コウ
本名 山下幸(やましたこう)
星丘(せいきゅう)高校1年(15歳)
ケン
本名 谷山健太(たにやまけんた)
星丘高校1年(16歳)
ユウキ
本名 北条優季(ほうじょうゆうき)
星丘高校1年(16歳)
七瀬水希(ななせみずき)
星丘高校1年(15歳)
○○ちゃん
星丘小学校
コウ、ケン、ユウキの幼なじみで
コウ以外覚えている描写が無い謎の少女
以上が主要キャラクターの紹介となります。
さて今話は昼休みの一コマを書いて行きたいと思います。
キーンコーンカーンコーン
4時限目の授業の終了のチャイムが鳴り響いた。
僕は何時もの様にケンとユウキと学食に行くつもりだったが、その予定はすぐに覆された。
ケン「七瀬さんって何で転校してきたの?」
この質問がきっかけで僕と水希さんの周りは人だかりになってしまった。
「好きな食べ物は?」
「嫌いな食べ物は?」
「好きな授業は?」
「嫌いな授業は?」
「前の学校には彼氏居たの?」
などなど矢継ぎ早に質問の嵐が水希さんを襲った。
水希さんは戸惑いながらこっちを見ている。
僕はどうすれば良いのか分からずただ苦笑いしか出てこなかった。
すると
「はいはい一気に質問しないの。
水希ちゃんが困ってるでしょ。」
ユウキの一言で少し周りは落ち着いたがユウキが爆弾を投下した。
「ところで実際はどうなの?」
「「えっ?」」
別にユウキは助けてくれた訳ではなかった。
僕と水希さんは目が点になった。
何だかんだで結局水希さんへの質問タイムは
放課後に行おうとクラスで勝手に決まった。
僕達は学食へ行くのが遅くなってしまい席が無くなってしまっていた。
仕方がないので僕達は購買部でオニギリを買って食べることした。
中庭でオニギリを食べようと思い向かってると、
中庭には先客が居た。
ユウキ「あれ水希ちゃんもここでお昼?」
ミズキ「うん!ユウキちゃん達も?」
ケン「俺達は弁当の時は何時も此処なんだ。」
コウ「一緒に食べていい?」
ミズキ「もちろんだよ。」
こうして僕達4人は少し遅めの昼食を中庭で食べることにした。
僕達は楽しく昼食を食べていたがふとまた昔を思い出してしまった。
~回想~
「コウはまたオニギリと卵焼き?」
ユウキがつまらなそうに質問してきた。
「僕はこれが好きなの。」
僕は躊躇い無く答えた。
「コウ君は相変わらずだね。」
○○ちゃんは優しく微笑みながら言ってきた。
「相変わらずじゃなくてつまんないのよ。」
ユウキは少しふてくされたように言ってきた。
「何がつまんないのさ?」
僕は不満そうな顔で答えた。
「普通弁当っていったらおかずの交換だろ。」
ケンはさも当然だろって顔をしている。
「えっそうなの?
じゃぁコウ君のオニギリ貰うね。」
○○ちゃんはそう言って僕のオニギリを手に取った。
「あっ・・・」
気づいたらユウキとケンまで僕のオニギリを持っていった。
「僕のオニギリが・・・」
「元気出して、私の唐揚げあげるから。」
そう言って○○ちゃんは僕に唐揚げをくれた。
○○ちゃんのくれた唐揚げはカラッとしていて美味しかった。
それに続いて
「私はこれあげる。」
「俺はこれやるよ。」
ユウキからウインナーとケンから焼鮭を貰って僕達はおかずを交換しながら楽しく昼食を食べた。
そんな楽しかった思い出を思い出していると、
「コウ君どうしたの?」
水希さんが不安そうに僕の顔を覗き込んできた。
「あわわ」
僕はビックリしてその場にひっくり返った。
「何ボケッとしてんのさ?」
「相変わらずだな」
「相変わらずってなんだよ相変わらずって。
それにボケッと何てしてないよ。」
そんなやり取りをしていると
「ふふふ」
水希さんが屈託ない笑顔で笑っていた。
その瞬間僕は何か忘れているものを思い出しそうになった。
その忘れているものが何なのか思い出せなかったが。
そして5時限目の予鈴がなった。
さて今回は昼休みの一コマを書いたつもりでした。
書いてる内に色々と物語が出てくるのですが話が繋がっているのか不安になります。
水希と謎の幼なじみこの二人は一体?
まだ3話目ですが少し繋がりを出せたのではと思います。