皆月早雲を狙ったキングダムの襲撃。それを救ったのは、黒づくめの二人組。
一人は女。腰まで届く漆黒に濡れた髪を優雅に靡かせ、冷たい夜を連想させる瞳はじっと舞を捉えて離さない。
多くの女性が理想とする様な、出るところは出て、引っ込むところは引っ込んでいる体型を持っている彼女は、そこにいるだけで美麗な芸術品の様な存在感を放っていた。
メイレンの様な優しい美しさとは違う、尖った美しさだ。それが強さを感じさせる要因なのだろうか。事実、彼女は三対一という圧倒的に不利なデュエルを仕掛けられても相手を一掃してみせた。
もう一人は男。背丈は女よりも低いが、その威圧感は彼女よりも上だった。
特に手入れをしていないのか、短い黒髪は所々が立っている。瞳は冷え切っており、それでいて日本刀の様な鋭さを持っている。これから戦いに身を投じるというのに、彼の口元には僅かな笑みが浮かんでいた。
女の名は藤宮翔子。自らを殺し屋、ザ・クリーナーと自称する。
男の名は桐生悠貴。暗闇の王、キング・オブ・ダークネスと称される。
そして二人はデュエルチーム、ロス・インゴベルナブレスのメンバーである。
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場所を移し、戦いの舞台はマンションの屋上となった。
舞の傍らには早雲とクリフ。悠貴の傍らには翔子が付いており、これから始まるデュエルの行方を見守る。
舞は手札を取りながら、身構えていた。キングダムのデュエリストは発生するダメージやモンスターの攻撃そのものを現実のものに出来るという。ならば、悠貴もその力を持っているのではと推測していた。
「女、そいつを共に戦う仲間と言っていたな。奴らと戦うつもりか?」
そんな事を考えていると、悠貴が早雲を指差しながら口を開いた。何かを図るような視線に、身じろぎせず答える。
「そうよ。それが何?」
「ふん。ならば俺とのデュエルを通じて、奴らと戦う事がどういう事か知っておけ」
それだけ言うと、悠貴は身構える。手札も取っているので準備は万全だ。
「それはどうも。なら、思い知らせてもらおうかしら」
彼は強い。それは彼自身が放つ威圧感からすぐに分かる。だからといって臆する訳にはいかない。ここで怯えていたら彼を、刹那を守る事なんて出来ないのだから。
「そういえば、貴様の名を聞いていなかったな」
「舞。観月舞」
「なら観月舞。俺の憂さ晴らしの相手をする以上、少しは楽しませてみせろ」
それは明らかな挑発。それどころかこちらを完全に舐めているが故の発言だ。だが、熱くなり過ぎてはいけない。
「いいわよ。期待に応えてあげるわ」
それだけ告げると、静寂が訪れる。
「舞……」
「舞おねえちゃん、がんばってー!」
早雲は不安そうに、クリフは元気に手を振りながら声援を送る。舞はそれに軽く応えて改めて視線を相手に移す。
『デュエル!』
静寂を破るのは、始まりの一言だった。
舞:LP8000
悠貴:LP8000
「私のターン!」
先攻をとったのは舞。自分より背の低い相手を見据え、手札を確認する。
いつもなら様子見をするところなのだが、この相手にそれをやるとあっという間にやられる。そんな気がした。手札も揃っているのでここは最初から大きく動くことにする。
「『ツーヘッド・シャーク』を召喚」
現れたのは、鋭い目つきと牙を持つ二つの頭がある鮫。
「私のフィールドに水属性モンスターが存在する時、『サイレント・アングラー』を特殊召喚できるわ」
続けて現れたのは、透き通った体を持つアンコウのモンスター。二体のレベルは共に四。これが意味するものは。
「『ツーヘッド・シャーク』と『サイレント・アングラー』でオーバーレイ! 二体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築。エクシーズ召喚!」
二体のモンスターは舞の髪、瞳と同じ水色の光となって時空の狭間に吸収される。狭間が一度閉じたかと思うと、直後に爆発を起こした。
「吠えろ未知なる轟き! 深淵の闇より姿を現わせ! 来なさい、『バハムート・シャーク』!」
現れたのは、海の獣と呼べる巨大な鮫のモンスター。舞のエースモンスターでもある。
「『バハムート・シャーク』の効果発動。オーバーレイ・ユニットを一つ取り除き、エクストラデッキからランク3以下の水属性エクシーズモンスターを特殊召喚できる。私は『牙鮫帝シャーク・カイゼル』を特殊召喚」
現れたのは、巨大な口を持つ青い体表の鮫。口の上に細長い頭部が存在し、鋭利なヒレも見える。
「更に『シャーク・カイゼル』でオーバーレイ・ネットワークを再構築。エクシーズ・チェンジ! 来なさい、『FA―ブラック・レイ・ランサー』!」
『シャーク・カイゼル』が水色の閃光となって歪みの中に吸収されると、その中から一つの影が飛び出した。それは重々しい鎧を身に纏った黒き海の槍術使い。鈍い音を立ててフィールドに降り立つと、悠貴を一瞥する。
攻撃力は2100と決して高い数値ではないものの、その能力は侮れない。
「このモンスターの攻撃力はオーバーレイ・ユニットの数×200ポイントアップするわ。今は一つだけだから攻撃力が2300になる。カードを一枚セットして、ターンエンドよ」
FA―ブラック・レイ・ランサー
ATK2100→2300
いきなり手札を激しく消耗してのエクシーズ召喚。普段なら、初手でこんなに大きく動くことはまず無いのだが、悠貴が放つプレッシャーがそうさせている。普段通りに戦っていては勝てないと。
「ふん、その程度でこの俺を牽制しているつもりか? がっかりさせるな。俺のターン」
しかし、悠貴はそれを鼻で笑うかの様に鋭いドローを見せる。その仕草ですら、舞にはプレッシャーに感じる。果たしてどんなデュエルをしてくるのか。
「永続魔法、『共鳴破』を発動してチューナーモンスター、『レッド・リゾネーター』を召喚」
緑色のカードのビジョンが出現し、その直後に現れたのは炎の衣を身に纏い、音叉を手にしている小さな悪魔。ケタケタと舞を嘲笑うかの様な声を出す。
「このモンスターの召喚に成功した時、手札からレベル4以下のモンスター一体を特殊召喚できる。『調星師ライズベルト』を特殊召喚」
続けて現れたのは、黒づくめの服に身を包んだ不気味な笑みを浮かべた男。得意げに指を鳴らすと、そのレベルが上昇する。
「こいつの特殊召喚に成功した時、俺の表側表示モンスター一体のレベルを3つまで上げる。こいつ自身のレベルを3から6に上げた」
チューナーモンスターとレベルが変化したモンスター。それらが導き出す答えは一つしかない。
「シンクロ召喚……!」
「レベル6となった『調星師ライズベルト』にレベル2の『レッド・リゾネーター』をチューニング!」
六つの星と二つの光輪。それらが一つに重なった時、その同調は引き起こされる。
「王者の咆哮、今天地を揺るがす。唯一無二なる覇者の力をその身に刻むがいい! シンクロ召喚! 荒ぶる魂、『レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト』!」
現れたのは右腕が傷だらけで角も片方が折れている痛々しい姿のドラゴン。
その顔つきは悪魔の様で、憎悪に満ちている様にも見える。
攻撃力3000。これが悠貴のエースモンスターと見ていいだろう。
「『共鳴破』の効果発動。リゾネーターがシンクロ素材として墓地に送られる度に相手フィールドのカードを一枚破壊する。そのリバースカードを破壊する」
悠貴のフィールドにあるカードから、奇妙な音が響き渡る。その音に共鳴するかの様に舞のリバースカードは震えはじめ、やがて粉々になった。
「『ヘイト・クレバス』が……」
「ふん、効果破壊に反応する罠か。だが無駄になったようだな。『スカーライト』の効果発動。一ターンに一度、メインフェイズにしか発動できないがこのカードを除くこのカードの攻撃力以下の攻撃力を持つ特殊召喚された効果モンスターを全て破壊する。雑魚は王者の前に立つことすら叶わぬ事を思い知れ」
『スカーライト』がその口を開いて灼熱の炎を吐き出す。炎に飲まれた舞のモンスター二体はもがき苦しみながらうめき声を上げるが、炎は容赦なく燃やし尽くす。
「このまま黙って破壊されるのを見ている訳ないでしょ! 『FA―ブラック・レイ・ランサー』の効果発動! このカードが破壊される時、代わりにこのカードのオーバーレイ・ユニットを全て取り除くことで破壊を免れるわ」
『バハムート・シャーク』を助ける事は出来なかったが、『ブラック・レイ・ランサー』は自身のオーバーレイ・ユニットの力を得る事で何とか炎を振り払った。しかし、その代償として強化した攻撃力を失う事になったが。
「ふん、姑息な真似を。だが破壊後、破壊したモンスターの数×500のダメージを与える」
その言葉通り、火の玉が舞に飛来して直撃する。その瞬間、普通のデュエルではまず感じない鋭い痛みが体を駆け抜けた。
「ぐうっ……!?」
「ふん、この程度で倒れるなよ? バトルだ、『スカーライト』で『FA―ブラック・レイ・ランサー』を攻撃」
『スカーライト』が今度は自身の傷ついた右腕を燃やし、『ブラック・レイ・ランサー』の腹部に炎を纏った拳を叩きつける。『ブラック・レイ・ランサー』は今度こそ燃やし尽くされ、骨すら残さなかった。そしてダメージは先程よりもやや強くなって舞を襲った。
「あああっ!」
「舞!」
「舞おねえちゃん!」
早雲とクリフが心配そうな声を上げるが、舞はそれを手で制する。
「これが、ミラも受けた痛みって訳ね……で、更にあの攻撃が実体化するって事よね……」
ミラや早雲の話だけでは何ともイメージが掴みにくかったが、実際に受けてみると分かる。このデュエルは危険であると。
舞の中にある本能が警鐘を鳴らしているのが分かるが、ここで引く訳にはいかない。刹那を守ると決めたのだから。
「ふん、この程度で倒れるなよ? カードを二枚セットして、ターンエンドだ」
舞:LP8000→7500→6600
手札:2枚
悠貴:LP8000
手札:1枚
「私のターン、ドロー! 魔法カード、『サルベージ』を発動! 墓地に存在する攻撃力1500以下の水属性モンスター二体を手札に戻すわ。『サイレント・アングラー』と『ツーヘッド・シャーク』を戻し、『ツーヘッド・シャーク』を召喚して『サイレント・アングラー』を効果で特殊召喚!」
墓地に行ったモンスター二体を回収し、最初と同じ手順で再びフィールドに揃える。
「そして『サイレント・アングラー』と『ツーヘッド・シャーク』でオーバーレイ! エクシーズ召喚!」
そして再度エクシーズ召喚のための素材となる。二つの光は一つとなり、強く輝く。
「二つの力が紡がれし時、新たな命の光が噴出する! 来なさい、『Nо.37希望識竜スパイダー・シャーク』!」
現れたのは、白い身体と紫の尾ひれが特徴的なモンスター。体のヒレの配置を見ると何処となく蜘蛛の姿をしている様にも見える。
攻撃力は『バハムート・シャーク』と同じ2600。行きつけのカードショップ、ギラスで入手した新たなモンスターだ。
「『スパイダー・シャーク』で『レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト』を攻撃。この瞬間、オーバーレイ・ユニットを一つ取り除いて『スパイダー・シャーク』の効果発動。相手モンスター全ての攻撃力をこのターンの終了時まで1000ポイントダウンさせるわ」
これにより、『スカーライト』の攻撃力が2000に下がり、『スパイダー・シャーク』でも戦闘破壊できるようになった。
『スパイダー・シャーク』は身体全体を回転させながら、『スカーライト』に体当たりを仕掛ける。『スカーライト』も炎を纏った拳で応戦するが、炎の勢いは先程よりも弱く、あっさりと打ち抜かれた。
「……ふん。蚊に刺された程度だな」
悠貴にもダメージが行っているはずだが、彼は埃を払うかのような仕草を見せてダメージが無い事をアピールする。その様子に嘘は無さそうだった。
「カードを二枚セットして、ターンエンドよ」
「そのエンドフェイズ時に罠発動、『ロスト・スター・ディセント』。墓地にいるシンクロモンスターを守備力0、レベルを一つ下げ、効果を無効にして守備表示で特殊召喚する。再び荒ぶるがいい、『レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト』!」
あらゆる力を失った状態ではあるが、『スカーライト』が悠貴のフィールドに舞い戻る。舞は苦虫を噛み潰す思いでターンを明け渡した。
舞:LP6600
手札:0枚
悠貴:LP8000→7400
手札:1枚
レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト
レベル:8→7
DEF0
「俺のターン、ドロー。……ふん、ここで終わりか」
「なんですって?」
「耳が悪いのか? 終わりだと言ったんだ。魔法カード、『おろかな埋葬』を発動。デッキから『ダーク・リゾネーター』を墓地に送る。そして魔法カード、『クリムゾン・ヘル・セキュア』を発動する。俺のフィールドに『レッド・デーモンズ・ドラゴン』が存在する時、相手フィールドの魔法、罠カードを全て破壊する。『スカーライト』はフィールドと墓地に存在する時、カード名を『レッド・デーモンズ・ドラゴン』として扱う効果を持っている」
『スカーライト』が再び口を大きく開き、灼熱の炎を吐く。炎は舞のリバースカードである『ポセイドン・ウェーブ』と『リビングデッドの呼び声』を焼き尽くした。
「く、またリバースカードを……」
「そしてドラゴン族シンクロモンスターが俺のフィールドに存在する事で罠カード、『スカーレッド・カーペット』を発動。墓地に存在するリゾネーターモンスターを二体まで特殊召喚する。来い、『レッド・リゾネーター』、『ダーク・リゾネーター』」
悠貴のフィールドにセットされたカードが翻ると、真っ赤なカーペットが用意され、その上を炎の衣を着た悪魔と黒の衣装を纏った悪魔が歩く。
「『レッド・リゾネーター』の効果発動。こいつが特殊召喚された時、フィールドの表側表示モンスターを選択し、そのモンスターの攻撃力分ライフを回復する。俺は『スカーライト』を選択してその攻撃力分、3000のライフを回復する」
「っ!?」
『レッド・リゾネーター』が音叉を振るうと、『スカーライト』から赤い光が悠貴へ流れ込んでいく。それによって悠貴のライフは一万を超えた。
「もっとも、この効果はおまけだがな。レベル7となっている『スカーライト』にレベル3の『ダーク・リゾネーター』をチューニング」
『ダーク・リゾネーター』が音叉を鳴らすと、自身は光輪へと変化し『スカーライト』も星の光となる。
「大山鳴動。山を裂き地の炎と共にその身を曝せ。シンクロ召喚。来い、『琰魔竜レッド・デーモン・ベリアル』」
現れたのは、より禍々しい顔つきの悪しき竜。その右腕には鋭い刃を持ち、肩、胸、膝の部分には悪魔の顔をその身に宿している。
攻撃力は3500と『スカーライト』を上回る。ここに来て切り札が来たというのか。
「『共鳴破』の効果で『スパイダー・シャーク』を破壊する」
気味の悪い音の攻撃が、『スパイダー・シャーク』の息の根を止める。しかし舞は口の端を吊り上げた。
「『スパイダー・シャーク』の効果発動! このカードが戦闘、効果で破壊され墓地へ送られた時、このカード以外の私の墓地にいるモンスターを一体特殊召喚するわ。戻ってきなさい、『バハムート・シャーク』!」
守備表示ではあるものの、舞は自らのエースを取り戻した。これでこのターンは凌げると思っていた。しかし悠貴は表情をガラリと変えた。憤怒、失望。それらが混ざった表情に。
「甘い、温い、浅い! その程度か貴様は! 『レッド・リゾネーター』をリリースして墓地のレッド・デーモンモンスターである『スカーライト』を対象に『レッド・デーモン・ベリアル』の効果発動! 選択したモンスターを特殊召喚する! 三度荒ぶれ、『レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト』!」
「なっ……!?」
三度目の登場となる、暗闇の王のエース。その姿は主の今の気持ちを映しているかのように全身が激しく燃え盛っていた。
「先程までと違い、この効果で復活した『スカーライト』は何の制約も受けない。よって『スカーライト』の効果発動! 儚い希望ごと消え去れ!」
『スカーライト』の赤い息吹がまたもや『バハムート・シャーク』を焼き尽くす。そしてその余波が舞を襲う。
「くうっ!」
「これで終わりだ。『スカーライト』でダイレクトアタック!」
『スカーライト』が燃える拳を大きく振りかぶり、舞の腹部へと振りぬいた。
「あ、っぐ……!」
さっきまでとは明らかに違う、猛烈な痛みに舞は言葉を失った。ゆっくりと体が崩れ落ちそうになるところに。
「『レッド・デーモン・ベリアル』でダイレクトアタック!」
もう一体の竜が吐く黒い炎が舞を包み込み、そのライフを焼き尽くした。
「うあああああああ!?」
ジリジリと焼き尽くされるような痛みが全身を駆け巡り、今度こそ舞の体は限界を迎えた。
舞:LP6600→6100→3100→0
「舞!」
「舞おねえちゃーん!」
早雲とクリフが駆け寄ってくる。意識は保てているものの、視界がぼやけて見える。倒れ伏したまま、舞は小さな影がこちらに近寄ってくるのを視認した。
「どれだけ出来るかと思えば、とんだ肩透かしだった。その程度で奴らと戦うのは死にに行くだけだ。消え失せろ、雑魚が」
「――!」
言い放たれた言葉は、舞の心を抉るには充分過ぎる威力を持っていた。心が砕かれていく様な感覚の中、舞の意識はぶつりと途切れた。
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「舞、舞!」
意識を失った舞を揺するものの、彼女は反応しない。早雲はクリフの様子を見ながら二人を睨みつける。悠貴と暫し睨み合いをするが、不意に彼がドクロのマスクを懐から取り出し被った。
「……いいの?」
その意味を察したらしい翔子が問いかけるが、悠貴は何も言わずにその場から立ち去った。
「どうも、彼の機嫌は最悪みたいね。私もここは一旦退かせてもらうわ。……そこの貴女。貴女がキングダムの関係者である以上、私達は貴女を逃がさない。今回は見逃してあげるけど、次は無いわ」
冷たい声色で言うと、翔子もマスクを被って悠貴の後に続く。後には呆然とする早雲、恐怖で震えるクリフ、そして気を失っている舞が取り残されるだけだった。