転生の龍が如く 〜女神の守護者~   作:kantarosu

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どうも、kantarosuです。以前、僕の尊敬するおだっちこと漫画家”尾田 栄一郎”がある雑誌でこんな事を話していました。

”作者の苦労話を書いても…どうでもいいし、読者に分かって貰えないだろう。それを伝えるよりも、徹底的に楽しませよう。 読んで辛くなるより、楽しい方がいいですから”という様な節を述べていました。
‥‥これには感銘を受けました。以前の活動報告で僕自身も話が書けないと愚痴を零していたので、このサービス精神に思わず成程と考えられました。

読んでもらうなら、やはり楽しんで貰いたいというその姿勢は個人的に見習わないと…思いますね。‥‥オチはありません、それだけです(笑)

…さてこの話は、次話で東京港へ突入する為に…覚悟を決めた男達の話です。


第55.5話 ”送り届ける意志”

 同日某時刻 ”東京港交渉当日” 

 

 四月二日‥東京港交渉当日。

 桐生達は都内で待ち構えていた蛇蝋による爆破工作を…仲間にしたhunter達と共に切り抜ける事に成功する。

 

 だが此処に来て新たな問題が浮上する。

 

 …それは蛇蝋の爆破工作が都内だけに留まらず、都内と港地帯を行き来する橋にまでも爆破工作を仕掛けていたのであった。当然、その橋も爆破されてしまう。

 この世界の東京港は陸続きではなく、離れ小島の様になっており…橋が壊されてしまった以上、陸からの通行は不可。後は海か空しか移動出来ない状態となり、出発車両は通れなくなる事態に陥った。

 

 これを打開する為に、警察関係者は最後に控えていた蛇蝋達を始末した啓を呼び付けるのであった‥。

 

 

 ~都内”簡易司令部”~

 

  東京港が目に見える中で建てられた”簡易司令部”には、至る所に事件の関係者や車両などが停まっており、軍の部隊まで出入りしていた。傍から見れば最早戦場となんら変わらない”非日常な景色”が此処、東京の街で確かに見受けられていた。

 

 だが、そんな”非日常な光景”を軽く超える程の異様な光景が軍や警察関係者の眼に飛び込んできた。

 

 ”爬虫類型のエイリアン”が悠々と闊歩する…。それが1体じゃなくて、総勢23匹…丁度ワールドカップの最大参加人数と同じ数の怪物達が軍人の奇異な目を全く意に介さず…フルフェイスの男に静かについていた。

 

 兵1「おい…アレが例の”hunter”ッて奴等か? 本当に味方ッて認識で間違いねェのかな…。」

 

 兵2「ああ…確かにその認識で間違ってないようだぜ。 見ろよ、あのフルフェイスの男が”例の彼”さ。」

 

「あの男が…まさか”日本最高戦力”って言われてる男か?」

 

「そうだ…しかも警察側の話によれば、彼が後ろに居るあの怪物達を倒したらしい。」

 

「!? …そんなの有り得ないだろ。」

 

「俺だって有り得ないと思いたいさ…”こんな状況”。」

 

「‥‥。」

 その言葉に次の言葉が詰まった兵1は思わず空を仰ぐ。

 

 

 啓(”こんな状況”か…。)

 兵2人のやり取りが耳に入って来た啓は内心考えた。

 

(転龍会にしろ、蛇蝋にしろ…奴等の狙いはμ’s。 だが、奴等の襲う範囲はμ’sだけでなく、関係ない他の人間や建物まで巻き込む程の規模になってやがる。)

(現に都内のビル街は蛇蝋の連中の所為で、酷い被害になった…。)

 

(このまま、転生者達の侵攻を許せば…。)

 

 

死ぬ人間も少なからず出てくる…!!ドン!!

 

 ”ググッ…”

(早く力を取り戻せねェと…。)

 啓は自身の拳を握り締めると…呼ばれていたテントに向かうのであった、

 

 

 

 冊冊冊冊冊冊

 

 ~簡易テント内~

 短時間で組み立てれるテント内に入って来た啓は、傍までついてきた”刻まれ”に命令する。

 

「お前らは全員でこの場所を警備してくれ…なにかあったら、俺に連絡しろ。 …頼んだぞ。」

 

「guoou。」

 低い唸り声を出した”刻まれ”は啓の命令に従うと、その場を後にした。

 

 それを横目で見た啓は、首を正面に向くと…その場に居た鷲尾達とにこに視線を合わせる。

 確認した啓は、徐に被っていたヘルメットを脱いだ。

 

「…フゥッ。」

 

 にこ「おつかれさま、脚の調子はどう?」

 そう言い、啓に冷えたタオルを手渡した。それを受け取った啓は顔を拭う。

 

「ああ、問題ねェ…瓦礫壊すのは丁度いい経験になったぜ。」

 啓は頷きながら、椅子に腰かけると自分の両脚をそのまま両脚を冷やす。

 

「そう…それにしてもあの”助っ人達”かなり強いのね。」

 

「…そうだな。此処に来るまでかなり助かった。」

 

「奴等を仲間にしていなかったら、かなり厳しかったに違いねェ。」

 昨日の穂乃果達を襲った恐ろしいhunter達。

 だが、仲間になれば…あれだけ恐ろしい敵も反転結構頼りになる戦力になったのだ。

 

 結果論であるが、昨日の金獅子会に襲われて桐生達からしてみれば‥有難い話になった。

 

 鷲尾「ゴホンッ!! …桐生、そろそろ本題に入っていいか?」

 咳払いをした鷲尾警部が啓に話掛けた。

 

「あっ、すいません。 私邪魔だったかも…。」

 テント内の空気を読んだのか‥にこはその場を後にしようとするが…鷲尾によって呼び止められる。

 

「いや、矢澤さん。 君もこの場に居て欲しいんだ、大事な話になるからな。」

 

「‥大事な話? なにか、作戦があるのか?」

 啓はテーブルに肘を乗せ、鷲尾の話に注目する。

 

 

「ああ…その前にお前に逢わせたい人が居る。 ()()()()()()()()()()()…さあ入っていいぞ。」

 

「‥‥まさかこの気配は。」

 

 ?「よう、少しぶりだな。 桐生さん…いや、桐生って呼ぶべきかな?」ドン!!

 そう言い、黒く焼けた肌のサングラスを掛けた中年の男性が入って来た。

 

「…”江田島のオヤッさん”!!」

 そう言い、啓は少し驚いた顔になった。

 

 そうこの男性こそ、啓が炎山と雷堂の双撃に敗れ…海を漂流していたところを助け、ライブ会場に辿り着くまでの移動手段として…大型バイク”龍像”を授けた人物…”江田島 田吾作”その人であった。※詳しくは第二章を読もう。

 

 江田島「いや~まさか、近い内に再会出来るとは思わなんだわ~。それに…俺が手配した”鎧”がよく似合ってるんじゃないかッ!!」

 そう言い、江田島は豪快なリアクションを取った。

 

「‥‥け、啓? この人の事知ってるの?」

 

 

「ああ話してなかったな。 …お前と初めて海岸で会った後、俺の行方が知れなかっただろ? あの時、()()()()()()()()()()()()()…意識が無くなって海を彷徨ってたみてェなんだ。」

 

 

「ええっ、そうなの!? あんた、転龍会と闘って海に飛ばされてたのっ!?」

 にこは驚いた顔をした、なにせにこにとって初耳なのだ。

 

「‥それで彷徨ってたところを船で助けてくれたのが、”江田島のオヤッさん”なんだ。」

 

「ワハハッ…最初に助けてくれたのは桐生の方さ。 鮫に囲まれたところを助けてくれたんだよ。」

 

「えっ…鮫を? そういえば…穂乃果とことりが見つけた”鮫の牙”って…もしかして、絶対それよね…。」

 にこは啓の行方を掴むべく…海岸に穂乃果とことりが鮫の牙を見つけていたのを丁度良く思い出した。※二章参照

 

「ああ、()()だな。 …まぁ、それで助けられた俺はそのままオヤッさんとその娘に介抱して貰ってたんだ。 ライブ会場の事件の日までな…。」

 

「…そうだったの、私が知らないあんたの空白の時間はその人達に助けられてたからね。」

 そう言い、にこは納得する。

 

 

「…ところで、どうして此処に江田島のオヤっさんが‥?」

 

「ああ、その事なんだが…江田島と俺と木ノ内は元々”軍”に所属していた仲でな。」

 

「軍…あんた元々警察じゃなくて、”軍隊”だったのかッ…!!」

 

「そうさ、木ノ内がパイロットだったのは聞いてるだろ? 俺達は元々地方から上京して来た同郷の友人同士でな…三人共同じ時期、軍に入隊したんだよ。」

 

「ああ…懐かしいな‥…。 とと、そんな事言ってる場合じゃねェわな、そうだろ”大ちゃん”。」

 そう言い、江田島は茶化して物を言う。

 

「ああ、分かってる。茶化すな全く…。 こいつは元軍人だが、怪我もあって…今は”商人”として働いていてな。」

 

「商人…。 そう言えば、俺が着ているのを”鎧”と言ってたが…まさか、商人って言うのは。」

 

「おうよ、俺は”武器商人”をやってるんだよ。」

 そう言い、桐生が着ている装備を指差した。

 

「そいつは防火性、防弾性、耐衝撃性なんらかのダメージを軽減する性能を持っていて、何より軽さと丈夫さを売りにしている商品でな。俺が警察に売ったって訳さ。」 

 

「…とまあ、武器だけでなく…乗り物や武器装備を売ってる忙しいオヤジって訳だ。」

 …と、鷲尾は江田島の口を塞ぎ、簡潔に早く纏めた。少し不満そうにする江田島だが、鷲尾から”お前の話は木ノ内と違って五月蠅いというより、長いからそれもそれで困る”と言われ…渋々従うのであった。

 

 

 冊冊冊冊冊冊

 

 

「さて、色々と待たせたが…()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「ああ…そろそろ聴かせてくれないか? なにかの作戦の話なんだろ?」

 そう言い、啓は鷲尾達の顔を見てその答えを今かと待ち望んでいた。

 

 しかし、その答えは…()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 「いや‥最初に話すのは、お前の正体を訊いてからだ。 ”元総合格闘家”‥…”桐生啓”」ドン!?

 

 「!!!???」

 

 突然の鷲尾の発言に驚いたのは、啓ではなく…にこの方であった。

 

 なにせ、にこは啓の正体が()()()()()()()()()()()こその驚き様なのだ。対して、啓はというと…その険しい表情を変えず、只黙っていた。

 

「さっきの話で、お前が江田島に助けられて介抱されたと言っていたな。 だが、介抱を受ける前は病院へ搬送され、意識が無いまま入院していたと聞いたんだよ、江田島本人からな。」

 

「…だが、意識の無いお前は病院に運ばれたは良いが…名前も分からず、一体どこから来て、どうして怪我を受けたのか、一切の個人情報が無い人間だった。…明確に分かるのは異常に鍛えられた肉体を持つ漢だという事だけだった。」

 

「その時点で、お前は全く正体が不明な漢だった。そして、お前が言う元総合格闘家だというのに‥誰にも知られていない話だ。 俺自身、気になったのが…なにより、人智を超えた力を持っていたという事だ。」

 

「意識が戻った木ノ内から…警察の部隊が全く敵わなかった犯罪者達を単身で攻め落とし、そして…この短時間で最初の事件を解決に導いた。 とても、この世に生きる人間とは到底思えない力だ…。」

 

「…。」

 鷲尾の話すペースは速く、その内容は熱の籠ったものになっていた。…とてもじゃないが、にこには入りきれない程であった。

 

「極め付けは人を触れもせず、意識を奪う”覇気”という力…。 此処まで超人染みた力が”お前”にあると解った上で、お前の正体を気にならない方が可笑しいという話だ…。」

 そう言い、鷲尾はテーブルに向かい合う桐生の顔を正面から向かい合うと…再度同じ問いを投げ掛けた。

 

 

「さあ、腹の中に隠しているお前の正体を教えてくれ…桐生。」ドン!!

 鷲尾は今言った言葉で打ち切ると、後は啓の反応をあるまで待つ姿勢となった。

 

(そんな…!? なにも今ここでそんな事言わなくてもいいじゃないっ!?)

 にこは内心焦った…。啓の正体は”転生者”…鷲尾の言う通り、元々この世に居た存在ではないのだ。もし、此処で啓の正体を言えば…。

 

「け、啓っ!! 今、あんたの正体を言わない方が…!!」

 にこがそう言い掛けた途端…すぐさま啓の手が、にこの発言を遮った。

 

 

「いや…止めなくてもいいぞ、にこ。 むしろ丁度いい機会だぜ。」

 

「鷲尾さん、あんた達警察とは戦いに踏み込んだ仲だ。 これから長く付き合うなら、早い内に胸の内を明かした方が良いかもな。」

 

 そう()()する事なく…啓はむしろ進んで自身の正体を明かそうとしていた。

 これからの戦い、長い付き合いになる彼等とはμ’sを護ろうとする同志と等しい存在。

 

 このまま、正体を明かす事なく生活するよりも…早い内に自身の正体を明かした方が、懸命と啓は直感で感じた。

 

 そう、心で感じた時…啓の決心は決まった。即座に立ち上がり、堂々とバラシた。

 

 「俺の正体は‥‥一度死んだ人間、”転生者”だ。」ドン!!!

 

 

 

 

 冊冊冊冊冊冊

 

 彼等にとって…衝撃の事実。それはまるで暗闇の中…後頭部にストレートを喰らった気分であった。完全なる不意打ち、予想だにしない非常識。正にそれらであった。

 その後、啓は自身が記憶喪失である事を告白し、短いながらも…自身の正体を包み隠さず、まさしくストレートに突き出したのであった。

 

 告げられた事実に、江田島は驚きながらも…だが納得した顔で呟いた。

 

「転生者…一度死んだ人間か。 俺は桐生の戦いを娘と観てたから…明らかに人間離れした戦闘をするなんて、神かなんかの使いと思っていたが…まさかな、転生者だとは。」

 

「ああ…だが俺はこれで納得出来たしな。」

 そう言い、2人は互いの顔を見比べながら…互いが納得した表情を見せていた。

 

 それに対して…にこは恐る恐る手を挙げた。

 

「んッ? どうした、矢澤さん何か言いたい事があるのかな?」

 

「あの、警部さん…反応ってそれだけなんですか…?」

 

「”反応”? …ああ、御かげ様で納得したよ。」

 その反応の色は、納得したという色であり…驚きといった色は全く見受けられない程であった。

 

 にこは内心、この2人がかなりの確立で驚くと思っていたのに…まるで驚きが無かったので、拍子抜けした気持ちになっていた。

 なにせ、啓は転生者という普通とは一線を越えた存在なのだ。それこそ、眼の前に幽霊やら宇宙人がひょこり現れるのと同じ位の衝撃は持っている筈だというのに、なんというか淡白な反応なものだから…むしろ、自分の方が驚いたと言っていいかもしれない。

 

 そんな、にこを横目にした啓が今度は語り掛ける。

「‥意外だな、江田島のオヤッさん。 俺はもっと驚くかと思ったけどな…。」

 

「う~ん…まあ、そうだわな。俺達からすりゃあ”答え合わせ”みたいなもんよ。」

 

”こ、答え合わせ”…?。」

 江田島のこの言葉に、にこは思わず復唱した。

 

「そう、答え合わせさ。さっき言ったように、俺は娘と桐生の戦いを()()()()()()()()()()()。それも終始ノンストップで驚きまくりよ…なんせ、ガタイの良い男共がドンドン空中に飛ばされると来たもんだ。これが驚かないわけがねぇだろうよッ!!」

 

「…。」

 

「江田島の言う通りだ…。 俺達は桐生が只者で無い事は初対面で解ってしまったからな…それを理解しているからこそ、桐生の正体を冷静に受け止める事が出来たんだ。」

 

「成程な。 最初から、俺の正体が普通じゃないと感じてたからこその‥その態度なのか。」

 

「‥俺達は警察や軍に所属していたからな。 ある程度の局面に対して、冷静に対処出来るように訓練されてもいる。」

 そう言い、鷲尾はコップの水を一杯飲み干した。

 

 

「まぁ…俺から言わせれば、お前の正体は大体目星はついていた。明らかにお前の強さはの様な、底知れぬ強さを多少感じていたからな。」

 

「その事実が、今俺達へ明るみに出た…只それだけの話。」

 

 

「…?」

 

「重要なのはそこじゃない…それを踏まえた上の話なんだ。」

 

 

 

 

 「”独りで闘おうと思うな…桐生”。」ドン!!

 

 「…!!」

 

 

 

 冊冊冊冊冊冊

 

 …その後、東京港近海”決闘へ至る海上”

 

 ”ズドオンッ…!!”

 

 …海上に爆音が唸る。空の仲間の支援も空しく…一隻の船が沈んでいった。

 

 そんな戦場下で、海中から”水色の狩人”がある一隻の船に狙いを定めると、一気に海中から飛び出してきた。水飛沫を思いっ切り上げて…。

 

 ”ザバアアッ…!!”

 

 狙うは船内の漢一匹と護られる少女一人。その特徴的な蛙の如き大きな口から、これまた伸縮自在な長い舌で攻撃を仕掛けた。

 

 だが、その瞬間…”水色の狩人”に空気が裂けるような”赤い怒気”がその身へと強力に浴びせられた。

 

 

 ”水色の狩人”は一瞬…漢のプレッシャーに浴びせられ、竦んでしまう。

 だが、そこは”狩人”…意識を奪われない様に耐えたが‥。

 

 

 その一瞬‥敵にチャンスを与えてしまった。

 

「…指斬(しざん)ッ!!」

 

 ”斬ッッ!!”

  赤い覇気で纏われた手部は、まるで赤き包丁となり、長き舌を文字通り切断した。

 

「gegoooo!?」

 よもや、自分の自慢の舌が切断されると思えず、両生類特有の血が噴き出し、痛みに悶えてしまった。

 

 しかし、追撃はもう一撃あった…。それは仕留める渾身の一撃だった。

 

 

獄突(ごくとつ)ッ!!」

 

 ”ズゴッ…!!”

 斬るのではなく、刺す…槍の様な素手による赤い刺突は、水色の狩人の顔面を体外まで貫いていた。

 

 これまた、瞬間…水色の狩人はピクリとせず、苦しむ暇なく…絶命した。

 

「‥‥。」

 漢は死体を見下ろすと、…そこへゴロンと”ハエの様な化け物の頭”が転がり込んでいた。そして、漢の付近には…自身の爪にかかった血を舐めりとる”刻まれ”の姿があった。

 

 漢は無言で化け物の頭を掴み取ると…。

 

 

 

 

 ”パンッ‥!!”

 

 ‥辺りに化け物の血が飛び散った…。

 

「上陸するぞ…奴等を叩き潰す。」ドン!!

 漢はまるで自分に言い聞かせるかの様に呟いたのであった。

 

 続く…。

 




‥‥。
主人公を残酷に書きました。こういう残酷な表現はこの小説始まって以来でしょう。
さて、この話の肝心の”本題”は後の話に出てくるでしょう。
僕が言える事は一つ…独りでは物語は越せないという事です。
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