東方古来伝   作:紫畝 幽扇

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どうも紫畝です。
久しぶりの更新です。
改めて読み返してみたら前話が懐かしかった……。
べっ、別にサボってたわけでは、ない、、、こともないです。すいません。
というわけで気を取り直して、ゆっくりしていってね!



第11話 見知らぬ半人半獣(ワーハクタク)

起きると周りの明かりは全て消え、ただ暗闇だけが部屋を包んでいた。どうやら昼間から寝てしまい、夜に目が覚めたということらしい。要するに目を開いても辺り一面何も見えないわけで。

 

「慧音さ〜ん、いませんかぁ〜?」

「…………」

「慧音さ〜ん?」

「…………」

 

慧音さんを呼ぶも何も返事がなく、俺はよろめきながらも立ち上がる。

慧音さんを捜しに廊下に出て来てみると、辺り真っ暗な中で一筋の光が廊下に差し込んでいる。

光の出処を見てみると、どうやら突き当たりの部屋の扉が少し開いているらしく、隙間から淡い光が漏れていた。

 

「…………はぁ〜」

「なっ!?」

 

廊下に立ち止まって部屋を眺めていると、いきなり中から誰かのため息が聞こえてきた。予想外の出来事に思わず大声を出してしまう。

こ、ここは一度落ち着かないと…………。

 

スーハースーハー

 

息を一旦整えてから、俺はドアに手をかけた。

 

ガタッ

 

「うわっ!」

「わっ!……なんだ愁也か」

 

俺の前にあったはずの引き戸が消え、代わりに奥にいた一人の女性が俺の目に飛び込んできた。緑髪のその女性はこれまた緑の服に身を包み、胸元には赤いリボンがあしらわれている。そして一番の特徴は、頭部に生えている二本の角だろう。そして片方の角にも赤いリボンが結ばれていた。

俺は今までの状況や先ほどの声から推測して部屋の中にいるのは慧音さんだろうと思っていたのだが、今俺の前にいるこの人は明らかに昼間俺を助けてくれた慧音さんではなかった。

 

「…………誰ですか?」

「だっ、誰って…………私だよ、慧音だ」

 

この人が慧音さんだって?確かに声や口調は慧音さんそのものだが、それにしては容姿があまりにも違いすぎる。だから俺は疑わずにはいられなかった。

 

「慧音さんにしては出で立ちが違うようですが?」

「っ!こっ、これはいろいろ訳があるんだ。話すからよく聞いてくれ」

「…………はい」

 

見た目はまるで別人だが理由があるのなら一応聞いておこう。そう思い、俺は頭を縦に振った。

 

「実は私、半人半獣(ワーハクタク)なんだ」

「…………はい?」

 

慧音さんが、半人半獣だって?というか、半人半獣ってこんな感じなのか?

突然の告白に、想定外だった俺は呆然としてしまった。

そして少しばかり経ってから、徐々にあり得ないという思いが強くなってきた。

 

「いやいや、いくらなんでもあり得ませんよ」

「……嘘だと思われても仕方ないか」

「だって明らかに昼の時とは違うじゃないですか。やっぱり貴女は慧音さんではないですよね。慧音さんはどこにいるんですか!?」

 

この人が慧音さんではないとすると、果たして慧音さんはどこにいるのか。ここにいないとすればそんなのこの人がどこかに連れて行ってしまったに違いない。そう考えて俺は怒りに震えた。

 

「落ち着いてくれ。君は勘違いしているんだ」

「いいや貴女が教えてくれないのなら、

 

 

 

__________力ずくで慧音さんを救い出してみせる!」

 

 

 

 

俺がそう言った瞬間、彼女の身体が少し震えたような気がした。

だが俺は彼女のそのわずかな動きに目に留めることもなく、次の瞬間には畳を勢い良く蹴って突進していた。




なんか久しぶりに書いてみたら書き方を忘れてました……。
文体がおかしくなってるところとかあるかもしれませんが、そこは暖かい目で見ていただければ幸いです。

あと活動報告の方で書きましたが、更新速度はめちゃくちゃ遅いですけど決してエタったりはしませんのでこれからもよろしくお願いします。

ちなみに今日は私紫畝の誕生日でした〜!!!
どうしても今日中に投稿したかったので頑張りました。

次話、久々の戦闘シーンです!ちゃんと書けるのか心配だなあ……。
御意見&御指摘等あれば遠慮なくお願いします!
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