転生の龍が如く 〜女神の守護者~   作:kantarosu

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どうも、皆さんkantarosuです。・・・皆さんは”伏線”をご存知ですか?
この「転生の龍が如く」には実は幾つかの”伏線”を張っておりまして、後の展開に生きていくことになります。
もし、良かったら序章から第2章までを見直すと良いでしょう。では前回のあらすじをどうぞ。

~前回のあらすじ~
”転龍会会長襲撃”から数時間経ったその日の朝…。啓はにこ達を病室に呼び、あることを話す。それは啓の記憶…”エピソード記憶”が喪失しているというのだ。
啓の記憶を調べた西木野先生が言うには、啓のエピソード記憶は部分的に喪失しているが…何故、記憶を失ったのか?…その原因が医学的に見られず、原因が分からない以上記憶が戻らないという。
しかし、啓の記憶を取り戻せる”唯一の方法”があった。
それは、これまで通り”転龍会”と闘い続けることだった。啓はこれまで闘った転龍会の幹部である”馬羅垣”や”麦野”と何処かで会ったことがあるかもしれないという”覚え”があった。
つまり、今後、転龍会と闘うという”大きな刺激”を脳に与えることで、自身の記憶を取り戻すのだという。
だが、にこは啓に今後も転龍会と闘って欲しくないと言い放つ。
それに対して啓はあくまで記憶はついでであり、啓の目的は”μ’sを護る”ことであり、その”決意”は揺るがないものとなっていた。
そして、その3日後…啓は”退院”する。ここから”退院”するという事は今後も”μ’sを護る”という事に他ならないのであった。



第34話 女神達の歓迎

 2015.3.31火曜日 PM14:00 ~警視庁~

 

 鷲尾「どう思うよ?柿谷・・・。」

 

 柿谷「ええっ・・・。」

 柿谷は頷く。

 

 柿谷「何故、彼らは意識を戻さないのでしょうか?」

 ドレッドヘアーの男達を見る。

 

 

 鷲尾「それにこの前の”μ’s崩壊ライブ事件”だったか?…その襲撃した奴らも意識は戻らんらしい。」

 

 柿谷「不思議ですね。何故、彼らが襲撃したのでしょうか?」

 

 柿谷「調べたところ、襲撃した彼らは皆、μ’sと”同世代の青少年”ばかりだそうです。」

 

 鷲尾「そうだったな…襲撃する前は普通に生活を送っていた彼らだが、何故こんな凶行に出たんだ?」

 

 

 

 柿谷「そうですね…戦力にもならない筈でしょう?μ’sを狙うのに…。」

 

 鷲尾「ともかくだ。」

 

 ”シュボッ”

 

 鷲尾「プハ~・・・こいつらの事を聞けたとしても、有力な情報は無さそうだな。」

 

 柿谷「ともかく、親御さんたちも心配は掛けているでしょうに…ゴホッ…!!」

 

 柿谷は咳き込む。

 

 

 鷲尾「柿谷…お前”タバコ”苦手か?」

 

 

 柿谷「ええっ・・・余り好きじゃないんですよ。」

 

 鷲尾「そう言えば、”酒”も飲まないしな…。」

 

 柿谷「まぁ、普通に嫌いですし…。」

 

 

 鷲尾「そうか…そう言えば、”桐生君”は?…2日前に連絡して彼にぜひ”頼まなければいけない”ことがあったんだが…?」

 

 柿谷「ええ、桐生君ならμ’sが歓迎と感謝を込めてパーティを音乃木坂学院でするらしくて…桐生君はそこに行っているそうですよ…。」

 

 鷲尾「何?・・・それは、本当か!!」

 

 鷲尾が驚いた。その顔は汗が噴き出て咥えていたタバコを落とす程であった…!!

 

 柿谷「ちょっ、鷲尾警部どうしたんですか!?血相を変えて…!?」

 

 

 鷲尾「今、その音乃木坂にはμ’s全員が集まっているんだろう?」

 

 柿谷「はい…他にもご家族の方々が…。」

 

 鷲尾「柿谷…μ’sが”1か所”に全員集まっている…それだけでも、警察として”嫌な予感”がしないか?」

 

 柿谷「‥‥まさか!?」

 

 鷲尾「柿谷…今すぐ、桐生君に連絡しろ…!!、後、手を空いている者を出来るだけ掻き集めて…周辺の住人を避難させろ…!!」

 

 柿谷「は…はい!!」

 

 そう言うと柿谷と鷲尾は”最悪の事態”を予測しつつ、音乃木坂学院に向かう…!!

 

 

 

 もう既に、この”ラブライブの世界”には”転生者達”が現れた以上、世界は”混沌”とした世界に変貌していく・・・・・・良くも、悪くも。

 

 

 

 

 ‥‥時は遡る。

 

 2015.3.31火曜日PM13:00~音乃木坂学院の前~

 

 ”ブオオオオオオオオオオンンンッッッ!!!!!!”

 大型バイク”龍像”が走っていた。ある目的地に向かって・・・。

 

 啓「ここだな…。」

 

 啓は龍像のスピードを緩めると、

 

 ”キキイイイッ!!”

 龍像を停止させる。

 

 

 啓「…よっと。」

 

 啓はヘルメットを外すと、目的地を見上げた。

 

 啓「ここが”音乃木坂学院”か…。」

 

 

 ”音乃木坂学院”…。都内でも伝統あるこの学院は、かって”廃校”の危機に瀕していた・・・。

 

 しかし、”高坂穂乃果”を中心としたスクールアイドル”μ’s”によって、その廃校の危機は消え去った。

 音乃木坂学院にとってμ’sはまさに”救世主”ともいえる存在であった。

 

 啓(この学校をμ’sは護ったんだな…。凄いなμ’s。普通はなかなかそんな事は出来ないもんだ。)

 内心、μ’sを褒める。

 

 

 啓(それにしても…この3日間、転龍会はμ’sを襲って来なかった。)

 

 この3日間何の音沙汰もない。μ’sが誰かに攫われたという報告はない。攫いに来ないのは、何か他の事に集中しているという事なのか?

 

 一応、啓は自分の場所は割れているから、自分に近づくと却って危ないから他のμ’sのメンバーに西木野病院に近づくなと言ったが…。

 

 啓(・・・・・・。)

 

 よくよく考えれば、何故あの時、場所が分かったのか?

 

 啓が西木野病院に行くことを知っていたのはあの時近くにいたμ’sのメンバーしか知らない筈。

 

 なのに、何故転龍会会長は時間を掛けず、ピンポイントで探し当てたのか?

 

 

 それに、そう言えば2日前に鷲尾警部から「君にぜひ”頼まなければいけないこと”がある。詳しい話は3月31日に警視庁で言おう。」

 

 鷲尾警部に言われたなと啓は考えられる事をドンドン考えていたが…。

 

 啓「…っと、いけねぇ。にこに言われたな。」

 

 それまで考えていた思考を停止させて啓はにこに”言われたこと”を思い出していた。

 

 

 

 2015.3.30 PM20:00~西木野病院”啓の病室”~ 

 

 にこ「啓、調子はどう?」

 

 啓「ああ、身体は良くなった。」

 啓は電話越しに答える。

 

 啓は今、病室に居ながらにこと電話をしていた。

 

 電話機自体は西木野病院から借りている。

 

 啓「それにしても、穂乃果の妹の雪穂だったか?…”金色の人物”に助けられたって。」

 

 にこ「ええ、そうよ。」

 

 啓「真姫に直接聞いたからな。もし、雪穂を助けたのが俺とにこを助けてくれた”金色の男”と同一人物だとしたら、少なくともは俺達の敵じゃないかもしれないな。2回も助けているわけだしな。」

 

 

 にこ「そうなるわね。・・・そう言えば、他に真姫ちゃんに何か聞いたの?」

 

 啓「ああ、取りあえず、真姫にはμ’sのメンバーの名前とか、μ’sの事については色々聞いたし…。」

 

 にこ「そうなんだ…。」

 

 啓「後は、明日俺が音乃木坂学院に来た時は、一応俺は”元総合格闘家”として呼ばれるらしいな。しかも、”世界を放浪している格闘家”だとさ。」

 

 にこ「…そう、分かったわ。」

 

 にこは言う。先程から元気がない様な発言である。

 

 啓(にこの奴…、何というかテンションがちょっと低いな…。)

 

 

 

 そして、にこは明日のパーティについて話し始めた。

 

 にこ「明日、μ’s全員とその家族が来るそうよ。」

 

 啓「ああ、聞いてる。」

 

 にこ「勿論、うちの妹や弟達もよ。」

 

 啓「ああ、そう言えば弟や妹が居るらしいな。」

 

 にこ「ええ、3人とも会いたがってるわよ。」

 

 啓「そいつは嬉しいな。」

 

 にこ「あと、穂乃果が”サプライズ”を用意してるんだって。」

 

 啓「穂乃果?…あの”太陽娘”がか。」

 

 にこ「そうよ、何なのかは当日のお楽しみね…。」

 

 

 にこ「後は…明日の午後13時に音乃木坂学院に来なさいよ。」

 

 啓「ああ、分かったよ…にこ。」

 

 にこ「じゃあ、切るわね。」

 

 切ろうとしたとき。

 

 

 

 啓「待ってくれ。」

 

 にこ「‥‥何よ。」

 

 啓「その…テンションの低さは、もしかしなくても俺が転龍会と闘い続けるのに関係があるのか?」

 

 にこ「・・・・・・。」

 

 質問ににこは黙っている。

 

 啓「‥‥にこ?」

 

 

 

 

 

 

 

 にこ「・・・・私は、もう大切な人を失いたくない…!!」

 

 

 

 

 

 啓「大切な‥‥人‥?」

 啓は怪訝な顔をする。

 

 にこ「…独り言よ。忘れなさい。」

 

 啓(忘れろだって‥‥?何かあるのか?)

 

 

 にこ「でも、これだけはハッキリ言うわ…!!」

 

 にこの声色が変わる。

 

 にこ「啓…あんたはもっと気を抜いたほうが良いわ。」

 

 啓「気を抜く…?」

 

 

 にこ「そうよ。あんたは転龍会と闘い続けるって言ったわ。けど、いくらなんでも無謀よ。」

 

 にこ「あんたの事だから、あの”深夜の事”まだ、自分を責めてるんでしょう?」

 

 啓「…!!」

 

 にこ「だからね…無理はしなくてもいいのよ。…楽にして欲しいのよ。」

 

 啓「にこ…お前。」

 

 にこ「だからね。明日のパーティは沢山楽しんで欲しいの!!」

 

 にこは今度も声色を変えた…。先ほどより、明るい声になっていた。

 

 

 

 にこ「だからね‥!!早く来なさいよね!!・・・遅刻すると許さないわよ!!」

 

 啓「‥‥。」

 

 にこ「それじゃあね!!」p

 

 

 ”ツーツーツー”と無機質な電話機の音が病室に響く。

 

 啓「‥‥はぁ。」

 

 電話機の通知をオフにし、ベッドに寝転がる。

 

 

 

 

 

 啓「にこ‥‥最後は”無理”して言いやがって…。」

 

 啓はにこの心配をするのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 一方…~矢澤家~

 

 にこ「…。」

 

 にこは家の受話器を置くと溜息をつく。

 

 にこ「…はぁ~。」

 

 にこ(…何で、ああいう風に言っちゃうのかな?…私。)

 若干、後悔していた。

 

 

 そこへ、さゆりがお風呂からあがりにこを呼ぶ。

 

 さゆり「にこ~、明日のパーティ行くんでしょう? 早く、お風呂入っちゃいなさい!!」

 

 にこ「・・・うん、分かったわママ。」

 

 にこはそのまま、風呂に入っていく。

 

 

 

 

 

 しかし、にこが足を止めてさゆりの方を見て、こう言った。

 

 にこ「ママ‥。」

 

 さゆり「なぁに?」

 

 

 

 

 

 

 にこ「”男”の人って、何でいつも無茶しちゃうのかな?」

 

 さゆり「!!…にこ、それって。」

 

 

 にこ「…ごめんなさい。にこ、お風呂に入るわ。」

 

 そそくさに風呂に入っていく。

 

 さゆり「…。」

 

 すると、それを見ていた3人の子供が見ていた。

 

 こころ「おかあさま、なんだかおねえさまがげんきありませんでしたね。」

 

 ここあ「そうだね。おねえちゃんらしくない!!」

 

 虎太郎「…げんきない~。」

 

 さゆり「うん・・・そうね。」

 

 

 

 さゆり「にこはね。今、とても苦しい思いをしているの。」

 

 こころ「くるしい…おもいですか?」

 

 さゆり「貴方たちも良く分かっている筈よ。」

 

 ここあ「!!」

 

 虎太郎「…。」

 俯く虎太郎。

 

 

 さゆり「この苦しい思いは私達”家族”は一生、背負って生きていかなければならないの…。」

 

 3人の子供をしっかり見て、力強く話すさゆり。

 

 

 

 さゆり「だからね。その分、誰よりも楽しく生きていかないとね!!」

 

 ニッコリ笑うさゆり。そしてそれは3人だけでなく、”お風呂に入っている人物”に聞こえるように言っている。

 

 3人「うん!!」

 

 さゆり「じゃあ、明日は念願の”桐生のお兄さん”に会うから、しっかり寝なさい!!」

 

 こころ「‥‥はい!!、じゃあいっしょにねましょう!!」とこころは2人を促す。

 

 ここあ「うん!!」

 

 虎太郎「ねる~。」

 

 こうして、3人は布団に入っていた。

 

 

 

 

 さゆり「…じゃあ、にこはゆっくり入ってなさい。」

 

 

 

 

 さゆり「…湯冷めしないようにね。」と

 その場を後にした。

 

 

 にこ「・・・・。」

 

 にこは風呂場から天井を見上げてある人物の名を呼んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 にこ「・・・・”パパ”」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・時は戻り、啓は昨日の電話でのにこの言ったこと・・・”パーティを楽しめ”と…。

 一見、パーティを楽しむなど当たり前のように聞こえるが、だが啓はこの言葉に何か深い意味があると考えた。

 

 啓(あいつは楽しめと言ったが、俺には別の様に聞こえたな…。)

 

 啓(まるで、”闘ってほしくない”と言わんばかりに…。)

 

 啓(考えられることは一つ…。にこは”誰かを失っているのか”?)

 

 啓がそう考えたとき・・・

 

 

 

 ”ズキッ!!”

 

 啓「…!?」

 

 啓は思わず、頭を抑えた。

 

 

 啓「何だ…?今の”頭痛”は。」

 

 啓は不思議に思った。

 

 啓(俺が今の事を考えた瞬間!!…頭が割れるかと思ったぜ。)

 

 

 

 

 啓「うむ…どうやら、あることを考えると頭痛が出て、その先のことを考えられないのか!!」

 

 啓「…こうなっては仕方ねぇ。今は、パーティを楽しむことを考えよう!!」

 

 啓は思考を変えた。

 

 啓(パーティか…一体、どんな料理が出るんだろう?…カレーとか、ラーメンとか、牛丼とかか?)

 

 啓は考えたが…悲しいかな。今出た料理はハッキリ言ってパーティに出されるのでなく、”昼間の食堂”で出されているような料理ばかり。

 

 この青年には、パーティに出される料理は自分の好物が出るものと考えていた。

 

 ”グウゥーーーー”

 

 啓の腹がなる。

 

 

 

 啓「アア…腹が減ってきたぜ。よし、今日は喰うぜ!!」

 

 啓は張り切って喰うことにした。

 

 

 啓(エンゲル係数を・・・増やさなくては!!)

 

 アホな事を考えていると、ある事に啓は気付いた。

 

 

 

 啓「…あっ、そう言えば”龍像”…どうしよう。」 

 

 割と大事な事を考えた。こんなでかいスポーツバイクを堂々と駐車していくバカはそうはいまい。だったら、音乃木坂学院の駐輪場に持ち込めばいいだろう!!

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・と思うのだが、そうはいかないのだ。

 音乃木坂学院の正面は”階段”になっており、普通にはバイクはおろか、自転車も当然通れない。

 一応、他にもルートがあるのだが、この桐生啓は誰もが思いつくが実行出来ない事でこの問題を解決した。

 

 

 

 

 啓「よっと。」

 

 ”持った。”

 

 そうただ、持っただけであった。

 

 因みに大型バイクの重量はだいたいが200㎏である。そして、この龍像はそれより、+50㎏の250㎏程である。

 とはいえ、暴走した牛尾を片手で持つほどの怪力を誇る啓(成長途中)にとっては今さらだが…。

 

 啓「よし、行くか!!」

 

 啓は意気揚々とバイクを片手で持ち上げていった…。

 

 

 

 

 ”?”

 

 ?「あれが、例の桐生啓かぁ。」

 

 ?「…そうがね」

 

 ?「兄貴…ホンマにやるんですね?」

 

 ?「そうやがね!!」ドン!! 

 

 ”ドロドロ…”

 

 

 ”?”

 

 ?「ああ~。」プクプクッ 

 

 ?「えほっ…ほっほっほ!!」

 

 ?「まだか…。」プクプクッ 

 

 ?「まだっす。」

 

 ?「ま・だ・か?」プク~ 

 

 ?「ま・だっ・す!!」

 

 

 

 

 

 

 ?「まだか!!!」プク~!! 

 

 ?「出来たッス!!」

 

 ?「しゃあ!!」グサッ!

 

 

 ?「餅ウマ―!!!!!!」ドン!!

 

 

 ”?”

 ?「・・・特攻隊長、準備は?」

 

 ?「…まだだ。」

 

 ?「この身体をもっと固めておく必要がある。」

 

 ”ピキメキッ・・・!!”

 

 ?「でなければ、この闘い勝てん。」ドン!!

 

 

 同時刻~音乃木坂学院~

 

 音乃木坂学院の階段を登りきった開けた場所に4人の人物が待っていた。

 

 その内の3人…ショートヘアで一番明るい髪の色をしているのが「ヒデコ」、ポニーテールの子が「フミコ」、背が低く髪を二つに縛っているのが「ミカ」

 彼女達は、穂乃果と同じクラスメイトであり、μ’sが発足してから裏で彼女達をサポートしてきたとってもいい娘達である。

 

 そして、その内の1人…ヒデコが残りの1人に話しかけていた。

 

 ヒデコ「あの~、本当にその”桐生啓”さんがこっちに向かってるんですか?」

 

 ?「そうですよ、野口さん。」

 

 フミコ「で、でも何で私達3人がここに呼ばれたんですか?」

 

 ?「それは”うちの娘”が3人に是非、呼んでほしいって。」

 

 ミカ「こ、ことりちゃんがですか?」

 

 ?「ええっ、μ’sは貴方たちに助けられたことが沢山ありましたからね…たとえ、μ’sが解散したとしても、貴方たちに協力してもらいたいんですよ。仲間ですもの…。」

 

 3人「そ、そうなんだ。」

 

 3人が少し、嬉し涙を流すと‥‥。

 

 

 

 

 その時だった…!!

 

 啓「うらあああああああああああああああああああ!!!!!!」

 

 力強い青年の声が轟いた!!

 

 その声に思わず3人は驚いた!!

 

 3人「きゃあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」

 

 3人娘は思わず抱き合い・・・。

 

 ?「」

 

 もう1人の人物は固まった…。

 

 

 ”ズシッ…!!”

 

 重い音とともに地面にヒビが割れる。

 

 啓「うむ、身体は軽いな…良い調子だ。」ドン!!

 

 3人「あわわわわわ…。」

 

 3人は抱き合って目の前の光景が信じがたい光景に息を呑んだ。

 

 

 そして、啓は3人娘ともう1人に気が付いた。

 

 啓「…ん?今のはちょっとびっくりさせたかな?」ど~ん。

 

 ヒデコ「ちょっ、ちょっとどころじゃないですよ!!」

 

 フミコ「人間業じゃないですよ!!」

 

 啓「おいおい、俺は人間だ。」ど~ん。

 

 

 ミカ「人間だったら、片手でバイクを持ってジャンプして、地面にひび割れなんて出来ませんよ!!」ドン!!

 

 啓「正確には”階段を昇る前”にジャンプしたんだ。」

 

 3人「」

 

 

 

 ?「あ、貴方が桐生啓さんですね。…ことりから聞いた通りの怪力ですね。」

 

 もう1人は驚きつつも声を出す。

 

 3人「「「えっ!?」」」

 

 啓「ええ、俺が桐生啓ですが、貴方がこの音乃木坂学院の理事長の…。」

 

 

 鳴「はい、私が音乃木坂学院理事長を務めています。南 (メイ)です。」ドン!!

 

 音乃木坂学院理事長にして、μ’sの”南 ことり”の実母 ”南 鳴”ドン!!

 

 

 啓「やっぱり、貴方がことりのお母さんですか。」

 

 鳴「はい、そうなりますね♪」

 

 啓(いやあ、そっくりだな。)

 

 啓は感心していると…。

 

 

 鳴は啓に向かって、綺麗なお辞儀をした。

 

 啓「なっ、理事長さん・・・どうして、頭を下げているんですか?」

 

 鳴「貴方のおかげで、μ’s…音乃木坂学院の女生徒は無事にご自宅に帰ることが出来ました。」

 

 

 鳴「この御恩、一生忘れません…!!」ドン!!

 

 3人「り、理事長…。」

 

 啓「理事長さん‥顔を上げてくださいますか?」

 

 鳴「はい…。」

 

 

 

 啓「俺は自分の出来ることをやったまでです・・・。むしろ、μ’sを護らせていただいたこっちが御礼を言いたいぐらいですよ。」

 

 鳴「桐生さん…。」

 

 啓「ありがとうございました…!!」

 

 

 鳴「ふふっ、貴方は面白い人ですね。」

 

 啓「はい、μ’sの事は色々と聞きましたから、本当に護れて良かったです。」b

 

 ヒデコ「す、凄い。会ってすぐに理事長と打ち解けてる…!!」

 

 ミカ「あの人、人間なの?」

 

 フミコ「何でも、世界を放浪している格闘家らしいよ。」

 

 2人「そうなんだ‥‥って!!」

 

 

 ヒデコ「お二方!!、そろそろ”時間”です!!」

 

 鳴「そうだったわ!!…桐生君、取り敢えず体育館に来てもらえるかしら、そのバイクはあそこに置いたら5分後に体育館に入場して頂戴!!」

 

 啓「分かりました。」

 

 鳴「じゃあ、貴方たちは準備に取り掛かって!!」3人「はいっ!!」と理事長と3人娘は去っていた…。

 

 

 

 

 

 …5分後。

 

 啓「時間だ…行くか。」

 

 啓は体育館に入っていく…。

 

 啓「ご馳走かな?」

 

 

 

 

 

 

 ~音乃木坂学院”体育館”~

 

 薄暗い体育館‥‥。どう考えても、人工的に薄暗くしている。

 

 中には…誰もいない。

 

 

 

 啓「一体、何が始まるんだ…?」

 

 啓は首をかしげていると‥‥。

 

 

 その時だった…!!

 ステージに光が照らし出され、ある人物を照らし出す。

 

 啓「…!!」

 

 啓はステージ上に照らし出された人物の名前を呼ぶ!!

 

 

 

 

 啓「穂乃果か…!!」

 

 穂乃果「はい…!!私だよ!!」

 

 元気いっぱいの声で答える穂乃果。

 

 

 穂乃果「改めて、μ’sを紹介するね!!」

 

 啓「紹介だって…!!」

 

 穂乃果「まずは1年生から…ラーメンが大好きで踊るのが得意な女の子…。」

 

 凛「はいニャ!!…星空凛、よろしくニャ!!」ドン!!

 

 μ’s 1年生メンバー ”星空 凛” ドン!!

 

 

 穂乃果「次は…普段はとっても、大人しいけどお米とアイドルになると、性格が変わっちゃう…」

 

 花陽「こ、小泉花陽です!!…が、がんばちゃいます!!」ドン!!

 

 μ’s 1年生メンバー ”小泉 花陽”ドン!!

 

 

 穂乃果「お次は、普段はツンとしてるけど、本当は誰よりも優しくて歌が大好きな女の子。」

 

 真姫「西木野真姫よ。‥‥よろしくね。」ドン!!

 

 μ’s 1年生メンバー ”西木野 真姫”ドン!!

 

 

 穂乃果「あと、トマトが好きだよね!!真姫ちゃん!!」

 

 真姫「そうそう、そうなのよ・・って、紹介した後に言わないでよ!!意味わかんない!!」

 

 穂乃果「ご、ごめんね。」

 

 真姫「というか、それアドリブでしょ!!」

 

 穂乃果「そ、それがにこちゃんが”普通に紹介するとダメよ!!”って…」

 

 にこ「!!」ドキッ!!

 

 

 真姫「にこちゃんーーー!!!」

 

 にこ「いいじゃない!!…真姫ちゃんはいじるからこそ知性溢れる魅力が溢れるのよおおおおおお!!!」ど~ん。

 

 真姫「言わせておけばああああ、許さないわよ!!にこちゃん!!」

 

 にこ「穂乃果も穂乃果よ。せっかく、ロールケーキあげたのにすぐにばらすなんて…!!」

 

 穂乃果「ええっ…、だってつい口が…。」

 

 にこ「何ですってぇ?…どうやら、にこお姉さんが説教しないといけないわね…。」

 

 真姫「それはこっちのセリフよ!!」

 

 ”ワイワイキャーキャー!!”

 

 ・・・ほのまきにこが平和な喧嘩を始めた。

 

 

 啓「なっ…何をやってるんだ(呆)」

 

 啓は思わず呟いてしまった。

 

 

 フミコ「わぁ、これじゃあ混乱しちゃうよ。…仕方ない、ミカ紹介お願い!!」

 

 ミカ「えっ、私!!」

 

 フミコ「ヒデコはそのまま、照明を続けて!!」

 

 ヒデコ「分かったわ。」

 

 

 ミカ「そ、それじゃあ、μ’sの衣装担当、そして脳をとろける甘いボイスを持つ乙女!!」※アドリブ

 

 ことり「南ことりです。お願いしま~す。」ドン!!

 

 μ’s 2年生メンバー ”南 ことり”ドン!!

 

 

 ミカ「な、なんか楽しいかも。続いては、現音乃木坂学院の生徒会副会長にして、μ’sの作詞担当で弓道少女!!」

 

 海未「そうです。私がμ’sの園田海未です!!」ドン!!

 

 μ’s 2年生メンバー ”園田 海未”ドン!!

 

 

 ミカ「そ、そして今絶賛”ファイトだよ!!”中の現音乃木坂学院の生徒会会長にして、μ’sのリーダー…。」

 

 穂乃果「はい!!高坂穂乃果です!!…って、ミカったら酷いよ!!」ドン!!

 

 μ’sリーダー ”高坂 穂乃果 ”ドン!!

 

 

 ミカ「ご、ごめんね、穂乃果。ちょっと、自分でもうけちゃった。・・・続きましては3年生メンバー。」

 

 ミカ「前音乃木坂学院生徒会会長にして、賢い可愛いエリーチカ、ハラショーレディの…。」

 

 絵里「綾瀬絵里よ!!」ドン!!

 

 μ’s 3年生メンバー ”綾瀬 絵里”ドン!!

 

 絵里「って、何で川西さんが私のあだ名知ってるの?」

 

 ミカ「えっ…えっと、希さんから…。」

 

 絵里「の・ぞ・み?」

 

 希「か、堪忍や。エリチ…。」

 

 

 絵里「いいわ。その代り…。」

 

 希「そ、その代り?」

 

 

 

 

 絵里「スピリチュアル禁止令よ!!」

 

 希「す、スピリチュアル!!」

 

 絵里「あ、今言ったわね!! 希!!」

 

 希「ひぃ~誰か助けてえな!!」

 

 ミカ「ええっと…今追いかけられてるのが、スピリチュアルな関西弁娘。」

 

 希「と、東條希や~、よろしゅうな。」ドン!!

 

 μ’s 3年生メンバー ”東條 希”ドン!!

 

 

 

 ミカ「最後は…。」ヒュン!!

 

 ミカ「あっ…!!」

 

 

 

 にこ「そして、最後が私、μ’sの真のリーダーにして、宇宙一のアイドル♪」

 

 

 

 

 にこ「にっこにっこにー!!」ドン!!

 

 啓「」

 

 ”宇宙一のアイd”・・・じゃなくて、μ’s 3年生メンバー ”矢澤 にこ”ドン!!

 

 

 

 

 啓「一人だけ、名前じゃねぇじゃねぇか…。」ど~ん。

 

 

 

 

 穂乃果「そ、そう!!」

 

 何とか切り抜けた穂乃果。

 

 

 穂乃果・海未・ことり・凛・真姫・花陽・絵里・希・にこ「「「「「「「「「9人合わせて、私達が”μ’s”です!!!」」」」」」」」」

 

 第2回ラブライブ優勝 スクールアイドルの”頂点” スクールアイドルユニット”μ’s”ドン!!

 

 

 啓「お・・・おおお。」

 

 啓は思わず拍手した。

 

 穂乃果「今日は啓君に歓迎と感謝を込めて、皆で歌います!!」

 

 

 

 

 

 穂乃果「僕らのLIVE 君とのLIFE!!」ドン!! 続く…。




遂に始まった、啓に送るμ’sのライブ、そうです。”サプライズ”とはこの事だったんですね。
何せ、啓は一度もμ’sのライブを観ていない。だからこそ、彼女達は歌うのです。自分達を命懸けで救ってくれて今後もμ’sを護ろうとする”漢”の為に…。
次回、第35話 ”龍感謝祭” 次回も乞うご期待b






















そして、前半の会話…途中に出た謎の三つのグループ。どうあがいても、闘いは避けられぬ…。




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