なのは短編〜こんな転生有りですか!?〜   作:モリブデ

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 なおこの話は原作キャラは出てきません。
 ご了承下さい

 さくっと暇潰しにどうぞ


某犬のお巡りさんに転生

 

 

 

 鳴海市のある山にて

1人の転生者が岩に腰掛け頭を抱え途方にくれていた。

 

 

「あのチビ女神、転生させたのはいいが何で見た目がデカレンジャーのドギー・クルーガーなんだよ!? しかもデバイスがマスターライセンスとは……意味分からん」

 

 

 右手に持っているマスターライセンスを見て犬頭をかくドギー

 

 

「このまま悩んでいても仕方がないな。探索に行くか」

 

 

 山を下り町に向かった

 それから数日以上たった。最初は怪しまれたドギーだがいつしかいつも犬の被り物をしている愉快な人と思われる様になった……いいのか? それで

 

 

 

  そんなある日

 町を歩いていたらいきなり結界に閉じ込められた

 

「なんだ? いきなり」

 

 辺りをキョロキョロ見回すドギー

 

 

「貴様は転生者だな」

 

 

 声が聞こえた方を向くと黄金の鎧を纏い髪も金色瞳は右が赤で左が青のオッドアイの少年が睨んでいた

 

 

「何故そう思う?」

 

 

「惚けるな。俺様の張った結界に居るのは魔力があるから。そして、貴様の様なモブは原作に存在しない」

 

 

 目の前に居る金髪が話した事に対して少し考えた後

 

 

「もし、そうだとしたらどうするんだ?」

 

 

「決まっている。俺様の世界を創る為転生者は全員殺す!」

 

 

 言うと同時に金髪の後方の空間が揺らめき無数の剣や槍が射出された

 瞬時に横に跳んでかわすドギー

 

 

「ちっ、ちょこまかとモブが」

 

 

 その時ドギーの頭に直接声が響いた

 

 

《なにやってんのよ! ドーンっとやっちゃえー!》

 

 

(この声……チビ女神!? )《そんな事出来る訳ないだろう》

 

 

 頭に響いた声に突っ込むドギー

 

 

《ふーん、そんな事言っちゃうんだ。なら、君のあーんな写真やこんなあられもない写真ばらまいちゃうよ》

 

 

 頭にあられもない映像が映しだされた。

 

 

「(なっ!? こうなったらやけだ! )……Emergency デカマスター!」

 

 

 マスターライセンスを右手に持ち前に突きだしながらやけくそ気味に叫ぶドギー

 すると足元からデカマスターのデカスーツそっくりのバトルジャケットを纏った。そして

 

 

「百鬼夜行をぶった斬る! 地獄の番犬デカマスター!」

 

 

 ポーズつけて決めゼリフを言うドギー

 

 

 

「「・・・・・・・・・」」

 

 

 無言の時が流れて恥ずかしさに耐えきれなくなったドギーことデカマスターが金髪少年から背を向け頭を抱えうずくまった

「恥ずかしなら初めからやってんじゃねえよ! アホか貴様は!? 死ね!」

 

 

 と無数の剣や槍を自分の背後から射出する金髪少年

 

 

「ディーソード・ベガ!」

 

 

 それに対して左腰に掛けてあるホルダーから石化した長刀を抜き真横に構えて刀名をやけくそ気味に言うと狼の顔をした柄の部分が吼えた

 すると刀身に魔力が行き渡り輝きを取り戻す刃

 構え直すと金髪少年に向かって、飛来してくる剣や槍を全て真っ二つに斬りながら突撃した

 

 

「なんだと!? ……ぐうっ!」」

 

 

 全て斬り落とされて驚いた一瞬の内に金髪少年の懐に潜り込み一撃を入れたドギー。空かさず腰の裏に装着されてあるマスターライセンスを取り金髪少年に突きだしながらJUDGE(ジャッジ)モード に切り替えた

 

 

「そこの金髪少年! 君のせいで俺が辱しめを受けた件で死ぬか成敗されるかジャッジメント!」

 

 

 

「ふざけるな! モブごときがオリ主である俺様を裁くだと!? しかもどっちも死ぬしかない選択はおかしいだろ!」

 

 

 説明しよう。ジャッジメントとは……

「はいはーい! 成敗OK〜デリートいいよ〜逝っちゃえ〜」

 

 ……………………チッ

 

 チビ女神に途中を遮られ舌打ちするナレーション

 

 

「って、なんなんだ!? 上のやり取りは! ふざけるなよ!」

 

「デリート許可! 逝くぞ!」

 

 

 何もない空間からエクスカリバーを取り出す金髪少年 ドギーはディーソードを上に掲げ満月を描く様に下ろして行き左脇に構え直した

 

「ベガ・スラッシュ!」

 

 金髪少年がエクスカリバーを構えたと同時位に光速の速さで金髪少年にエクスかリバーごと横一文字斬りをしながら駆け抜けた

 斬られた金髪少年は声も出せずにバトルジャケットを解除しながらその場に崩れ落ちた

 ドギーはゆっくり振り返りながら

 

 

「死にはしない。ただ、リンカーンコアとデバイスはもう使う事は出来ない。普通の一般市民として暮らすがいい」

 

 

 それだけに言うとその場を立ち去った

 

 

 頑張れ犬!

 負けるな犬!

 チビ女神の犬!

 

 

「犬犬言うな!」

 

 

「「事実じゃん」」

 

 

 突っ込むチビ女神とナレーションであった

 

 

 

 

  ―おしまい―

 





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