第六天波旬vs永遠の刹那   作:byとろ

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これでこの作品は終わりです。

まぁ、設定資料を次に投稿するので、厳密にいうと終わりじゃないんですけどね。

ともあれ、今までありがとうございました。



エピローグ

 

「――遅かったな」

 

「俺の予想じゃ、もう少し早く来ると思っていたんだが」

 

「ははっ、そう怒るな。悪かったよ冗談だ」

 

「で、お前の兄弟の残滓はふりきれたのか?」

 

「……」

 

「そうか、それは良かった」

 

「他の奴らも解脱できたみたいだな」

 

「それなら聞かせてもらおうか。お前の太極(こたえ)

 

「……曙光、か。なるほどお前らしい」

 

「安心したよ」

 

「しかし、あの時お前らの魂を見つけられたのは本当に僥倖だったな」

 

「おかげで、ずいぶん早くこの地獄を終わらせることができる」

 

「……」

 

「そんな顔をするな」

 

「これで良いんだ」

 

「俺は邪神なんだ。今こうして座を握っていること自体がおかしなことなんだよ」

 

「……」

 

「それで良い」

 

「さて、俺は退散するとしよう」

 

「新しい主役がいるのに、古い奴がいつまでもでしゃばってちゃいけないからな」

 

「後は頼んだぞ」

 

「……」

 

「――ああ、やっとだ」

 

「やっと終わる」

 

 

 

「――今いくよ。俺を抱きしめてくれ、マリィ」

 

 

 

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