転生の龍が如く 〜女神の守護者~   作:kantarosu

25 / 74
髪色って、色々ありますよね。赤色なら熱血、水色ならクール、黄色ならカレー好きと色々当てはまりますが、今の技術が進めばそのうち、色んな髪色の子が生まれてくるかもしれないですね。けど、髪色が黄色でもカレーよりハヤシライスが好きな子が生まれるかもしんない!!といつの間にか髪色からカレーの話題になる男、どうもkantarosuです。
夜食には気を付けましょう・・・。カレー食いたいなあ。あ、前回のあらすじをどうぞ。

~前回のあらすじ~
啓は倒した黒原から話を聞かせて貰おうとするが、黒原は気絶してしまい襲ってきた理由がきけなくなってしまう。
そんな中、啓は一人考え込むが最後に黒原が言った”時間稼ぎ”から麦野一家が啓がライブ会場に来ないようにするために送り込んだという答えにたどり着く。
一刻も早く、μ’sの元へ向かう啓に江田島が大型バイク”龍像”を啓に授ける。
江田島親子からμ’sを救えと約束した啓はライブ会場へ向かう。
そんな中、麦野一家も啓の元へ強襲しようとしていた・・・。


第22話 激走、強襲、空襲

 2015.3.27金 ~海岸沿い道路~

 

 ”ブオオオオオオオオンン!!”

 啓の乗るバイク”龍像”が激走する。

 まるで、荒々しい龍が通りすぎたように飛ばしていく。

 

 啓(とんでもない馬力だ。江田島のおっちゃん、良いのをくれたぜ。)と啓は内心思った。

 

 ナビ「このまま、直進してください。」

 

 啓「よし。」

 

 啓(しかし、妙だな…車が全然、通ってねぇ。)

 啓は自分の他に民間人の車が通ってないことに気づいた。

 

 この時間帯でも往来がある筈なのに、1台も通ってない。…だが、啓は何故1台も往来がないのか分かった。さっきから、後ろから殺気を放っている連中が近づいているからだ。

 

 啓(なるほどな、そう簡単にいかねぇか。)

 おそらく、邪魔が入らないように人払いをしたのだろう。

 

 車から男が身を乗り出す。

 

 強襲常夏男「桐生!!それからさきにいかせねぇ!!」

 

 強襲常夏男「ここでくたばれ!!」”カチャ…!!”

 

 ”ドドドドドドドドドドドド!!”

 銃弾が啓に向かうが、啓はこれを難なく避ける。

 

 啓は後ろへ向き、手で挑発する。

 

 啓「来いよ。」ドン!!

 

 強襲常夏男「ちぃ…舐め腐りやがって!!…てめぇら、やっぞ!!」

 

 強襲常夏男「おぅ!!」

 

 今、啓をライブ会場に向かわないようにする為、麦野一家が襲い掛かる…!!

 

 

 

 

 

 2015.3.27PM18:30 ~μ’sライブ会場”観客席”~

 

 凡暮組組員「親父。あと30分でっせ。」

 

 真根乃「ああ、分かってる。」

 ガツガツとタコ足を食べる真根乃はのんびりしていた。

 

 

 凡暮組組員「…しかし、上手くいくんすっかね。」

 

 真根乃「当たり前だ。ネットでμ’sが桐生を探してたからな…。」

 

 真根乃「俺は直に桐生と会っていないが、あの人に貰ったサンプルのおかげでこの”能力”が使えるんだからな。」

 

 

 凡暮組組員「けど、親父は戦えないんでしょう。」

 

 真根乃「当たり前じゃあ!!こちとら頭脳派じゃ!!戦いはよその組長に任せりゃいいんだよ!!」

 

 真根乃「ともかく万が一には、助けて貰うのさ。」

 

 凡暮組組員「でも、μ’sは9人でしょ。どう、分けるんす?」

 

 

 真根乃「そんなんの決まってる。”とんずら”さ。」

 がっはっはっはと笑う真根乃。

 

 

 凡暮組組員「はぁ・・・。」

 ため息をつく組員。

 

 

 

 

 

 ~B級肉グルメ専門店ハーゲンミート店内~

 

 ライブ会場から離れたところに麦わら帽子の少年が骨付き肉を大量にガツガツ食っていた。

 

 

 麦野「‥‥!!」”ガツガツムシャムシャ!!!”

 食べていたのは転龍会直系”麦野一家”組長の”麦野 ダン”であった…。

 

 

 麦野の食べっぷりに驚く店員2人。

 

 店員A「あの客、よく食うな・・・。」

 

 店員B「ああ・・・。」

 店員Bは冷や汗をたらす。

 

 

 麦野(ちっ、ライブ会場には奴らが独占して、力づくで入ってもこの世界の住人に危害が出ちまう。)

 

 麦野(それに明らかに独占したのは他の転生者どもだ。おおかた、大部分はこの世界の住人で構成して、俺達の勢力回収から逃れたやがったのか。チィッ・・・。)

 

 麦野(やはり、覇気で全員を気絶させちまうか。しかし、それじゃ奴との戦いに負けちまう。)

 

 麦野(それに、仮にμ’sを攫っても、桐生が絶対に取り戻そうとするだろうし・・・ああ、やっぱ考えんのメンドくせぇ!!)

 

 

 麦野は立ち上がると‥。

 

 麦野「店員!!」 

 

 店員A「は、はい!!」

 

 麦野「おかわりだ!!!」

 

 店員B「は、はい只今!!」

 いそいそと厨房に向かう店員A,B。

 

 麦野「桐生、来るなら来い!!KOだ!!」

 吠えるのであった。

 

 

 ~パトカー車内~

 

 パトカー車内で待機する鷲尾警部と柿谷は、ある情報を聞き驚いていた…。

 

 鷲尾「それは本当ですか!!」

 

 柿谷「どうしたんですか!!」

 

 

 鷲尾「何でも、木ノ内達が前に戦った付近でドンパチが起こってるらしい!!」ドン!!

 

 柿谷「えぇ!!」 

 

 木ノ内「何だと!!」

 

 

 鷲尾「そうだ…どうやら、物凄い速さで走ってるバイク1台に銃撃しているようだ。」

 

 木ノ内「バイク1台にか!?」

 

 鷲尾「ああ、しかし上層部は前の件で動けない。地元の警察でも食い止めることが出来ないそうだ。今、そいつらは高速に差し掛かっている。」

 

 

 木ノ内(バイク1台?・・・待てよ!!)

 その言葉を聞き、木ノ内は閃いた…!!

 

 

 木ノ内「鷲尾!!」

 

 鷲尾「何だ、木ノ内…でかい声出して?」

 

 

 木ノ内「もしかしたら、そのバイクの奴は例の”桐生啓”じゃないのか。」

 

 

 柿谷「”桐生”…!?」 

 

 鷲尾「…なぜだ?」

 

 木ノ内「追っている奴らがもしかして、あの犯人の組織と考えると追われているのは彼なんじゃないかな?おそらく、彼はμ’sのライブに向かっているんではないか・。」

 

 柿谷「成程!!…今追っている奴らが、以前の犯人と関係があるなんて。」

 

 

 鷲尾「そうだな・・・。よし、高速に向かおう!!、民間人の車は今すぐ高速から離れろと伝えろ!!」

 

 柿谷「了解!!」

 そうしてパトカーを走らせるのだった・・・。

 

 

 

 

 ~μ’sの控え室~

 

 そこには9人の女神が集まっていた。一人一人がこれからのライブに緊張している・・・。

 

 穂乃果「あと、ちょっとだね。開演まで・・。」

 

 海未「き、緊張しますね。」

 

 ことり「でも、皆でまたやれるなんて楽しいよね。」

 

 真姫「ええ、なんといっても今日の主役はにこちゃんだからね。」

 

 花陽「そうだよ。センターだもんね。」

 

 凛「つまり、凛たちは引き立て役かにゃ!!」

 

 絵里「ええ、今日のライブは復活というより、にこと啓さんを逢わせることが目的よ。」

 

 希「ええなぁ。一人の女の子のために走る男の子か・・・。にこちゃん。」

 

 にこ「ええええ!!でも啓はにこの為じゃなくてμ’sを助けるでしょう///」

 にこは首を振る。

 

 真姫「にこちゃん、照れてるのは肯定してるって証拠よ。」

 

 にこ「っつ///」

 

 皆「にこちゃん!!」

 

 にこ「は、はい!!」

 

 

 穂乃果「私達、にこちゃんの恋路を全力で応援するからね!!」

 穂乃果の言葉に笑顔になる皆。

 

 にこ「皆・・・。」

 

 

 穂乃果「それで最後は、恋愛の歌で締めようと思って、センターはにこちゃんだよ!!」

 

 凛「そうだにゃ!!にこちゃん応援するにゃ!!」

 

 海未「きっちり歌ってくださいね。」

 

 ことり「頑張ってね♪にこちゃん。」

 

 絵里「落ち着いて歌うのよ。にこ。」

 

 真姫「にこちゃんなら出来るわ。」

 

 花陽「私応援します!!」

 

 希「カードが言ってるで。2人はきっと逢えるって!!」

 

 にこ「皆・・・皆、ありがとう!!」

 

 9人の女神は今ここに決意を新たにしたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ~海岸の道路~

 

 ♪Sidecar - Escape from the Fortress

 

 ~ライブ会場に向かえ!!~

 

 今、この海岸は一方的な銃撃戦になっていた。走るバイク一台に追う集団。

 

 啓はそんな、集団から逃れつつライブ会場を目指していた。

 

 

 そして、その後ろには…。

 

 改造した車にバイクに銃火器を持った麦野一家の組員がいた。

 

 

 強襲常夏男「待てや!!桐生」

 

 強襲常夏男「死に晒せ!!」”ドドドドドド!!”

 

 麦野一家は啓に情け容赦なく銃を撃ちまくった。

 啓に絶対にライブ会場に辿り着かせないために必死だ…!!

 

 

 啓「しつこいぜ、てめぇらはよ。」

 左手の薙刀で銃弾を弾き飛ばす。

 

 ”カキィィィン!!”

 火花が散るが、啓は一切無傷。

 

 強襲常夏男「野郎…!!」

 

 強襲常夏男「普通に弾を弾きやがった…!!」

 

 

 啓「じゃあ、今度はこっちからいくぜ!!」ドン!! 

 

 

 ”クルクル…!!”

 啓は薙刀を高速回転させる。

 

 強襲常夏男「なっ…何だ!?」

 

 

 啓「地を這う衝撃!!八衝拳”土竜漸(どりゅうせん)”!!」

 

 

 ”ズガガガガガ…!!”

 薙刀で繰り出した衝撃は地面を進み、一気に追っていた車に当たる!!

 

 ”ズドオオオンンン…!!!”

 衝撃波に耐えきれず車やバイクはぶっ飛ばされる。

 

 強襲常夏男達「ぎゃあああああああああああああああ!!!!!」

 

 衝撃波は凄まじく…追っていた車がそのまま、他のバイクも巻き添えに吹っ飛んでいく…!!

 

 

 啓「これで追っているのは全滅か・・・むっ!!・・・待ち伏せか。」

 

 

 啓の前にはロードブロックする麦野一家がいた…!!

 

 待ち伏せ常夏男「野郎どもおおおおおおおおおおお、撃ちまくれえええええええ!!!!!」

 

 常夏男達「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」

 

 ”ドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!”

 銃弾の嵐!!!

 

 更に…!!

 

 

 ロケラン常夏男達「挽き肉になりやがれえええええええええええ!!!!!!!!」

 ミサイルを撃ちまくる。

 

 

 圧倒的な弾幕量!!しかし、啓は避けない。

 

 

 啓「よっと!!」

 啓はバイクを”片手”で持ち、足に力を入れ・・。

 

 啓「嵐脚”太刀風”!!」

 まるで刀で切り払うかのようにすべての弾幕を防いだ!!

 

 ”ズガガガガガアアアアアンンンン!!!”

 爆発が辺りに響きわたる。

 

 待ち伏せ常夏男達「「「「「はぁ!!!!????」」」」

 これに対して、麦野一家の構成員達は改めて驚愕した。いくらなんでもここまで差があるとは、想像以上にこの光景は現実離れしていた。

 そして、啓はそのまま、月歩で飛ぶ!!

 対して、麦野一家達は対応に遅れつつも装填する。

 

 

 待ち伏せ常夏男「くそ、煙で見えん!!奴がどこに行ったか分かるか!!」

 

 発見常夏男「う、上です!!」待ち伏せ常夏男「何!!」

 

 啓はその頃、上空で身体を鉄塊で固める。

 

 啓「鉄隗”砕”」

 鉄隗を掛けたまま、下にいる麦野一家達に目がけて急降下。

 麦野一家も負けじと銃をぶっ放す。

 

 ”ドドドドドド!!!!!”

 しかし、対応が遅れたこともあり啓の攻撃の前になすすべなく・・・。

 

 

 ”ドゴオオオオオンンンン!!!”

 

 麦野一家達「どわああああああああああ!!!!????」

 ”砕”の衝撃は辺りを一掃した。

 

 常夏男「ぐっ!!」

 一人が意識を残したまま、全員は気を失った。

 

 啓「じゃあな。」

 啓はそのまま、龍像に跨り”高速”方面にそのまま走り出した・・・。

 それをみていた組員は悔しそうに通信をする。

 

 

 常夏男「すいません!!咲山さん、桐生に突破されました!!」

 

 咲山「分かった、あとは下がっていろ。この先の高速で桐生を撃墜させる・・・!!」

 そういうと、咲山は啓の元へ追う!!咲山の乗るそれは空を切り裂いていった。

 

 

 

 

 2015.3.27PM19:30~都内高速道路~

 

 啓はその頃、龍像を走らせていたが、見聞色で相手が来てないか確認していた。

 

 啓(これで、終わるはずがないな。何か仕掛けてくるはずだ。)

 既にライブは始まって30分。何かあるはず、急がなくては!!

 

 

 その時、啓の前方にパトカーが止まっていた。

 

 啓「パトカー!?」

 

 鷲尾達は高速道路の人払いを完了していた。既にいるのは鷲尾達だけだ。

 木ノ内が拡声器で桐生の名前を呼んでいる。

 

 木ノ内「桐生くん!!俺だ!!隊長だ!!返事をしてくれええええええ!!」

 

 …叫んでいた。

 隣の2人は耳を塞いでいる。

 

 柿谷「さ、流石ですね。木ノ内隊長、凄い叫び声ですね。」

 

 鷲尾「ああ、流石木ノ内だ。」

 その声に感心していた。

 

 木ノ内「おお!!あれは!!」と指を指すと、

 1台のバイクが猛スピードで走っていた。

 

 3人は思わず叫ぶ!!

 

 「止まれええええええ!!」

 

 啓「はい。」

 すぐに止まる。主に脚で物理的に…。

 

 柿谷「脚で止めた!?」

 

 啓「間に合わないでしょ。」

 

 木ノ内「その声は、”桐生啓君”か!?」

 木ノ内が啓に質問を投げ掛ける。

 

 啓「そういう貴方は隊長さんか!?」

 啓も驚いた。そして、ヘルメットを外す。

 

 木ノ内「やはり、君か!!桐生君、生きてて良かった!!」

 思わず握手する木ノ内隊長。

 

 

 啓「ええ、俺はまだ死ねません。μ'sを守らないといけない。」ドン!!

 啓は木ノ内と握手をする。

 

 

 そこへ、鷲尾と柿谷も入ってきた。

 

 鷲尾「失礼。俺は鷲尾、警察の者だ。」

 

 柿谷「部下の柿谷です。」

 2人は自己紹介をする。

 

 

 啓「警察の人が俺に何か…?」

 

 鷲尾「時間がない。桐生君、君はライブ会場に向かおうとしているようだね。」

 

 啓「はい、だから一刻も早く…!!」

 

 鷲尾「それが難しいんだ。」

 

 

 柿谷「僕から説明します。」

 パッドからライブ会場の映像を差し出す。

 

 啓「…!!」

 

 そこには、ライブ会場の周りにμ’sのファンがそれはもう沢山いた。

 

 啓「こ、これは凄い数だ…。」

 啓は改めて、自分が守ろうとしているμ’sの凄さを初めて知った。

 

 ラブライブを優勝したその実力は伊達ではない。

 

 

 柿谷「この通り、人が多すぎて入れないんだ。しかも、限定2000人で貸切になっていてもう人は入れない。」

 

 鷲尾「要は君が無理矢理入ろうとすると暴動が起きてしまう。」

 

 啓「うむ、まさかの敵がμ’sのファンとは・・・。」

 啓は頭をかく。全くもってファンの執念に恐れがいる。

 

 

 柿谷「ネットじゃ、”何で2000人だけなんだ!!絶許”とか書かれていてね。」

 ため息が出る。

 

 啓「ええ、けど奴らが麦野一家の連中がμ’sを攫おうとしているんです。」

 

 木ノ内「成程な…。やはり君を追っているのは矢澤にこ誘拐事件の犯人と同じ組織なのか・・。」

 

 啓「はい、さっき奴らと戦って切り抜けたんですが…う~ん、困ったぜ・・・!!」

 その時は啓は上空をみる。

 

 

 

 

 

 啓は叫んだ!!

 

 啓「くそっ…あれは!!」

 そういうやいなや啓は3人を掴む。

 

 

 木ノ内「桐生君!?どうした、いったい!?」

 

 啓「人魚武術”セーフティアワー”」

 水の泡を作り出し、3人をその中に入れて、啓は”龍像”でその場を走って避ける。

 

 鷲尾「桐生くん!!」

 

 柿谷「警部、木ノ内隊長!!あれは!!」

 

 

 

 

 

 

 木ノ内「あれは戦闘機!!!!????」

 

 木ノ内達の上空を超低空飛行で走るのは・・・。

 

 

 木ノ内「あれは、”F-22ラプター”」

木ノ内は吠えた!!

 

 鷲尾「き、木ノ内…あれを知っているのか!!」

 

 木ノ内「ああ、かっては世界最強のステルス戦闘機と言われたものだ…。」

 

 木ノ内「ステルス性能、推力偏向ノズル、超音速巡航性能の3つを合わせ持ち、その空対空戦闘能力で他を圧倒していたと聞く。…しかし、活躍できる場が限られていて生産が終了していたとらしいが。」

 

 柿谷「なんで、木ノ内隊長詳しいんですか・・・ってそんなことより!!桐生君が!!」

 

 木ノ内「くっ!!こうしちゃおれん!!俺達も行くぞ!!」

 泡を抜け出す。

 

 鷲尾「おい、桐生君は俺達をここに置いたのは助けたのもあるが、足手まといになるだけだぞ!!」

 

 木ノ内「いや、俺に考えがある!!」

 

 鷲尾、柿谷「考え!?」

 

 

 

 

 

 

 ♪Sidecar - On The Rail Bridge -

 

 啓は戦闘機から逃れていた。

 

 啓「おいおい!!戦闘機って!!」

 啓は思った。あの戦闘機はおそらくステルス戦闘機だろう・・・。それで、見聞色でもよくわからなかったのだろう。啓の見聞色はまだ発展途上なのだ。

 

 

 啓「かっけええええええ・・・じゃなくて、やべぇな・・。」

 

 そう、ヤバいのは倒せないのでなく、技が当たらない可能性があるのだ。

 

 啓(俺の技は発展途上・・・。あの戦闘機に当てる技は持っていても絶対に当たるわけではない。)

 

 そして、戦闘機が正確に掃射してくる。

 

 ”ドドドドドド!!!!!!”

 

 啓「この!!」

 何とか薙刀で防ぐが…防ぐことに精一杯の啓にミサイルが放たれる。

 

 啓「2段構えか!!」

 啓は分かっていたかのように今度は避けるが・・・。

 

 

 ”パチッ”

 

 啓「・・!!」

 

 

 ”ガシッ!!”

 

 啓「なっ!!」

 啓は前方と後方に巨大な手がバイクをなんと押さえ込んでいた。

 

 啓「この手は・・・いや、この”能力”は!!」

 

 

 

 

 ”ドズウウウウンンンン!!!”

 爆発音が辺りに響き渡る。

 

 高速道路は灼熱の炎に巻き込まれた…!!

 

 

 

 

 その光景をみたパイロットは思わずガッツポーズを出した。

 

 パイロット常夏男「やりましたね!!咲山のあにk・・・手大丈夫ですか!!」

 

 咲山の手は”痛ましい火傷”を負っていた。

 

 咲山「何もこの能力は万能じゃない。その分ダメージもでかい・・・。だが、桐生を殺すにはこれぐらいしないと倒せない。」

 そう言い、痛みを抑えつける…。

 

 

 咲山「まだ、奴は生きているかもしれん。」

 高速道路に目を”咲かせる。”

 

 ”パチッ…キョロキョロ”

 

 咲山「ちっ・・・。」

 

 パイロット常夏男「どうしたんですか!!兄貴!!」

 

 咲山「サツだ。」

 咲山は指をさす。

 

 パイロット常夏男「げっ!!」

 

 

 

 

 鷲尾「本当か!!それ」

 パトカー内で叫ぶ鷲尾警部。

 

 木ノ内「ああ、本来戦闘機は対人なわけはねぇ。対戦闘機と違って目視で攻撃するはずだ!!」

 

 木ノ内「それに敵は俺達に攻撃してこなかった。以前、あの組織と戦った俺だから分かる。」

 

 

 柿谷「要は俺達は”囮”ですか~~!!!」

 ハンドルを握る柿谷はやけくそ気味に叫ぶ!!

 

 木ノ内「そうだ!!」ドン!!

 

 木ノ内「俺達では敵わないから、桐生君が仕留めるようにこっちに注意をひきつけるんだ!!」

 車内から拡声器で怒鳴る!!

 

 木ノ内「来おおおおおおい!!!!俺達が相手だ!!!!!!」ドン!!

 

 柿谷「囮なのに戦う気満々じゃないですか!!」

 柿谷は泣きたくなった。

 

 

 咲山「ちっ、やむを終えん・・・。」

 

 

 咲山「排除しろ。」ドン!!

 

 

 パイロット常夏男「えええ!!??それじゃあ、ボスに・・・!!」

 

 咲山「構わねぇ・・・。俺が責任を持つ。それで”頭”が勝てるなら。」

 

 パイロット常夏男「くっ!!」

 照準を構えたその時…!!

 

 

 

 

 

 

 

 啓「よう。」ドン!!

 

 

 パイロット常夏男「へっ!?」

 

 戦闘機の頭部にバイクを片手でもつ啓がいた。

 

 

 啓「俺も舐められたもんだぜ・・・。あれしきの爆発で死ねるかよ。」

 

 パイロット常夏男「なっ、桐生!!!!????」

 

 ”キッ…!!”

 

 パイロット常夏男「!?・・・・。」

 啓の覇王色の覇気に気絶する。

 

 

 咲山(ちっ、まさかここまで接近してたとは!!)

 

 戦闘機はそのまま、高速道路に墜落する。咲山はそのまま、着地する。

 

 

 しかし、その時…。

 

 

 啓「人魚武術”ビッグセーフティアワー”」

  巨大な泡が戦闘機を包む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ~パトカー内~

 

 木ノ内「どうなった・・・。」

 

 鷲尾「ああ、桐生君は・・・あの強そうな奴と闘うだろう。」

 

 柿谷「ええ・・・。」

 

 3人は後は啓に任せることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 啓「よっと。」

 気絶したパイロット常夏男を安全な場所に置いて、戦闘機も無傷で着地させる。そして、当然”龍像”も無傷だ。

 

 啓「さてと・・・。」”メキメキッ”

 

 

 啓「次はお前だ。」ドン!!

 

 

 咲山「ふんっ、バイクどころか、敵の戦闘機とパイロットも助けるとは・・・大した奴だ。」

 

 啓「物も人も同じ大切なもんだ。当然だろう?」

 

 咲山「…ふんっ。」

 

 

 咲山「・・・紹介がまだだったな。俺は転龍会直系”麦野一家”若頭、咲山翔太だ。」

 

 転龍会直系”麦野一家”若頭 ”咲山 翔太”ドン!!

 

 

 啓「”転龍会”・・それがお前らの組織か。」

 

 咲山「いかにも。」

 

 咲山「お前の目的は分かっている。μ’sの元へ行くのだろう?」

 

 啓「そうだ。」

 

 

 咲山「やめておけ・・・。そのμ’sはうちの頭が貰う。」

 

 啓「断る。 てめぇらにμ’sはやれねぇ。」

 

 咲山「なんだ。μ’sは自分のものだと言いたいのか。」

 

 啓「…。」

 咲山の言葉に啓は黙る。

 

 咲山「図星か…?」

 

 

 啓「正直・・・まだ、自分でも分からねぇ。」

 

 

 咲山「ほう、ここまで俺達にしておいて・・・そのセリフか。」

 

 啓「そうだな。…あえて言うなら!!」

 

 

 

 

 

 

 ”絶対に会いに来なさいよ!!”

 

 

 

 

 

 啓「俺に逢いたいと約束した女の子がいる。」ドン!!

 

 啓「だからなにが何でも逢う。逢うと約束した。」

 

 

 

 咲山「ふふふ、やはりそんな臭いセリフを堂々というとは・・・かえって清々しい。」

 

 

 そういうと咲山は構える

 

 咲山「だが、μ’sは俺達麦野一家が貰う。」ドン!!

 

 啓「ああ、なら始めようぜ。」”メキキッ”

 

 咲山「望むところだ!!」

 吠える咲山!!

 

 

 

 

 

 

 咲山「ここで沈め!!…”桐生 啓”!!」 続く・・・。

 




戦闘機を無事、バイクも無事、ついでにパイロットも無事。出来る漢は犠牲を出さない、出させない。ドン!!
さて、次回 第23話 VS 転龍会直系”麦野一家”若頭 咲山 翔太
次回も乞うご期待b
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。