『横っち発見や!』
『ですがこの横島さんは少しばかり成長してますね。今回も別人の様です』
『さよか。じゃあ早速
『今日のおみやは《まるごとバナナ》です』
『おおっ!ワイの大好物や!』
・・・・・・・
「忠夫!何時までもだらしない格好してないで着替えて来なさいよ。今日は久しぶりの依頼者が来る日なんだからね!」
「分かったよ」
「はい忠夫、着替えだよ」
俺は横島忠夫21歳、GSだ。
ようやく美神さんから独立して今は自分の事務所を持っている。
そんな俺の元に助手として押しかけて来たのが白鐘沙羅と白鐘双樹の双子の姉妹。
俺なんかの何処がいいのか住み込みで俺の世話をしてくれている。
「さあ早く着替えて。て、手伝ってあげるから」
「あ~~!双樹、何抜け駆けしてるのよ!どきなさい、着替えの手伝いは私がするから」
「ず、ずるいよ沙羅ちゃん。双樹がするの」
「お、おい、二人とも…」
二人とも着替えをさせる立場を取り合っているがこの狭い場所でもみ合うと…
「うわっ!」
「きゃっ!」
「どわっ!」
言わんこっちゃない。もみ合いになって三人まとめて倒れ込んだ。
そして其処に。
「お早う御座います!GS協会から参りました秋月と申します。今日は文珠使いである横島先生に是非ともお受けしていただきたい依頼が……はあぁっ!?」
いきなりノックも無しにドアを開けて入って来た秋月という男は俺達を見て唖然としていた。それはそうだろう、絡み合っている今の俺達を第三者の目から見たら……
「こ、之は男一人、女二人による多人数プレイ!いわゆる『3P』!」
3P
「あ、ああ、何という事だ、何という事だ、重要な依頼を受けてもらおうとした男がまさかこんな異常性癖の持ち主だったとは。中学生相手に信じられん。俺なら断然巨乳の女、映画女優でいうならイ○ベル・ア○ャー○がいいのに。しかし、この男以外にあの霊症を解決できないのもまたたしか。俺はあえて社会道徳をかなぐり捨てて見て見ぬふりをしなければ………ゴクンッ」
(心象風景)《(あけて~、あけてよ~)夜中、電話ボックスの中で泣きながら開かないドアを叩く秋月少年》
沙羅と双樹は秋月がブツブツと独り言を言っている間に横島から離れてその横に座っていた。
「そう、之は『超法規的措置』!」
超法規的措置
「俺は霊症事件の解決の為に不幸な二人の少女の人生をあえて、あえて見て見ぬふりをするのだ。ああ~、最低だ最低だ。俺はなんて最低なGS協会職員だ。故郷の母親よ、別れた女房よ、先祖返りだろう綺麗な金髪を持って生まれた愛しき愛娘よ、この秋月郁の魂の選択を笑わば笑え…………見なかった事にしよう。(ワハハハハハハハハハハハハハハハハハッ)と、いう事で横島先生」
さっきまでの苦悩もなんのその、笑顔で話を続ける秋月。
「…大丈夫かコイツ?」
「さあ?」
「え、と……続き、する?」
「何のだ!」
・・・・・・・
『美神さんから独立した横島さんの様ですね』
『そんでもって中学生の美少女二人をかこっとるとは。やはり横っちはロリの才能があるな』
『まあ、横島さんですからね』
まる
(`・ω・)秋月郁、奴は何処にでも居る!
ちなみにまるごとバナナは最近のオイラのマイブームでしゅ。