テスト終わってないのに書いちまったぜ。
あと、たった数日書かなかっただけで溢れるこの駄文感。なんなんだオレェ…………。
次の日、僕と小猫ちゃんがが部室へ行くと、姫島先輩とグレモリー先輩が銀髪の美人さんと喋っていた。
あの服は、メイドさん?
「あら、小猫にハルト。丁度良かったわ」
「お嬢様、こちらの人間がお話の?」
「ええ、そうよ」
僕らに気付いたグレモリー先輩にそのメイドさんが問いかけ、先輩が頷く。
…………えっと? 話が飲み込めないんですけど。
「申し遅れました。私はグレモリー家に仕える者で、グレイフィアと申します。以後、お見知りおきを、神結ハルトさま」
ほへー、コスプレじゃなくて本物のメイドさんかー、初めて見たなぁ。
って、ちょっと待って。いま、グレモリー家に仕えるって言った?
と言うことはこの人、
「も、もしかして…………悪魔ですか?」
「ええ、当然ですとも」
やっぱりかー。
「きゅう……」
あ、意識が…………。
最近無くなってたと思ったけど、やっぱり
なんて、他人事のように考えながら前に倒れる僕を、誰かが受け止める。
「だ、大丈夫ですか? ハルトさま」
受け止めたのはなんと、というか当然、真正面にいた悪魔メイドさんだった。
「「「あっ」」」
グレイフィアさんに抱えられる僕を見て、グレモリー先輩、姫島先輩、小猫ちゃんの三人が当時に声を出す。
「お」
「お?」
「落ち着け落ち着け餅突け落ち着け落ち着け落ち着け餅突け落ち着け落ち着け落ち着け落ち着け餅突け落ち着けけけk………」
「は、ハルトが壊れたわ!」
「この人でなし!」
「…そもそも人じゃないです」
そうだ、落ち着け僕。所々餅突いてる場合じゃない。
とりあえず深呼吸だ。
「コヒュー、コヒュー」
あれ? なんでこんなに息苦しいの?
「あ、あの、お嬢様、この方はいったい…………」
「とりあえず離してあげなさい。あなたの胸で窒息しかけてるわ」
「え? あ、失礼しました」
「ぷは! 死ぬかと思った…………って痛い痛い痛い! 小猫ちゃん耳引っ張らないで! 取れちゃう!」
「…ばかハルト」
えー、なんでいま僕怒られたの?
あと小猫ちゃん、そんなに胸元触って、どしたの?
「…うるさい。…………やっぱり大きい方が…………」
「え? なんて?」
最後そんなに小さく言ったら聞こえないよ。
「こんちわー! って、あれ?」
僕が小猫ちゃんに声をかけるより早く、イッセー兄ちゃん達2年生が入ってきた。
「ハッ! なんかついさっきここでラッキースケベがあったような空気が!」
「…………どんな空気なんだい、それ」
「よくわからんがこう、甘酸っぱそうな気配がだな」
またこの兄ちゃんは訳の分からない事を。
「これで全員揃ったようね」
グレモリー先輩が一人一人確認するように僕らを見ながら口を開ける。
「部活が始まる前に、少し話があるの」
「お嬢様、ここは私が」
「大丈夫よ、グレイフィア。実はね――――」
しかし、グレモリー先輩の言葉を遮るように、部室の床が強く輝き出し、そこに魔方陣が浮かび上がる。
「これは………リアス」
「ええ」
魔方陣に描かれている紋章は、先輩達が使うグレモリーの物ではなく、なんだろう? 鳥?
イッセー兄ちゃんも気になったのか、その魔方陣に近付いて行く。
「あ、イッセーくん、そんなに近いと…………」
「え?」
次の瞬間、魔方陣から膨大な炎が巻き起こった。チリチリと肌を焼くような炎は当然、近くにいた兄ちゃんにも燃え移る。
…………ふぁっ!?
「あちゃちゃちゃちゃぁぁ!!!」
「に、兄ちゃぁぁぁぁん!?!?」
メーデー! メーデー! これ結構な大惨事! 水! 誰か水をぉぉ!
「い、イッセーさん! ああ、ええっと……水です! えい!」
「あんぎゃぁぁぁぁああ!」
「え? ええ!? イッセーさぁぁぁん!!!」
「…アーシア先輩、何かけました?」
「これは…………はぅっ! せ、聖水でしたぁ! す、すみません!」
「朱乃!」
「はい」
結果、兄ちゃんに燃え移った炎は姫島先輩によって鎮火され、炎と聖水に焼かれたイッセー兄ちゃんは、アーシアさんの光に包まれながら、グッタリとソファーへ沈み込んだのだった。
「…………炎が無ければ即死だった………いやほんと、聖水は洒落にならん………」
「あぅぅ、本当にごめんなさい………」
「ああ、もう大丈夫だから、気にしないでくれよ、アーシア」
すると、今だ燃え盛っていた炎が薙ぎ払われ、その中から一人の男が出てくる。
男は胸元が大きく開いたホスト崩れ見たいなスーツの襟を直し、こう呟いた。
「ふう、人間界は久しぶりだぜ…………っておろ? これはどういう状況だ?」
◆◇◆◇◆◇◆
「ライザー! あなたと言う人は!」
「まあまあ、落ち着きなよ、愛しのリアス」
「いったい何度言えばあの炎を消してくれるの!? お陰で部室が滅茶苦茶じゃない!」
「良いじゃないか、こんなみすぼらしい小部屋の一つや二つくらい」
冗談じゃないわ! こういう考え方だから私は彼が嫌いなの! 悪魔至上主義で、純血至上主義の思考に凝り固まった彼の言動すべてが腹立たしい。
そしてその思考から来る、私の眷属を見下すあの目。確かに私の眷属は全員転生悪魔よ。だからといって見下さないで欲しいわ。
こんな男と結婚しなくちゃならないなんて、鳥肌が立ってしまう。
「さてリアス、早速だが式場を見に行こうか。日取りは決まってるんだから、早め早めがいい」
「…………触らないでくれるかしら」
ライザーの手を振り払った私は、彼を睨み付ける。
「おい、あんた。部長に対して失礼だぞ! つーか、誰だよ」
いつの間にか復活していたイッセーが案の定、ライザーに突っかかっていく。
「おいおい、俺の事を眷属に教えて無いのかよ、リアス」
「必要が無かったからよ」
「相変わらず手厳しいね」
目元を引き付けながらライザーは苦笑し、そしてイッセーとその隣のハルトを見やる。
「あん? リアス、なんでここに人間がいるんだよ」
「彼は《こちら側》よ。
「へぇ、こんなひ弱そうなガキがねぇ」
その目線は、やっぱり見下したような物で、気に食わない。
それを向けられたイッセーは不快そうに顔を顰め、ハルトはイッセーの後ろに隠れた。
「いいだろう、下級悪魔に下等種族。この俺が直々に名乗ってやる」
彼の物言いは、悉く私達の神経を逆撫でする。
ここまで人を怒らせることに長けた者は、そうそういないのでは無いのだろうか。
「誉れある上級悪魔にして、七十二柱が一つ。フェニックス家の三男、ライザー・フェニックスだ。
よーく覚えておけよ? 下級悪魔の小僧。俺は直にお前の主様の、旦那様になるんだからな」
尊大に、傲岸に、傲慢に、彼はそう言い放った。
それに対する反応は二人から二種類。と言うか、容易に想像出来るものだった。
「え、えぇぇぇぇぇぇ!?!? こ、婚約者ぁ!?」
「き、きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!、あ、悪魔ぁ!?」
そんな二つの悲鳴が、旧校舎中に響き渡ったのだった。
ただ、
「悪魔………怖い………きゅう…………」
「お、おい小僧? 小僧ぉぉぉぉ!!」
倒れたハルトを見てライザーが慌てたのは意外だったけれど。
アンケートした結論。
「シリアスがしたけりゃ、
と言うことになりました。
そりゃそうだよね! 他の作品見ててもシリアスってあんまり無いし!
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