でも昨晩は雨のおかげか少し涼しかったです。
僕の家の周りには蚊が発生し始めました。
皆さんも気をつけて下さい。
さて話は夜、コウと水希、ケンとユウキ?
それぞれの夜を書きたいと思います。
~コウ~
その日僕と水希さんの出会いは僕に色々な思い出を思い出させてくれるものになった。
いつもは夢でしか見ない昔の事。
信じ続けてた星の降る丘。
でもあの子の笑顔が一番の思い出だったのかもと思っている自分が居る事に今日気づいたら。
もしかしたらケンもユウキもあの子の事を思い出すのではないかと思っていた。
僕はそんな事を思いながら久しぶりに満天の星空を見ていた。
すると着信が来た。
誰かと思いながら画面に眼を向けるとそこに映し出されていたのは「ケン」の文字だった。
「もしもし。」
「あぁコウか?」
「僕に電話してるのにそれ以外があるの?」
「いや無いよ。
それより今日来たミズキちゃんって何か見たことあるような無いような感じなんだけどコウはどうかなって思ってよ。」
僕は悩んだ、
この回答を「ある。」か「ない。」と言おうか。
そこで僕は得意の曖昧な回答をした。
「気のせいじゃないの。
きっとどっかですれ違った人とかじゃない。」
「そっかぁ気のせいかなぁ。
まぁその内何か思い出すかもな。」
「そうだよ。」
「おう悪かったな、夜遅くに。」
「大丈夫だよ。また明日ね。」
ピ・・・
ケンは何かを思い出しそうになったのか。
だとしたら一体それは何なのか。
僕はそれが気になってしまった。
そんな事を考えながら僕は眠ることにした。
おそらくいつもの夢を見るだろうと考えながら。
~水希~
私は今日この町に帰って来た。
そして唯一の高校に転入した。
帰って来たと言っても全く覚えてないに等しい。
だって2歳の頃には町を離れていたのだから。
でも私はこの町に居たかった。
なぜなら双子の妹ともっと一緒に居たかったから。
両親の離婚そして二人の親権、
色々あって私達は離ればなれになった。
でも何故か連絡は取り合っていた。
妹の柚希。
彼らの記憶から居なくなってしまったと思っていたのだか、彼だけはもしかしたら妹を覚えているのかもしれない。
そう思ってしまった。
私はそう思いながら覚えてないはずのこの町の星空を
懐かしく感じていた。
~ケン~
「おう悪かったな、夜遅くに。」
「大丈夫だよ。また明日ね。」
ピ・・・
幼なじみとの電話を終え俺は外を見た。
こんな星空を見たの久しぶりだっけ。
俺は今日来た転校生に何故か懐かしさを感じていた。
でも思い出せなかった。
あいつならって思って掛けた。
でもコウですら「無い」って回答だった。
その前にユウキにも掛けていたのだかユウキも「無い」だった。
何かモヤモヤする。
明日もう一回話せば解るか。
そう楽観的に考えながら俺は星空を眺めた。
~ユウキ~
今日は疲れたな。
そんな事を思いながらお風呂上がりを満喫していたあたしの元に着信が来た。
画面に映っていたのは「ケン」の文字だった。
「なによ?」
ちょっと不機嫌そうに言ってみた。
「その声は風呂上がりだろ?」
「なっっっ何よ?」
当てられて動揺してしまった。
「図星か。」
「悪い?用が無いなら切るよ?」
「悪かった。ちょっと聞きたい事有るんだけどさぁ。」
「何?」
「ミズキちゃんって前に会ったこと無いかなって思ってよ。」
「はぁ何言ってんの。今日転校してきたんだから初めてでしょ。」
「そうだよな。でもどっかで見たこと有るような・・・」
「どうせ、あんたの気のせいでしょ。そんなに気になるなら本人に直接聞いてみればいいじゃない。」
「それが出来たらお前に電話してないぞ。」
「根性ないなぁ。」
「帰って来てからふと思ったんだよ。それに直接聞くにしても連絡先交換してないぞ。」
「あっあたしもしてなかった・・・」
「なんだよ。」
「そうだコウに聞いてみたら。
あいつなら昔の事結構覚えてるんじゃない。」
「そうだな。そうしてみっか。
悪かったな、夜遅くに。」
「ううん。またね。」
ピ・・・
言われて初めて思った。
確かにミズキちゃんって誰かに似てるような。
明日ミズキちゃんに聞けば解るよね。
ついでに連絡先も交換しようっと。
そんな事を考えながらふと窓の外に広がる星空を見た。
ミズキの過去。
3人の思い出が繋がり
4人の思い出に
何故柚希の事をコウはぼんやりと覚えていて、
二人は覚えてないのか。
柚希は何処へ行ったのか。
水希は何故帰って来たのか。
次章で書いていけたらと思います。
さて余談ですが最近暑くなって来ましたので、
皆さん熱中症には気をつけて下さい。
喉が乾く前に水分と塩分をきちんと取って予防しましょう。