~前回のあらすじ~
啓は麦野との闘いを終えて、にこから病院に行くように言われるも、普通の病院に行けば自分の正体がばれるのではないかと当初は行く気がなかったが・・・。
しかし、実家が病院を経営している真姫から自分の病院なら、その心配は無いとして啓は病院に行くことになり、にこもついてくることになる。
・・・そして深夜2時、急に目が覚めた啓は混乱した自身の”記憶”が蘇る。そんな啓をにこは心配するが、その時突然のどす黒い闇が周囲を包み込む。
にこが気絶し、啓がにこをかかえたその時に現れた黒装束の謎の人物。
その人物は啓に今すぐμ’sを護るのを止めろと呼び掛ける。μ’sを狙っているのは何も転龍会だけでなく、多くの転生者によって狙われている。また死ぬかもしれないと警告するのだった。
しかし、μ’sを護る決意をしている啓はそれを断固拒否する。そんな緊迫した中、またしても、現れた人物が啓の名前を呼ぶのであった・・・。
2015.3.28土~西木野病院”啓の病室”~
?「久しぶりだな・・・”桐生啓”。」
啓の名前を呼ぶ男の声がする。
男は倒れた黒装束の人物を抱きかかえつつ、啓に接近する。
啓「!!」
啓はにこを優しく下ろすと、構える。
今にも闘えるように、覇気で拳を固める。
周りはただの”真っ暗な夜の病室”でない・・・既に病室は一切の光の存在を許さない”漆黒の闇”の空間に成り果てていた。
直感で考える。今、眼前に迫っている男がこの”闇”を作り出したのだと啓は考えた。
この男から感じられる感情はどす黒い暗い冷たいとても居心地の悪い感情だった。世界中の人間がこの男に会えば、全員が暗くなりそうな、居るだけで悪寒を起こし様な雰囲気を醸し出していた。この男は周りを包む”闇”と同じようものだと思わざる負えないほどであった。
啓(初めて人と会ってここまで、心が不快になったのはこいつが初めてか・・・!?)
啓は内心を思いつつ、そして先程の記憶でみたある”人物”とダブるように見えた。
啓(・・・・・・!?)
啓が考え事をしているうちに男は黒装束の人物を啓と同様に下ろす。
?「おいおい、人が話を掛けてるのに・・・返事も無いのか?」
啓「・・・てめぇがこの”闇”を生み出したのか?・・・生み出したんだな!!」
啓は今にも闘う姿勢で質問を投げかける。
?「その通りだ。まあ、そういきり立つな。・・・そんな事より、俺が名前を呼んだことに疑問に思わないのか?」
啓「疑問だと?・・・今、てめぇが抱きかかえてる奴と同じ”転龍会”何だろ?」
啓は率直に答える。
?「確かにそうだな・・・俺は”転龍会”だ。」
啓「やっぱりか!?」
会長「ああ・・・その”会長”だ。」ドオン!!!!
啓「なっ・・・!!!???」
会長「ふふっ。」
啓(会長だと・・・!?)
動揺する啓・・・啓はよほどの事では驚かないが、この事実には驚くしかなかった・・・!!!
それもその筈。馬羅垣の”矢澤にこ誘拐事件”、麦野の”μ’s崩壊ライブ事件”・・・この2つの事件を起こした転生者の組織、”転龍会”。
今、啓の眼前に居るこの男こそが・・・その”転龍会”のトップであり、2つの事件の黒幕、μ’sを狙う転生者の組織のボス・・啓が必ず倒さなければいけない・・・”敵”!!
啓「てめぇが・・・転龍会の”会長”だと・・。」
会長「ああ、自分で正体を晒したからな。嘘をつく理由もないだろう?」
啓「そうか・・。」
呟くやいなや、啓は剃で一気に近づき・・・。
会長「んっ?」
啓は先程から拳に覇気を溜めており、男の顔に向かい掌底を放つ。
啓「竜爪拳”龍掌底”!!」ドゴォ!!
啓(どうだ・・!!)
啓はあの麦野の闘いから、まだ1日も経ってない。その為、勝負を早めに決めようと思い、男の顔に掌底を繰り出した。
何より・・・相手はあの組織の”会長”、どう考えても手抜きなど出来やしない。
だが・・・結果は。
会長「おお…素晴らしい掌底だ。・・・少しばかり、脳が揺れたぞ。」
啓「何ぃ!?」
啓(バカな・・・渾身の掌底だったんだぞ!!…それが、”無傷”で、何よりこいつから”体温”を感じないぞ!!)
会長「窓が開いているな・・・場所はあそこが良いだろう。」
窓を見て、啓の方へ向き直すと・・・
会長「よし、お礼に今度はこちらの”掌底”を見せてやろう。」
会長は掌底の構えを取る。
啓「・・っつ、鉄塊”Nレニウム”!!!」
啓はすぐさま、鉄塊で己の身を咄嗟に守る。
会長「ふんっ!!!」
”ドスッ!!”
突き出された掌底は余りにも・・・
啓「・・・うぐおおおおお!!!???」
啓は吹っ飛ばされる。これまで、幾度の攻撃を受けてきた啓・・・だが、今宵啓を吹き飛ばすのは”只の掌底一発”。
だが、その掌底は間違いなく啓の2度目の人生でも上位に食い込むほどの威力を持っていた。さらに啓は鉄塊”Nレニウム”を掛けている・・・!!
啓(バカな、俺がたかが”掌底一発”に!!!)
啓は吹き飛ばされがらも考える。
街は今・・・丑三つ時。もしこれが昼間であれば、青年が吹き飛ばされていたとニュースになるだろう。
啓は衝撃を止めれぬまま、吹き飛ばされていた・・・。
会長「ほう・・・俺の掌底で、身体が四散しないとは”やっぱり大した奴だ”。」
会長(それにしても、俺を覚えていないような口ぶりだったが・・・それを聞くとするか。)
会長「さてと・・・まずは、気絶した”ハルカ”とμ’sの”矢澤にこ”・・・。」
気絶した2人を担ぐ会長。
会長「さて、あいつはあそこに着地したかな・・・。」
窓から、一気に目的地まで跳ぶのだった・・・。
2015.3.28土 ~芳林公園~
啓「くっ・・・!!」
啓は何とか、勢いを殺し何とか着地する。
辺りを見回す啓。
啓(どうやら、ここは公園の様だが、病院から少なくとも”数キロ”は飛ばされたぞ・・!!)
深夜の公園には誰もおらず、不気味なほど静かであった・・・まるで、嵐の前の静けさである。
啓「・・・来るか!!」
啓は身構える。そして・・・
空から物凄い速さで近づいた影はそのまま、音も立てずに地面に降り立つ・・・そうした理由は・・・。
啓「にこ・・・!!」
啓は叫ぶ。
音も立てずに降りたのは2人に無駄なダメージを与えないためだった。
会長「開口一番が、矢澤にこの心配か・・・守護者が板についてきているようだな。」
啓「てめぇ、にこを離せええええええ!!!!!」
啓は一気に直進する。
会長「おっと・・!!」
脚でガードする。
”バチィ!!!バリバリバリ!!!!!!”
周囲に覇気の嵐が起こる。この現象は、覇王色の覇気を持つ者がぶつかった際に起こるものである。
転龍会会長も啓と同様に覇王色の覇気を持っていた。
啓「ぬううううう・・・!!!」
会長「ふんっ・・・せいっ!!!」
”ドゴオオ!!!”
啓「ぐあっ!!」
蹴りを喰らう啓、何とかバックステップして下がる。
啓「はぁ・・・はぁ、くそぉ!!」
会長「安心しろ・・μ’sは丁重に扱う。」
ベンチに気絶した2人を下ろす。
啓「なっ!?」
啓は会長の行動に驚く。
会長「ふふふ、そんなにこの俺が女を丁重に扱うのが意外か?」
啓「・・・ああ、てめえがμ’sを狙っている張本人だからな・・!!」ギリッ!!
会長「ふふ、無理もないか・・・さて。」
会長「実はこの場所は、μ’sの元リーダーの高坂穂乃果と南ことりが園田海未と初めて会い、友達となった場所でな。”三人娘”の原点の場所だ。」
啓「・・・!!」
会長「その”三人娘”はその後、中学を一緒に卒業。そして、廃校寸前となった音乃木坂学院に入学し、廃校を阻止すべくμ’sを結成した。」
会長「1年の西木野真姫、星空凛、小泉花陽。3年の綾瀬絵里、東條希・・・そして、矢澤にこは。」とチラリとベンチの方へ見て。
会長「確保したがな。」
啓「・・・!!」
会長「そしてだ、μ’sは多くのスクールアイドルの中からラブライブを勝ち抜け、当時スクールアイドルのトップに君臨していたA-RISEを下し、第2回ラブライブを優勝し、全国のスクールアイドルのトップになった。廃校を阻止するどころか、知らぬ者がいないほどの存在に昇華したわけだ。」
啓「何が言いてぇ・・。」
会長「要はμ’sは狙われるという事だ。俺達”転龍会”にな。」ドン!!
啓「・・・ちっ。」
会長「既にμ’s争奪戦争は始まっている。現に転龍会が2つの事件を起こし、他の転生者の組織も動き出している。」
会長「俺はこの世界に来た当初、出来るだけ早くμ’sを確保しようと考えた。だが、馬羅垣の誘拐が失敗した。まさか、あいつが敗れるとはな・・・。」
会長「そして、次は麦野に誘拐を任せ、他の幹部は他の転生者の組織を吸収している間にμ’sを奪おうとしたが、またもやうちの組織の幹部が敗れた・・・俺は今回の事件でケリを付けるつもりだったが、一人の男が現れ、馬羅垣同様に麦野もやられた。」
会長「お前のおかげでな・・・”桐生啓”。」
啓「ああ、その通りだ・・・てめぇらがいるとμ’sは安心して眠れないからな。」
啓は構えを取る。
会長「ふふっ、昨日散々闘って、まだ1日も経ってないのに、この俺と闘うか?」
啓「災難は畳み掛けるのが世の常だろうが、何よりてめぇをここで倒して・・・」
啓「にこを取り戻す。」ドン!!
会長「・・・良いだろう、この公園も”三人娘”が出会った思い出の地だが、貴様と俺とでは血みどろの戦場になりそうだ。」ゴゴゴゴ・・・と周囲を闇が覆う。
啓「行くぞ。」ドン!!
会長「いつでも来い。」ドン!!
時間は丑三つ時を過ぎ、深夜の公園・・・今、2人の男がぶつかろうとしていた。
果たして叶うのは己の野望に燃える男か、もしくは己の身を掛けて護る男か・・・。
その答えはこの闘争の勝敗に決する・・・!!
啓「うおおおおおおおおおおおお!!!!」
会長「・・・・・せいっ!!」
2人の拳がぶつかる。
”ドゴオオオオオオッッバチバチッッ!!!!”
VS ”転龍会会長”
♪Ryu ga Gotoku‐ Scarlet Scar
啓「くおおおおおッ!!!」
啓は既にこれまでの闘いで、疲労が溜まっているため何としても短期決着で決めなければならない。なにより相手は・・・。
啓(相手は転龍会のボス・・・!!)
相手は格上の相手と啓は考えた。ならば、出し惜しみをしては負けるのは必至!!
啓「おらっ!!」
啓は会長の腕を左手で掴んだ、啓は最初の激突で接近戦に持ち込めたことで、技を掛けることに成功する。
啓「八衝拳”伝播”!!」
八衝拳の衝撃に覇気を加え、威力を上げて掴んだ相手に体内に直接衝撃を送り込み、体内にダメージを与える。
会長「・・・ぬぅ!!」
啓「五臓六腑に衝撃波は喰らうだろ!!」
啓はそのまま、啓は左手でしっかり掴みつつ、右手に覇気を溜める。
啓「喰らえ・・・鉄塊拳法”正拳”!!」
会長の顔面に思いっきり拳を打込む。
会長「・・・ぐっ。」
啓の鉄の正拳を受け、吹っ飛ぶ会長。これを逃さない”脚”は無い。
啓は月歩で空を跳ね、会長目掛けて嵐脚を放つ。
啓「嵐脚”太刀風・・・”」
啓「”一刀両断”!!」
”ザヒュンッ!!”
啓の蹴り放った嵐脚はそのまま、会長目掛けて一直線に当たる。
”ズドオン!!”
土煙が辺りを舞う!!
啓(いくら奴でも、体内のダメージ、頭部への正拳に嵐脚の斬撃はきつい筈だ!!)
怒涛の3連撃、これで勝負が決まるといいが・・・。
土煙が晴れ、視界が良くなってくる。
そして・・・。
啓「そう、簡単にはいかねぇか・・!!」
会長「・・・なかなか、やるな。大したものだ。」ドン!!
啓「ちっ・・。」
啓の怒涛の攻撃がまるで効いていない・・・。
啓(手ごたえはあった。だが奴から違和感を感じる。さっきの掌底も無傷、何より身体が冷たい・・・!!)
啓「てめぇはいったい!?」
会長「ふむ、なかなかの攻撃だったぞ・・・では今度はこちらから行くぞ。」
会長は啓に一気に接近!!
啓「!?」
会長「ふんっ!!」
”ドゴォ!!”
啓「うぉ!!」
啓の身体に強力なパンチが当たる。
啓「ちっ!!」
咄嗟に鉄塊を掛けて、威力を軽減。
啓はそのまま鉄塊のカウンターを発動させる。
啓「鉄塊”空木”!!」
”バキィン!!”
会長「・・・むっ!!」
鉄塊によるカウンター攻撃が発動。
会長「ほお・・・」
啓「指銃”黄連”!!」
啓は間髪入れずに攻撃を繰り出す。
”ドドドドドドドドドドドド!!”
啓「うおおおおおお!!!」
会長「・・・おお。」
しかし、全然効いてない。
啓「クソッタレ!!」
啓は脚を高速回転し、右脚は熱をおびて一気にケリを入れる!!
啓「悪魔風脚”
”ジュオオオ!!”
会長の腹に思いっきりに蹴りを喰らわせる!!
会長「・・・流石にダメージが蓄積したか。」
啓「・・・はぁはぁ。」
会長「では、続きをするか。」ヒュン!!
啓「・・・!!」
啓は姿勢を構えるが・・・
会長「ふんっ!!」
会長は一気に直進する!!
啓(こいつ、真正面から!!)
会長「どおおおおおおおおおおおお!!!!!」
”ドゴォ!!”
啓「うおおお!?」
啓は衝撃に呑まれ、吹っ飛ぶが何とかこらえる。
啓「ぜぇ・・・くそぉ!!」
啓は片膝をついてしまう…。
啓(こいつはヤバい!!・・・レベルが違う!!)
啓は内心思う。啓は先ほどから技を出しているのにも関わらず、会長の方は到底、技と呼ばれるものは出していない。パンチや蹴りといった余りにも平凡すぎることしかしてこない。間違いない・・・こいつはまだ、力を出し切ってない!!
啓(これが、”転龍会会長”…!!)
啓「だが、まだ終わってねぇ・・・!!」
啓は立ち上がり会長を睨みつける。
そんな啓の姿をみてニヤリとする会長は余裕そうであった。
会長「ふむ、大したものだ、実際この世界に来て日は浅いだろうに、ここまで六式やらを使いこなしてるのは恐れ多い。しかも、疲労が溜まっているのにも関わらず。」
啓「それがどうした!!」
会長「ふふ、そういきり立つな・・・ところで、俺の姿を見せてなかったな。生憎、薄暗いからな。」
公園の街頭に歩み寄り、姿をはっきりさせる。
啓「・・・!!」
会長「どうだ、俺の姿に見覚えがあるか?」
男の姿がはっきり出てくる。
男の姿はそれは、”黒”という印象だった。何から何まで黒い、ひたすら黒い。黒いダブルブレストのスーツに、黒い革靴、髪はきっちり整ったオールバック、背丈は啓と変わらない身長で、スーツ越しでも発達した筋肉がよくわかる。そして、一番印象に残る黒いサングラス。
男の印象は深夜と言う時間帯もあり、黒をより一層に泡立たせている。
啓「・・・。」
会長「うむ、返事は無しか。・・・どうやら、貴様は何か”記憶”を失っているようだな。」
啓を指す。
啓「・・・”記憶”!?」
会長「そうだ・・・本来なら俺と貴様は切っても切れない因縁だからな・・・前世では。」
啓「何だと!?、俺とてめぇが前世で会ったのか!?」
啓(バカな・・・俺はこいつと会ったのか?)
驚愕の事実だった・・啓はこの男と会っている・・・。
その時だった・・・!!
啓の頭に強力な頭痛が襲い掛かる・・・!!
啓「・・!!…ぐおおおおおお!!!!」
啓は頭を抑える。
会長「・・!!」
啓「うおおおおおおおおおお!!!!」
啓のバンダナ・・・刺繍の白龍が光出す!!
会長「・・・あれは”覚醒”!!・・・いや、暴走に近いな!!」
~回想~
~ある港の建物~
啓「殺してやるうううううう!!!!」
啓は一気に男に接近する。眼の前の人物に明らかな殺意を持って。
?「・・・・。」
男はそのまま、蹴りを放つ。
”ヒュン!!”
啓「ちっ!!」
啓はこれを回避するが・・・。
”ドゴオッ!!”
啓「うぐおっ!!」
啓は腹にパンチが当たる。啓は頭に血が上っており回避が出来ない。
そのまま、啓は吹っ飛び壁に激突する。
啓「がはっ!!」
啓は辺りに吐血する。銃弾で怯まなかった啓は男の攻撃の方がダメージが大きかった。
ギロッ!!
啓「てめぇのせいで”あいつら”があんな目に・・・!!」
?「・・・・。」
啓「てめぇは絶対に生かしちゃおけねえ・・・。」
啓「ここで息の根を止めてやる・・!!」
手招きする人物、かかってこいと言わんばかりに・・・。
啓「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
啓は人物に向かって突進する。バンダナの白龍が微かに光っていた・・・・。
啓「・・・はぁ・・ぜぇ、ぜぇ…。」
地面に倒れる啓。啓の身体は既に傷だらけだ。
?「・・・・・。」
近づく人物が倒れた啓を見下ろす。そして、こう言った。
?「その、弱さじゃ誰も救えん。」
?「一度、死んで転生してみるんだな・・・。」
”ドゴォ・・!!”
~~~~~~
”芳林公園”
会長「うむ、”闘気”が出ているが、まるで安定していないが、これはヤバいな。」と呟く。
啓「うおおおおおおおおおお!!!」啓のバンダナは光を増し、啓の周囲は赤い闘気で覆われていた。
目は赤く染まり、そして会長を睨みつける。
啓「テメェヲ・・・タオス!!!」とまるで怒れる狂龍の如し、その眼光は眼前の敵を睨みつけ倒そうとする。
会長「・・・ちっ!!」
啓「ウオオオオオオ!!」
啓「竜爪拳竜の”逆鱗”!!」ドドドドドド!!
会長「・・・!!」
”公園近く”
?「不味いな・・・仕方ないか。」
ヒュン…。
?「はっ!!??」
ベンチで気絶していた黒装束の人物が目が覚める。
?「やっと能力が発動したんだわ。」と自身の”涙”を拭きとる。
?「そう言えば、ここは!!」と周囲を見渡すと、そこには・・・。
黒装束「何なの・・・これ!?」
黒装束の人物が見た光景・・・それは芳林公園が見るも無残な姿にになっていた。
木は裂け、地面は割れ、遊具は無残に壊れていた。もはや、公園というより”公園跡地”といったほうがよいのだろうか・・・。
黒装束「間違いない・・・あの”2人”が闘ってるんだわ・!!」
黒装束の人物が立ち上がろうとした時、自身の隣にいた人物に気付く。
黒装束「”矢澤にこ”!!・・・。」
自身の目から”涙”をにこに掛ける。そして、黒装束の人物はそのまま2人の闘いに駆けていく。
にこ「・・・・・・・・・?・・・ふぇ?」
目覚めたにこは辺りを見回した。
にこ「・・・えっ!?どこよ、ここは!?」
いきなりの状況に混乱するにこは見渡すと目覚めた場所が最初に見るも無残な光景で焦る。
にこ「・・・・あれってブランコ?・・じゃあ、公園?」
公園と分からなかったが、遊具の存在で今いる場所が公園と分かったにこ。
その時であった。
”ズドオン!!”
何かの音が響く。
にこ「・・・・な、なによ!!」
びっくりしたにこは飛び上がって胸を抑えた。
にこ「いったい、何が・・・。」
?「もう、やめて2人とも!!」
今度は無機質な声であるが、女の様な口調の声がにこの耳に聞こえる。
にこ(今度は誰かの声!?)
にこはあることを思い出した。
さっき、気絶する前に啓に心配されたのを思い出す。
にこ「そうだわ・・啓!!」
にこも先程の声の方へ駆けていく・・・。
にこ「・・・はぁ、はぁ。」
先ほどの場所からそこまで離れてないところに辿り着いたにこ。
そこで、にこは驚愕の光景を目にする。
にこ「これは、どういうこと!?・・・啓!!」
そこには、啓の姿とそして倒れている黒い男とそれをかばう黒装束の人物がいた・・・。
続く・・・。
遅くなって申し訳ない!!・・・今後の話を考えるうえで大分時間を喰ってしまいました。
今後は出来るだけ話を進めるべく努力はします!!
さて、最後いったいどういうことなのでしょうか?
次回 第32話 闇夜の救世主 次回も乞うご期待b