はじまりはじまり。
イヤーッ!!!
黒の騎士団のゼロ……もといルルーシュ・ランペルージは焦っていた。
「イヤーッ!」
「グワーッ!」
血の様に赤い忍者服を着たニンジャが現れたのだ。
そのニンジャはゼロを襲う。
部下たちはゼロを護ろうと盾になるがことごとくニンジャに殺されてしまう。
「アイエエエエエエエエエエッ!!!!」
ナムアミダブツ。わずか3秒で部下たちは殺された。
「次は貴様だ黒の騎士団のゼロとやら」
ニンジャは殺戮の喜びを鋼鉄のメンポで隠しながらじわじわとゼロを追い詰めた。
「アイエエエエエエエエエエエ……」
ニンジャの強さに震えてしまうゼロだったが、まだ勝機がある。
ギアス・ジツ。
唯一にして最強の力。
「王の力」と呼ばれる他者の思考に干渉する特殊能力。
なんと黒の騎士団のゼロ……もといルルーシュ・ランペルージのはギアス・ジツ超使い勝手が良い「絶対遵守の力」なのである。
しかし……なんだこの不安は、ゼロの心臓は危険だと告げるように激しくなり始める。
「アイエエエエエエエエエエエ……」
「慈悲はない。ここからは真のニンジャの世界だ」
ニンジャは不気味に笑った。
ゼロはニンジャを倒す決心をする。
「ナムアミダブツッ!!!」
特に必要のない掛け声とともにゼロの黒い仮面の片目の部分が開く。
恐るべきギアス・アイを露出させた。
全力のギアス・ジツ!
どれだけ強い軍人、騎士、皇帝であろうと回避不可能な力が発動する。
「イヤーッ!」
だがギアス・ジツの発動と同時にニンジャは後ろを向いたのだ!
「イヤーッ!」
ギアス・ジツ破れたり! 目が背中についている人間はいない!
これでは、目を合わせてジツをかけることなど、永遠にできないではないか!
「ア、アイエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエッ!!!!????」
ゼロは恐怖に慄く、しかもニンジャは後ろを向いたままムーンウォークの姿勢で滑るように近づいてくる。
「アイエエエエエエエエエエッ!!!!」
恐怖に駆られたゼロは銃を発砲する。
だがニンジャは背を向けたまま紙一重で開脚ジャンプしてこれをかわし、着地と同時に水面を進むアメンボめいた滑らかなムーンウォークで迫ってくるのだ。ミズクモ!
「これが真のニンジャの世界だ!!!!!!!」
ニンジャは両目を赤く発光し、背筋も凍るような声を発する。
「イヤーッ!」
「グワーッ!」
哀れ黒の騎士団のゼロ……もといルルーシュ・ランペルージ、ニンジャに八つ裂きにされてしまった。
「慈悲はない」
ニンジャは喜悦する。
そこに二人の美しい女性が現れた。
赤い髪で勝気な女性と魔性を感じさせる女性。
カレンとCCであった。
その胸は豊満であった。
「アイエエエエエエエエエ!? ニンジャ! ナンデ!? ニンジャ!?」
カレンはニンジャの姿を見て驚愕するが、CCは別の意味で驚愕した。
「アイエエエエエエエエエ!? ギアススレイヤー!? ナンデ!?」
そう、目の前のニンジャはギアススレイヤーと呼ばれるニンジャである。
神聖ブリタニア帝国ですら正体を知ることはできない、最強のニンジャである。
理由は不明だがギアスの所持者を抹殺するニンジャである。慈悲はない
「ドーモ、CC=サン。ギアススレイヤーです」
「ドーモ、ギアススレイヤー=サン。CCです」
アイサツは大事。コジキにもそう書いてある。
「俺は不老不死者もギアスの所持者も許さない!!!!」
憎悪を隠そうとしないギアススレイヤー。
「イヤーッ!」
ニンジャをジャンプすると同時にどこかへ飛んでいってしまう。
闇の中へ溶け込み、消えてしまった。
アイエエエエエエエ!?
どうしてこうなった!?