今後の展開に頭を使い、時間を使ってしまいました。
ではチャチャと前回のあらすじをどうぞ。
〜前回のあらすじ〜
帰還パーティーから啓を探すための作戦会議に変わり、情報をまとめ、それぞれのグループに別れたメンバー。
真姫たちはネットで情報を探すが、啓の情報はなかった。しかし、真姫は独自の推理を展開し、啓がこの世界の住人でないかと考える。
そんな中、桐生啓を知る者が女神が歌えば、女神の守護者は現れると伝えるのであった。
真姫達3人が調べているころ、同じように絵里たちも聞き込みをしていた。
絵里たちは啓が格闘家ということでそれぞれのスポーツジムに聞き込みをしたりして、チラシを見せたりしていた。
2015.3.23~音乃木坂ジム~
ジムの兄ちゃん「う~ん、知らないな。この人は。」
海未から渡されたチラシを見るが、心辺りがないためか首をひねっている。
海未「そうですか・・・。」
既に、海未達は他の場所を訪れてはいるも、手掛かりがなく手詰まりをしていた…。
ジムの兄ちゃん「本当に格闘家なんだね?」
絵里「はい、そうです。」
ジムの兄ちゃん「なら、この彼はとんでもないなあ。体つきからして、相当鍛えこんでいるん様だな。」
凛「そうだにゃ。パンチが一瞬で30発打てるらしいにゃ。」
海未「こら、凛それはいったら・・・。」
それを聞いたジムの兄ちゃんはびっくりして逆に聞いてきた。
ジムの兄ちゃん「なにぃ!!それは本当かい!!ぜひ(ry」
海未「し、失礼致しました!!」
海未は凛を引っ張って出ていく。
絵里「待ってよ!!海未!!あっ・・・私も失礼します。」
2人の後を慌てて追う絵里。
亜里沙「すいません!!」
亜里沙も絵里の後を追ってついていくのだった。
ジムの兄ちゃん「あ、ちょっと…!!君たち!!」
その時、それをみていた男達がいた。
?「頭!!あの女の子達は!!」
?「ふへへへ、ありゃ、μ’sじゃねぇか!!ふへへ…。」
男は下品な笑い声をすると、4人の後を追うのであった…。
~川のほとり~
あれから、海未は凛に”O・HA・NA・SHI”をしていた。
凛「海未ちゃん、堪忍にゃ~。」
凛は海未の話を聞いて、これ以上は身がもたないと言わんばかりに、海未に許しを乞いだ。
海未「まったく、ああいう風なことを言っては色々と大変なんですよ。まったく…。」
凛「今度からは気を付けるにゃ~。」
2人が話をしている中、絵里は考え込んでいた。
絵里「・・・・・・。」
亜里沙「どうしたの?…お姉ちゃん。」
凛「何か考えことしているにゃ?」
絵里「ええ。にこのことを考えていたの。」
2人に対して答える絵里。
絵里「あのにこがあんなに落ち込むなんてね。」
海未「確かに…そうですね。」
今でこそ、にこはμ’sという掛け替えのない仲間が出来た彼女であるが…彼女自身はμ’sのメンバーになる前から、スクールアイドルになろうとしていた…。
しかし、彼女の”アイドル”に対する思いは、他の部員から温度差を感じるものであった…。
何故なら、アイドルを研究するのはともかく、自身が”アイドル”になるというのでは問題があった‥。
そして…にこについていけないと部員は次々とにこの前から消えていき、最終的には”アイドル研究部”はにこ一人になってしまったのであった。
かくして、にこはかってのアイドル研究部の辛い過去から何でも一人で抱え込み、滅多に泣かなくなった。
そんな彼女があんなに落ち込むなんて・・・。
絵里「”恋”って…人を愛することって凄いのね…。」
凛「う~ん、恋かにゃ。」
亜里沙「私もいつか、出来るかな?」
2人は絵里の隣に座る。
海未「私も出来るでしょうか?」
海未も同じく座る。
彼女達もまた、にこの心境の変化に変わりつつあった…。
その時であった…!!
?「ふへへ、だったら俺達と”恋愛”やってみねぇか?」ドン!!
ひときわ不気味な声でしゃべる男が海未達4人に話しかけてきたのであった…!!
絵里「えっ!?だ、誰あなたたち!!!???」
そこには、ガラの悪いスーツを聞いており…いかにもひと騒動を起こしそうな若い男達が海未達を囲んだ…。
そして、その中でもひときわ目立つ、狼のエンブレムを模したバッジを胸に付けた男が歩み寄る。
大上「俺は大上一家の俺は”大上 力也”!!」
”大上一家”組長 ”大上 力也”ドン!!
海未「なっ、私たちに何か用ですか!!」
力也「用だと・・。ふへへ!!」
額に手を当てて、舌を舐める大上…。
大上「良い女4人見つけたら、決まってんだろうが、ナンパだよ!!」ドン!!
亜里沙「ナ、ナンパ・・!?」
大上「それにμ’sをここで見つけるなんてラッキーだぜ!!まぁ、金髪の姉ちゃんの”妹”も混ざっているがな」
大上「どうだ?俺らと来ねぇか?楽しもうぜ!!」
ふへへと笑う大上と一緒に笑う大上の部下たち。
しかし、そこへ絵里が言う。
絵里「お断りします。」
大上「ああん!?」
絵里「人の事を考えず、自分の楽しむことしか考えないあなた方と一緒に行くなんて…私は出来ません!!」ドン!!
亜里沙「お、おねぇちゃん・・・。」
大上「ふへへ、気の強いねぇちゃんだ。ふへへ・・・。」
大上「てめぇら、・・・さらっちまいな!!」
部下「ヘイ!!」
部下たちは一斉に4人を取り囲む。
凛「は、離してにゃ!」
海未「やめて下さい!!」
亜里沙「誰か、助けて!!」
叫ぶ三人、しかし周りには人は通っていない。
絵里(このままじゃ・・・!?)
絵里がもう駄目かと思ったときだった。
その時だった…!!
”ブオオオオオオンッッ!!”
大型のバイクが、突撃してくるではないか!!
部下「な、なんだ!?」
突如、現れたバイクに身構える大上の部下達。
?「悪いんだけど、彼女達は俺達の”獲物”だから手を引いてくれるか?…あんちゃん達?」ドン!!
大上「ああっ!?…何だ、てめぇらは!!」
大上が吠え返す。
そこには、スーツを着込んだロシア人のハーフの兄弟。
ゴーグルを掛けたバイカーの青年。
…顔をマスクで覆う男がいた。
?「…!!」
”ギンッ…!!”
突如として、鋭い覇気が周囲を覆う…!!
大上一家「」
その瞬間…大上一家の部下たちが次々と意識を失っていく…!!
絵里達「!!!???」
いきなり、自分達を囲んでいた男達が急に倒れて、びっくりする4人。
凛「なっ、何が起きたにゃ…!!」
亜里沙「と、突然…何で倒れたの‥!?」
大上「な、これは!!」
?「どうせ、何話しても聞く耳持たねえだろ?」
”ボオオオオオ!!”
その瞬間、バイカ―の青年から火が身体を覆う…。
凛「火っ…!?」
亜里沙「身体から急に火が…!?」
海未「ど、どういうことですか…!?」
絵里「…!!」
?「待ってくれないか?」
ロシアンハーフの兄の方が、青年を遮った。
?「俺が一発ぶち込みたい。」
?「…わぁったよ。」
青年は”フッ”と炎を消す。
?「悪いな・・。」
”パキパキ‥”
今度はロシアンハーフの青年から、”冷気”が身体から出現する…!!
凛「今度は、氷…!?」
亜里沙「ハ、ハラショー…。」
大上「くっ、くそが…てめぇらまさか!?‥‥”あの組織”かぁ!!」
?「”当たって”るよ。」
”ヒュン”
青年は一気に大上に近づく。
大上「はぁ!!」
?「”アイスタイム”」
”カキィンッ!!”
その瞬間、大上の全身は氷づく。
絵里達「えっ・・・!!!???」
?「流石、兄さんだ・・!!」
兄の腕前に弟が喜ぶ。
?「もう、いいだろう。こいつらを回収して帰ろうぜ。」
氷漬けの大上と4人の大上の部下たちをそれぞれ担ぐ4人組。
?「ああ…帰ろう。行くよ、ソーマ」
ソーマ「はい!!」
立ち去る4人、その時絵里はハッと気づく。
絵里「待って!!」
?「んっ?」
絵里の言葉にロシアンハーフの兄が振り向く。
絵里「どうして、助けてくれたの…。」
?「さっき、言った通りさ。君らは”俺らのдичь(獲物)”だからさ。」
?「じゃあ。」
青年は立ち去ろうとしたその時…。
?「ああ、そうだ。君たち桐生啓を探しているんだろう?」
絵里「え…何でそれを!?」
?「ネットで君たちの仲間が探してるのを見かけてさ。」
?「もし、彼に逢いたかったら、君たちの歌を皆に聴かせたら、彼は女神の守護者として現れるだろう・・・。」
?「じゃあ、また逢おうμ'sの皆さん」
そうして、彼らは立ち去り、4人が残った。
海未「彼らはいったい、何なのでしょうか・・・。」
凛「凛たちを助けてくれたのかにゃ?」
亜里沙「お姉ちゃん?どうしたの・・・?」
絵里「いえ、何でも無いわ・・。」
絵里(女神の守護者?…私達が歌えば?)
助かったとはいえ、何か釈然としない4人であった・・・。
~?~
?「これで回収が終わったか?」
?「ああ、あらかたな。」
ソーマ「でも、何でわざわざ、兄さんや炎山さんはともかく、”最高幹部”の天野さんも動くんですか。」
ユーマの弟 ”ソーマ ザミルザーニィ” ドン!!
天野「・・・俺達以外に強い転生者がいるからな。」
天野「この世界に来ている転生者は…大きく分けて四つある。」
天野「1つは俺達”転龍会”、2つは俺達が”実力で回収した傘下の転生者の組織”、3つはまだ回収していない敵対している組織とかだ。」
炎山「まぁ、俺達以外にラブライブの世界に転生してくる奴らもいるからな…。」
ユーマ「ああ、だがあとの4つめの転生者・・・。」
天野「ああ…いわゆるどこにも属さない己だけで戦う奴だ。」
炎山「”桐生啓”のことか。」
天野「ああ、馬羅垣を倒したのは本物だ。」
天野「ともかく、俺達にとって最強の敵だ。それに…。」
ソーマ「それにとは・・?」
天野「ただでさえ、強い奴だ。…おそらく奴に”仲間”出来たらさらに厄介この上ない。」
炎山「おお、怖いねぇ。」
天野「”最高幹部”の俺が動くのも、そういう奴に対処するのもあるが。」
天野「それに組織全体で鍛錬や組手などをしても、実戦はしないし、良い経験になる。」
天野「まぁ、ともかくだ。今は俺達にやることが沢山ある、組織全体の強化とかな。敵対勢力回収とあともう一つやっている”実験”も途中だ。」
ユーマ「そう言えば、肝心の桐生啓の探索はどうなっているんだ?」
天野「それなら、”麦野一家”の構成員がやっているだろう。”馬羅垣組”は全滅したからな。まぁ、発展途上だったからな。」
炎山「肝心の頭の麦野は鍛錬中だからな。まあ、次に戦うのはあいつだしな。他の幹部連中も鍛錬中だ。」
天野「探索だけなら奴らでも出来るが、…!」
”ppp”
その時、天野のナノマシンから通信が入る。
ソーマ「どうしたんですか?」
天野「雷堂からの体内ナノマシン通信だ。お前らにも繋ぐ。」
雷堂「俺だ。少々厄介なことになった。」
炎山「・・・兵隊が全滅したのか?」
雷堂「理解が早くて助かる。先ほど兵隊が全滅したと連絡があった。麦野は”カンカンだ”…だが次の戦いに備えているから現場にいけん。」
天野「兵隊の回収は終わったのか?」
雷堂「回収する必要はない。」
雷堂「全員、木っ端微塵だそうだ。」ドン!!
天野「…。」
ソーマ「そ、そんな!」
炎山「…誰がやった?」
雷堂「そいつは、まばゆい”金色の光”しか見えなかったそうだ。その生き残りも通信が途絶えた。」
ユーマ「桐生がやったのか?」
雷堂「いや、おそらく違うと思う。それに近くまで矢澤にこ達も近く桐生を探しに来ていた。」
天野「巻き込まれたのか?」
雷堂「いや、雪穂という高坂穂乃果の妹が巻き込まれた。」
炎山「ふむ、そうか。」
雷堂「ともかく、今はもう一度、探索隊を組織して、麦野の作戦に掛ける。」
雷堂「俺がさっき、μ'sのメンバーにメールをしておいた。お前達もさっき接触したんだろ?」
天野「ああ。」
雷堂「了解した。アウト。」p
炎山「…どう、思う?」
天野「ああ、犯人は間違いなく転生者だ。」
天野「それも”4つめのな”・・・。」
続く・・・。
絵里達を助けに来た?転龍会の幹部達、他の転生者の存在、そして、雪穂を巻き込んだ騒動とは?
深まる謎・・・。
次回、第16話、”龍を探そう”sideにこほのことりwith雪穂、矢澤家、ポリスメン
次回も乞うご期待b