転生の龍が如く 〜女神の守護者~   作:kantarosu

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指銃”十指指銃”の第10話、どうもkantarosuです…。
では、前回のあらすじをどうぞ…。

~前回のあらすじ~
μ’sを助ける為…啓は転生者”馬羅垣治”と闘うことになる…。
馬羅垣は”バラバラの実の転生者”であり、最後に繰り出した奥義に苦戦するが‥。
突如、啓のバンダナが光って、馬羅垣に勝利するのであった…。


第10話 足りたもの

 同時刻~警察車内~

 

 μ’sのメンバーがにこの救出に向かうなか…。

 

 穂乃果「皆、見て!あれ!」

 

 リーダーである穂乃果が指を指した方向には、高台で大きな竜巻や嵐が発生しており、それとぶつかるようにスパークが発生していた。

 

 凛「あ、あれは何かにゃ!?映画の撮影かにゃ!」

 

 花陽「」バタッ 気絶

 

 真姫「きゃああああ!!花陽が気絶したわ!?」

 

 凛「ええええ‼何故にゃ!?」

 

 

 そして、絵里が気が付いた…!!

 

 絵里「ちょっと待って!!あの”場所”は!?」

 

 希「にこっちがおる場所や!!」

 

 さゆり「あんな、嵐みたいな場所に!?にこ・・・!!」

 

 こころ「おねえさま、ぶじでいてください!」

 

 ここあ「おねえちゃん!」

 

 虎太朗「ねえちゃん・・・。」

 

 海未「刑事さん!!お願い致します。急いでください!!」

 

 海未が急かす。

 

 柿谷「わかった。飛ばすぞ!!」

 

 ”ブロオオオオオオオオオ…”。

 

 

 

 

 

 

 ~”指定ポイント”~

 

 啓は息が上がっていた。

 

 

 しかし、その顔は勝利に溢れていた。

 

 啓「ハァ、やったか・・・。」

 

 そういって、息を整える。我ながら、転生者相手によく勝てたと思う。

 

 啓「おっと・・まだ、一息つけねぇ。」

 

 啓は車の方へ見る。

 

 啓「ご対面といくか。」

 

 そういうと、啓は向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 ”?”

 

 にこは、暗い道に進んでいた。

 

 しかし、今目の前に1人の青年がにこを引っ張って走っていた。

 

 ?「よし、出口だ‼」

 

 

 そういうと、一気に走る2人。

 

 にこ「ちょっと待て!!ホントに大丈夫なの!?」

 不安げに聞く。にこは一度もあったことない青年に内心不安を抱いていた。

 

 ?「大丈夫、信じろ。」

 青年は力強く答える。

 

 二人はそのまま、出口に入るのだった・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 にこ「うーん・・・」

 にこは目を開けると、青年の顔が見えた。

 

 啓「やっと、起きたか。”お姫様”」

 

 にこ「へっ?」

 にこはよく見ると、青年にお姫様抱っこされていた。

 

 

 にこ「えええええ、ちょっと何これどういうことなの!?これええええ!!」

 

 今目覚めたにこにとっては、現在置かれてる状況に理解出来ずにいた。

 

 啓「やっぱり、そうなるか・・・よっと。」

 

 にこを下ろす啓。下ろされたにこは何かに気づいたのか、啓と距離を開いた。

 

 にこ「わかった‼あんたもあの”変な頭の奴”と同じ仲間ね!。 今のさ、さっきにこを拐おうと抱えたのね。」

 にこは推理した。

 

 

 啓はハァーと息を付くと指を指したのだった。

 

 啓「いや、俺が助けたんだ。拐おうとしたのは今のびてるお前のいう”変な頭の奴”だ。」

 

 にこ「ウソつくんじゃないわよ・・・ってきゃあああ!?変な頭の奴ううう!!」

 啓に抱き付く。

 

 啓(離れたり、抱き付いたり騒がしい娘だな。)

 

 啓は初対面にも関わらず、なんとなく矢澤にこという女の子が感情表現が豊かな娘だと思った。

 

 

 そうすると、にこが啓に聞いてきた。

 

 にこ「ホントに助けてくれたの?」

 

 啓「ああ、そうだが?」

 

 にこ「・・・」

 

 啓「なんだ?また離れんのか?」

 

 にこ「・・・かった。」

 

 啓「ん、どうした?言ったら楽になるぞ?」

 

 にこ「こわかったよおぉぉぉ!」

 

 啓にしがみついて、おもいっきりにこは、泣いた。

 そうすると、啓は優しくにこを撫でた。

 

 啓「俺でよかったら、胸を貸してやる・・・。」

 

 にこ「うわあああああん!!」

 啓の言葉に甘えて、にこはおもいっきり泣いた。

 

 

 

 啓「落ち着いたか?」

 

 にこ「…うん、ありがとう。」

 

 にこは涙を拭きながらお礼を述べる。今は、地面に二人並んで座っている。

 

 啓「とりあえず、怪我なくてよかったぜ。 せっかく、可愛いのに怪我したら、大変だもんな。」

 

 にこ「か、可愛い!?」

 

 にこは赤面した、いや多分今まで生きてきたなかで、ただ異性に言われたことがなかったからじゃなくて、この青年に言われたからだということをにこはまだ意識してない。

 

 

 

 その時、にこは気付いた肝心な名前を聞いてないことに、早速にこは聞く。

 

 にこ「あなた、名前は?」

 

 啓「俺か?俺は桐生啓。」

 

 にこ「きりゅうけい?」

 

 啓「その様子じゃ、字わかんねぇか。」

 

 啓は”桐生 啓”と地面に書いた。やたら達筆であった。

 

 

 にこ「字上手いわね。」

 

 啓「ああ、だろう?」

 ドヤ顔を見せる。

 

 にこ「あ、そう言えば私の名前は・・・。」

 

 

 

 啓「矢澤にこだろ?」

 

 

 

 にこ「にこの事知ってるの!?」

 

 

 

 啓「ああ、スクールアイドルμ'sのメンバーだろ?」

 

 

 にこ「そ、そうなの…ファンなのね!! あんた!!」

 

 さっそくあんた呼ばわりするにこ。

 

 啓「いや、今日知った。それに別にファンじゃねぇ。」ど~ん。

 

 にこ「なんでよっ!?」

 

 ツッコむにこ。この世界に転生者としてきたのだから、本当のことである。

 

 

 啓「仕方ないだろ、世界は広いんだからなあ。それに俺格闘家だしな。」

 

 にこ「え、あんた格闘家なの!?」

 

 

 啓「ああ…”元”な。」

 パンチを見せる。

 

 にこ「は、はや残像が見えたわ!!」

 

 啓「何発打ったと思う?」

 

 にこ「え、5発」

 

 啓「その6倍」

 

 にこ「」

 

 

 にこ「どうりで、そいつを倒せたのね・・・」

 

 にこは倒れてる馬羅垣を見る。

 

 

 啓「ああ、そいつのことだけど”聞くこと”があってな。」

 立ち上がる啓。

 

 

 にこ「ど、どこに行くのよ?」

 

 啓「多分、そいつはもうすぐで目が覚める。」

 

 にこ「えっ!?」

 

 

 啓「話に寄れば…μ’sやお前の家族が向かっているそうだ…。」

 

 にこ「穂乃果やママたちが…!?」

 

 

 啓「そうだ…もし、馬羅垣が目覚めたとき、皆を護りながら闘うのは難しいと思う。」

 

 

 啓はそう言うと、馬羅垣を担いで、崖を見下ろす。

 

 

 啓「よし…。あの辺りがいいだろう…。」

 

 啓が崖を降りようとした時…。

 

 

 にこ「ね…ねぇ」

 

 啓「何だ?」

 

 

 

 

 

 にこ「また・・・・・会える?」

 

 啓「ああ、これが終わったらすぐに会えるさ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 啓「じゃあな、にこ。何かあったらすぐに助けにいくb」

 

 啓はサムズアップするとそのまま、崖から飛び降りていった。

 

 

 

 にこ「またね…絶対に会いに来なさいよ!!」

 にこは叫んだ…。

 

 

 すると入れ違いに…。

 

 さゆり「にこおおおおおお!!!!」

 

 こころ「おねえさまああああああ!!!」

 

 ここあ「おねえちゃん!!!!」

 

 虎太郎「ぶじ~~!!」

 

 

 にこ「ママ…!!」

 

 そういい、抱き合う矢澤家。

 

 

 さゆり「にこのバカ…!!」

 

 にこ「ごめんなさい…!!」

 

 さゆり「全く…心配したんだから…!!」

 

 

 さゆり「私だけじゃなくて、μ’sの皆よ」

 

 にこ「穂乃果…皆!!」

 

 

 穂乃果「にこちゃん…!!!」

 

 海未「無事で何よりです…。」

 

 ことり「良かった~。」

 

 

 花陽「良かったです!!」

 

 凛「本当に良かったにゃ!!」

 

 

 真姫「本当にね…。良かったじゃない…。」グスッ

 

 凛「あれ、真姫ちゃん泣いてるのかにゃ!!」

 

 真姫「な、泣いてないわよ!!」

 

 絵里「素直じゃないわね…。」

 

 希「そうやね♪」

 

 にこ「皆…。」

 

 

 

 

 ちなみに鷲尾と柿谷が木ノ内隊長達の治療に当たっている。

 

 

 

 穂乃果「そう言えば…にこちゃん?」

 

 にこ「何?」

 

 穂乃果「ここで”ピカッ”って凄い光が出てたけど…大丈夫なの?」

 

 

 にこ「大丈夫よ…。」

 

 穂乃果「本当に?」

 

 

 にこ「あいつに助けて貰ったのよ…。」

 

 穂乃果「えっ!?その人って誰なの?」

 

 

 

 にこ「あいつは…そう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 にこ「”女神の守護者よ”!!」

 

 

 

 そう告げるにこの頬は夕焼けの影響なのかは定かではないが…ほんのり紅く染まっていた…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ~海岸付近の森~

 

 そんな中、4人の若い男達が歩いていた…。

 

 ?「馬羅垣がやられるとはな…。」

 

 その青年はハンチング帽を深く被り、長い刀を帯刀している。

 

 ?「ああ、そうだな。」

 

 こちらの青年はニットキャップを被っている…。

 

 

 ?「…」

 

 そして、先頭を歩く麦わら帽子の少年はイライラしていた。

 

 ?「おい、そうイライラしながら歩くなよ…。」

 

 ?「イライラするだろうが!!仲間がやられたんだぞ!!」

 

 

 ?「全く…。」

 

 ?「まぁ、許してやってくれよ…。」

 

 今度はバイカーの服装に額にゴーグルを掛けた青年が後列の青年を窘める。

 

 

 ?「今度はこいつが闘うし、いいだろう?」

 

 ?「まぁ、そうだがな…。」

 

 ?「だろう?…次に闘うのは俺だけど…おめぇは?」

 

 

 ?「俺は馬羅垣にμ’sの位置を教えたからな…。その責任でここに来ている…。」

 

 ?「後、お前の言葉を借りたら、次に闘うのは俺だ。」

 

 ?「なるほどな…。」

 

 

 ?「それにしてもだ。馬羅垣を助けるとはいえ…。」

 

 

 

 

 

 

 ?「”幹部四人”で助けるものか?」ドン!!!!

 




ついに馬羅垣を倒した啓は…にこを救出することに成功する!!
いやぁ~良かったです!!
ちなみにこの話のタイトルは第3話 足りないものの対比になっております!!
さて、次回は第1章最終話 第11話”龍の行方”
次回も乞うご期待b



それにしても、最後の4人は…。
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