鎮守府訓練室
「で、本当はなんのようだ?」
「ありゃりゃ、ばれちった。まぁ、テストだよ」
「なんのだ?」
「終わった後に教えてやる。後、本気出せるようにお願いしたからいつでもだせよ」
「マジか、なら本気でいくぜ!」
絶対にこいつに勝つ!悪鬼はその心でいっぱいだった。すると、漣が近づいて、
「ご主人様頑張ってください」
と、言った。正直なところで言えば、漣は不安であった。この戦いがどちらかに致命的なダメージがあることをだ。だが、漣は忘れていた。この鎮守府の訓練室は特別性で戦いが終わると全て元に戻る術式が貼られていることを。そのため、漣の心配は杞憂であった。が、もうひとつの不安があった。それは、二人の今後であった。
「んじゃ始めるぞ」
「こいよ。白狼鬼」
さあ、始めよう。
怪物同士の宴を
3
2
1
「いくぜ!村正悪鬼‼︎」
そういった瞬間、流牙は消えた。いや、上に飛び、天井を利用して殴りかかる。それを悪鬼は受け、右手を高速回転させ、
「竜閃花弾!」
それに対し、流牙は体を回転させ、回避する。そして、その勢いで、蹴りにいく
「星牙!」
「チッ、ナメるな!」
ギィン
だが、その蹴りは、悪鬼の刀にあたり、金属音が鳴る。流牙の星牙という技は岩をも切り裂く刃である。それゆえに金属音が鳴ったのである
「鬼炎!」
「ナメるんなよ。悪鬼。止水死」
ジュワ
悪鬼が放った炎の術鬼炎は止まる水によって止められたが、悪鬼はその瞬間、流牙に近づき、蹴りを放つが、流牙はそれに対し前に踏み込み、そこから回転し、投げようとするが、それを悪鬼は頭突きでそれを牽制する。
「オイオイ、まさか頭突きとはなぁ」
「は、ザマァねえな」
「だが、これだけか?」
「は?」
「ノーライフグラビティ!」
ブシュ
「が⁉︎」
流牙がなにかを言った瞬間、悪鬼の腕に浅めの切り傷がついていた。
「なるほどな、重力操作での斬撃か」
「ありゃりゃわかっちゃった?だが、後もう少し早く気づいたらなー」
「なんのことッ‼︎」
ドゴッ
悪鬼が聞いた瞬間、悪鬼がなにかに気づいて避けると、地面に穴が空いていた。そう星野流牙はあの瞬間同時に詠唱をし、ひとつ目で相手の気を引き、二つ目で仕留める方法をしたのである
「良い反応だぜ。悪鬼君。だが、ここからは本気で行くぞ」
ピシッピシピシピシピシピシィィ
流牙のセリフの後、まるで空気がガラスのように悲鳴をあげた。そして、
ドゴッメキッドガン‼︎
という音がした後、流牙は悪鬼の後ろに立っていて、悪鬼は吹っ飛んでいた
「グハッ!」
「さて、そろそろ本気だせよ」
「クソッ本当に怪物だなオイ!てか、本気?負けるのは嫌だけど、アレはちょっと苦手「いいからやれ」しゃーねーな。やるか」
そういった瞬間、悪鬼の体から黒い魔力が溢れでていきた。そして、体が変化し、狼のようになり、頭部からツノが生えてきた。そして、その毛は白かった。
「さてと、『白狼鬼』村正悪鬼参る‼︎」
「こいよ。『最強天才怪物』改め、『星王』星野流牙受けて立とう」
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思いつきコーナー
技紹介
竜閃花弾
手を回転させ、殴る。その拳は竜の鱗を切ることができる
星牙
斬撃の蹴り。時に岩を切り裂く
鬼炎
鬼を想像させる業火
止水死
触れたら爆発させる水。だが、火を消すこともできる
ノーライフグラビティ
重力を斬撃に固め切る