し早いが寝るかな.....」
そう言ってベッドに腰掛けたその時
「こんばんは、複井くん」
謎の女性が目の前に急に現れた
本当にビビったよチビったよ
こえーよ
「夜遅くにすいません」
女性がそう言うと日傘のようなものが突如現れた
本当に急に
突如である
全く飲み込めない
状況が......。
混乱中の俺
女性は言う
「私は八雲 紫(やくも ゆかり) 幻想郷から来ました」
さて....どうしたものかね
一度ご帰宅しましたね
しかし終わらない!複井の物語は終わらなかった
というわけで次回は幻想郷復帰あたりまでになります