いやー書き溜めておかないと連続で出すのは厳しいてすね。
第1話から感想を書いてくださった皆様、本当にありがとうございます!
今回もがんばったつもりですがどうでしょうかねぇー
では、ゆっくりしていってね!
「そのー...」
俺、
「なに?」
彼女、
その、振り返るたびに揺れる白い髪がすごい気になるんだよなー。
「なんで君は、この竹林にいたの?」
そう聞くと、妹紅は嫌そうな顔をしながら、
「あのねぇ、君じゃなくて妹紅」
またもや怒られてしまった。妹紅に怒られると全く立ち向かえる気がしない。
「わかったよ、妹紅。で、なんで?」
「んー、それはここの見回りをしているから」
見回り?この何にもなさそうな竹林をなぜ見回らないといけないのだろうか?疑問に思ったが尋ねるより先に彼女の家に着いてしまった。
家は見た感じ古民家風だった。
「えっと、ここが私の家だけど」
妹紅はさも恥ずかしそうに家を紹介してくれた。
「へえー立派な家だね。妹紅に合ってると思う」
思ったまんまのことを口にすると、妹紅は少し顔を赤らめた。
やばい、そんな反応されるとは思わなかった。めっちゃ恥ずかしいじゃん。
「じゃあ、お邪魔しまー」
俺が恥ずかしさを隠そうと早速家に上がろうとすると、妹紅は驚きと呆れが入り混じった表情でこっちに向かってきた。
「ちょっ、ちょっと!私の家を泥まみれにするつもり?」
そうだった、また忘れていた。日光で乾いてカチカチになった泥が服に付いている。
「じゃあどうすればいいの?」
「せめて、はたいてから入ってよ!」
「でも...」
「も、もう好きにして!」
なんかぷんぷんして一人家の中に入って行った。
「もう、どうすればいいんだよぅ」
どうしようかと家の前をうろうろしていたが、何か変わるわけでもなく、仕方なく俺は家に入った。もちろんちゃんと服ははたきましたよ!
家に上がるとすぐ、妹紅によって風呂場に連れて来られた。
「さっさと入らないと風邪引くよー」
それだけ言うとそそくさと戻って行ってしまった。
もう泥まみれになって一時間は経ってるよ、と内心毒づきながら、俺はお湯の入った風呂に...
「っっ、つめたいっ!」
浴槽に入っていたのはまさかの水!本気で俺に風邪を引かせたいのかと思っていると、
「あ、ゴメン。焚き忘れてた」
いつの間にかドア越しに妹紅がいた。それにしてもドア一枚隔てて会話ってやっぱ緊張するなー、風呂場だから特に。
「ひどいよー...」
「だっていつもは能力使って沸かすから」
「へぇー、へ?」
え、今さらりとすごいこと言わなかったか?能力?なんじゃそれぃ!
「待ってて、すぐ焚くから」
「あっ、ちょっと待って!」
「…」
返事の代わりにパタパタと足音が遠くなっていく。どうやら風呂を沸かしに外に行ってしまったみたいだ。
「あー、気持ちいいなあー」
結局、あの後さらに10分待ってようやく湯船に浸かることができた。それにしても妹紅、
「やけに熱くないかな?」
「そうかな?いつもはこんなことしないから勝手が分かんないんだよねー」
まあいいか。今は考えたいことが山ほどあるからな。
まず、ここはどこなのだろうか?やはり第一はこれだ。どう考えても今までいた世界じゃない、特に能力とか言ってる時点で。やっぱりここの住民に聞くのが一番だと思い、妹紅に聞いてみることにした。なんか詳しそうだし。
「なあ、ここってどこ?」
「はあ?何言ってるの。ここは迷いの竹林」
なんだ迷いの竹林って、すごいとこだな。俺は地名を聞きたかったんだけど。やっぱり質問の仕方がまずかったか。
「そういう意味じゃなくて、ここの世界のことなんだけど」
「ああ、そういうこと」
やっと通じたらしい。
「ここは幻想郷っていってね、人間と妖怪がたくさんいるところだよ。まあ、ある大妖怪が呼びはじめただけだけどね」
「幻想郷...」
そんな名前聞いたこともない。でもなんかすごいことになってきたと興奮してきた。妖怪って本当にいたんだなあ。
「もしかしてさあ、見回りってその妖怪とかと関係があったりする?」
「そう、あたり。妖怪が人間を襲ったりするから、見回りをしないといけないの」
「そうかー妹紅も大変なんだな」
「あ、ありがとう」
でも、妹紅も危険じゃないのかな?妹紅だって人間だし。そう思うといても立ってもいられなくなる。
「よし、俺も手伝うよ!」
「え、で、でも...それは助かるけど危ないと思うよ?」
「見回りくらいできるさ!それに二人の方が危なくないよね」
妹紅は逡巡しているみたいだったけど...
「わかった、けど先にもっと幻想郷について知っておいた方がいいと思う」
確かにそうだな。知っておくに越したことはないし。
「俺もまだまだ聞きたいことがあるんだ」
「そう、でももう上がった方がいいんじゃない?入って一時間は経ってるけど」
な、なにぃ!もうそんなに経っていたかー。気持ち良くていつまでも浸かっていたかった。んー、なんかクラクラしてきたなー。のぼせちゃったかな?とか思いつつドアを開けると床に綺麗にたたまれた洋服が置いてあった。
「妹紅ってすごい気が利いてるなー」
まあ、今からまたあの泥だらけTシャツに着替えろと言われても困るしなー。というより、よくあったなこんな男っぽい洋服。
「ふうー着替えるか、ってこれ子供用だろー!」
俺は無理やり服に袖を通し、リビングへと...
「いや、どこに行きゃあいいの!?」
「こっちこっち」
遠くで妹紅の呼ぶ声が聞こえる。
早くここに慣れないとな、そう思いながら妹紅の元へと向かった。
どうでしたでしょうか?
地の文を増やすとすぐに規定字数到達しますね!
早速感想に書いてくださったことを反映したつもりですが、まだまだ至らないところがあると思うのでこれからも御意見&御指摘等ありましたらよろしくお願いします!