○○○・ジツ、破れたりシリーズ   作:フィル

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はじまりはじまり。

イヤーッ!!!


3話

 

 

 

 

 

 

 

 

 

御坂美琴は焦っていた。

 

「イヤーッ!」

 

「グワーッ!」

 

ツンツン頭の少年……もとい上条当麻は不良どもを圧殺する。慈悲はない。

 

御坂美琴は上条当麻に恋をしている。それはもうすごく、純である。ヤマトナデシコ。

 

しかし、ツンデレなので思うように言葉にできない。

 

今、この状況は不良どもが大勢で御坂を襲い、体力がつきかけたところで嬲るという最低なものだった。わっしょい。

 

しかし、愛しの上条当麻が現れ、不良どもを拳ひとつで倒している最中である。

 

不良どもは能力で当麻を倒そうとするが幻想殺しによって意味をなさない。

 

そのようすを御坂美琴は囚われの御姫様の様に見ている。

 

しかし、御坂美琴の性格上、お姫様に甘んじるのは頂けない。どうにかしてこの気持ちを伝えねば……

 

「アイエエエエエエエエエエッ!!!!」

 

ナムアミダブツ。わずか3秒で不良たちは倒された。

 

「不良ども死すべし」

 

上条は殲滅の喜びに震えた。

 

その時、

 

「アイエエエエエエエエエエッ!!!!????」

 

なんと護っていた御坂から攻撃されたのだ!

 

もちろん、電撃は幻想殺しで破壊する。

 

「アイエエエエエエエエエエッ!? ナンデ!? 御坂サン!? ナンデ!?」

 

「うっさーい! 黙って倒されろ」

 

気持ちが暴走し、とりあえず気絶させるという結論に至ってしまった。ツンデレ。

 

「次は貴様だ。レベル5。御坂美琴」

 

敵対行動をしたので上条は御坂をとりあえず説教しようとする。

 

「アイエエエエエエエエエエエ……」

 

「慈悲はない。ここからは幻想殺しの世界だ」

 

御坂は泣きそうになる。

 

こんなことをしたかったわけではないのに……その時思った。わっしょい。

 

「ナムアミダブツッ!!!」

 

特に必要のない掛け声ととも上条は右手を突き出した。

 

「イヤーッ!」

 

だが御坂は幻想殺しを無視し、そのまま向かってきた!

 

「イヤーッ!」

 

ゲンソウ・ゴロシ破れたり! 異能を使わない相手にゲンソウ・ゴロシは意味をなさない! 

 

これでは、ゲンソウ・ゴロシの優位性がないではないか!

 

「ア、アイエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエッ!!!!????」

 

当麻は恐怖に慄く、しかも御坂はムーンウォークの姿勢で滑るように近づいてくる。

 

「アイエエエエエエエエエエッ!!!!」

 

恐怖に駆られた上条は中学生を殴るという最低な行為をしてしまった。

 

だが御坂は紙一重で開脚ジャンプしてこれをかわし、着地と同時に水面を進むアメンボめいた滑らかなムーンウォークで迫ってくるのだ。ミズクモ!

 

「これが真のレベル5の世界だ!!!!!!!」

 

御坂は両目を赤く発光し、背筋も凍るような声を発する。

 

「チェイサーーッ!」

 

「グワーッ!」

 

跳び蹴りが上条を襲う。

 

余談ではあるが、この時、御坂の両目を赤く発光した時。この一瞬だけ、恋心によってパワーアップした御坂さんは学園都市第三位どころか、レベル5どころか、レベル6を超えて「SYSTEM」神ならぬ身にて天上の意思に辿り着くものの領域に辿り着いていた。

 

「人間では世界の真理は理解できないが、人間を超越した存在となれば神様の答えに到達することができる」能力によって辿り着いた恋心の答え……ゲンソウスレイヤーになることである。

 

この状態の御坂は一方通行どころかオティヌス。魔神勢力の僧正、ネフテュス、娘々、アレイスターを瞬殺できる。慈悲はない。

 

「こことは違う世界における有機。神にも等しい力の片鱗を振るう者」とされた一方通行と「こことは違う世界における無機。神が住む天界の片鱗を振るう者」とされる垣根帝督。

 

御坂の場合は「こことは違う世界における有機と無機。神と神が住む天界に等しい力を振るう者」である。

 

まさにマッポーの世を救うレベルの存在である。ヤマトナデシコ。

 

「アイエエエエエエエエエ!? ゲンソウスレイヤー!? ナンデ!?」

 

上条は驚愕しながらも、すでに限界であった。

 

「サヨナラッーーーーー!!!!」

 

気絶した。

 

「ハぁ……はぁ……はぁ」

 

さずがの御坂さんも一瞬だけ「SYSTEM」になったからお疲れの様子。限界であった。

 

「………………ふふ」

 

気絶した上条の頬にキスをした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アイエエエエエエエエエエッ!!!!????  SYSTEM!? ナンデ!?」

 

アレイスターは観測した力を見て驚愕した。慈悲はない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




アイエエエエエエエ!?

どうしてこうなった!?


………いや、本当にどうしてこうなった………。

色々と設定を無視してこんなのを書いてしまいました。

本当は上条くんを忍者が倒す予定でしたが何故かこうなってしまいました。
申し訳ありません。
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