東方平々凡々録   作:さんま(北海道産)

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れみりゃ殿登場

うー☆


東方平々凡々録 9 「カリスマは出すものではなく出るもの」

この館の主のレミリア・スカーレット

なんと吸血鬼らしいです

わお物語じゃん

キスショット?そうなの?

っと一人考えていた

 

メイドこと十六夜 咲夜さんは先に入っていった

なにか見られたくないものでもあるのだろうか?

その主のいるであろう部屋の大きなドアの前にいる

かなり大きい

ラスボス感ハンパねー....

 

そこに

 

「おおー、二人とも大丈夫だったか?」

 

霧雨である

魔理沙は服が所々焼けていたり

煙に突っ込んだような匂いがする

少なくともそちらが大丈夫か?と言い返したい

 

「妙に臭いわね、あんた」

 

「いやー、地下の魔法使いが中々なもんでねー」

 

頭を掻きながら笑顔で言う

いい笑顔だ

 

「でもしっかりやっつけたぜ!」

 

「へぇー、そう」

 

いかにも興味なさげだな

ここまであっけらかんとしていると

かえって頼りになる

 

「あ、そうそう!こんな手紙があったぞ?」

 

といいワンピースのポケットを弄り始める

手紙?

なんで敵地に手紙が...

てかこっちでそんな知り合いいないし

なにより訳がわからなかった

 

「あったあった...これこれ、はいよ」

 

少しごわっとした紙の封筒が渡される

封筒のサイズは思っていた以上に小さい

手のひらサイズであった

 

「あ、先に開けて読んだりしてないし大丈夫だ」

 

確かに封は切られていない

まぁ読まれてもいい内容だろ別に

俺の事だしそない重要な事なんて書かれてないだろう。

とにかく中を読んでみる事にした

 

どーも 成太

君もこっちにきていたのか?

探したよ

元気かい?僕は元気

しかしこの館はとても広いので迷いました

地下まである始末。でも君を見失ったりはしない

楽しみだよ、君と会えるのが

僕はいつでも君をみている

世界で一番君を知っている

 

一番の親友より

 

前後撤回

読まれてはいけない奴だった

親友?誰だよ

普通にホラーだろこれ

俺は浅く広くだったから親友と呼べる奴がいない

野球が好きなら野球

カード好きならカード

ゲーム好きならゲーム

こんなもんだ

実際こいつなら信頼できるみたいな奴はちらほらいたが

結局そこ止まりである

 

だから心当たりがない

親友.....親友.....

悪友.....腐れ縁

 

なんかごっちゃごちゃになってきた

さて誰なのだろう?

 

「で?中はなんて書いてあるんだ?」

 

興味津々の魔理沙

まぁなんていうか伝えたらいいのか

正直一から10まで全てはいけないであろう

適当にはぐらかすか、

 

「元気か?みたいな内容です、だれかわかりませんが」

 

間違ってはいない

 

「だれからなんだ?」

 

ふむ...誰なのだろう

こんなヤンデレ染みた.....ヤンデレ!?

ぐっ頭が.....

 

「大丈夫か?成太?」

 

待て待て落ち着けそれはない

そんな事はあるものか

いや、でも可能性はある

奴のことだ

 

「きてしまいました」

 

の一言で済む

なんということだ

そんな事はあっていい訳ない

 

「なにブツブツ言ってるの?早く行くわよ」

 

こいつ頭がおかしいんじゃねえのか?みたいな

目で見てくる

理由があるのだ

 

普通に生きていた中であった

非・日常的な、アニメの様な現象に遭遇したのも

遅かれ早かれもうないと思う

おっとあれは二回目だったな

もうあの出来事たちを超えるのはここでしかないだろう

 

ここでは普通に生きていける

 

これで満足

 

「話聞いてる?行くわよ」

 

呆れた様に肩を落としながら言う

てか咲夜さんが

 

「少しお待ちを....」

 

って言ってたけど

いいのか?

怒られるぞ?

 

「待っといてって言ってたけどいいのか?」

 

「いいのよ客なんだから」

 

客というか不法侵入者だけどな

まぁ天下の霊夢が言うならいいのでしょう

 

「へへ、じゃあ開けるぜ」

 

ごっつい扉のドアノブを持ち言う魔理沙

ものすっごい楽しそうだ

まるでおやつに飛びつく小さな子の様に

真っ直ぐな子である

霊夢と魔理沙

対照的な二人はどうこの関係になったのか

思えばきになるところでもある

 

「早く、お願い」

 

「りょーかい」

 

ガチャ

勢いよく開け放たれた扉

 

「ここの主 レミリア・スカーレットに頼もう!」

 

何処と無く道場破りみたいな発言である

さて...どの人がレミリアと言う吸血鬼だ?

 

目の前の咲夜さんの隣

王座ちっくな椅子に堂々と座る少女

10歳ほどであろう

中世のドレスを少し現代風に軽くした様な感じ

薄いピンクを基調とした色

髪は何処と無く紫

ふむ....彼女ではあるまい

なんせ子供だ

 

霊夢と魔理沙に目をやる

二人とも拍子抜けした顔である

多分同じことを考えていたのだろう

そんな中魔理沙は単刀直入に

 

「やいやい!レミリア・スカーレットを出せよ!」

 

クレーマーかっと言いたくなる言い方だ

だが聞いてもらっただけありがたい

こちらとしては察しがついている

だが心ではいや?違うだろ?みたいな

本当は大きい方がいるんだろう?と

思ってしまう自分がいた

 

暫くの無言

静寂

秒であった時間は長く感じた

しかしそれは一言でかき消された

 

「私が館の主、レミリア・スカーレットよ!」

 

いかにもバアァァァァァン!という擬音語が似合いそうだ

それくらい勢いがあったのは事実、だが

 

「ふふ.....」

 

本当に小さな声だったが

今は静寂

無音であった

それゆえ綺麗に

クリアに聞こえた

魔理沙が俯いて肩を震わせている

犯人確定

 

「なっ!?」

 

玉座のレミリア(仮)さんの顔はどんどん赤くなる

みるみるうちに

早送りでトマトが熟れていくのを見ている様だった

 

 

玉座で体育座りしているレミリアさん

隣で励ますというか激励している咲夜さん

子供っぽいところがよく出てます、はい

という訳で今待っています

ラスボスの立ち直るのを

 

最初はカリスマらしきものがよく出ていました

カリスマは出すものではなく出るもの

そんな事実を突きつけられるカリスマであった

しかし今

そんなものなかったんや

 

という訳で3人仲良く待ちます

 

 

少年少女待機中

 

 

 

 

「私こそこの館、紅魔館の主 レミリア・スカーレットよ!」

 

無事回復

カリスマ全開のいつもの姿であろう

 

「博麗の巫女が何の用かしら」

 

玉座の肘掛に肘をつきそれっぽさ全開である

 

「霧を止めに来た、それ以外ない」

 

「そう?素敵じゃない?紅は素晴らしい色なの」

 

「そうね、紅は好きよ。トマトも美味しいし」

 

「トマトは赤!私が言っているのは紅!」

 

「一緒じゃない?何言ってるのだが.....」

 

「ムッキー!今夜は月が紅いから手加減はしないんだから!」

 

「あ、本当だ!赤い」

 

部屋の窓から見える月

真っ赤であった

うわぁ怖い

幻想郷ならではの光景

写真に収めておこう

 

「さーてと、出来るだけ早く終わらせる」

 

「人間風情が!いい気にならないことね」

 

「「さぁ!勝負」」




定番といえば定番
な感じのれみりゃ殿

ごめんなさい
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