魔法と科学の共鳴世界 -Outside a story-   作:杜木 馨

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前回までのあらすじ

MRB(モロバ)4体が敵の大よそ、3分の1を撃退し、
なおかつ敵の主力魔導士を自分の身を引き換えに倒した。
しかし、残りの2体もウッデによっと倒される。
しかし、その時あの男が蘇る。


特殊部隊

 ここは地下、村の人たちが避難するための避難場所である。

 

 ”ブウォン”

 音をたてて現れた黒いスーツを着た男が現れた。

 

 そこには、村長達家族と、村人の3分の1の人数がいた。

 みんな見たことのない服をきた男が現れて、少し動揺している。

 他でもない、今は進行形で敵がこの村を攻めてきているのである。

 すると、村長が声をかけてきた。

 

深龍(しんかみ)さんですか?」

「ええ、そうです。少し違いますが」

 

 そう答えた。

 少し違うのは、オリジナルの自分でないからであるからだ。

 だが、そのようなことを言う必要はない。

 

「村人はこの通り全員無事に避難が完了しています」

 

  狩矢(かりや)さんがそう言ってきた。

 

「ありがとうございます」

「えぇ、敵は、どうなりましたか?」

 

 みんな、上のことが気になっている。

 

「敵は3分の1程度は倒しました。残りもさほど強くないので問題ありません。

 それに、軍の部隊がそろそろ到着するので、それを機に一気に撃退します。」

 

 淡々と語った。

 周りの人たちは少し怯えているようだ。

 

「よろしく頼んだよ、」

 

 と、村長が言った。

 深龍は頷くと、後ろを振り向いて、右手を額に当て、

 ”ブウォン”と音を立てて消えた。

 

 

 ♢ ♢ ♢  

 

 村からおよそ1kmの地点、そこは周りが木々で囲まれていた場所だ。

 例の緊急回線から連絡にあった場所である。

 そこにはティルトローター機(VOTL機)が2機止まっていた。

 そして、20名ほどの隊員が着座の形で話を聞いている。

 

「現在敵兵力は、3分の1までに低下している。このまま行けば村の北門に着くと聞いている。

 小野村隊は北門から東に向かえ、小磯隊は北門からは西に向かえ。

 灰原隊と俺の隊は門に入ると直接つき進む。残りの補助第5、6分隊8名は桑野(くわの)副小隊長と回収地点で待機以上!」

 

 部隊が走り出す。

 すると目の前に半壊している門がある。

 

「全部隊、門の端で待機」

 

 大柳(おおやぎ)中佐小隊長が言う。

 みなが門の壁に背中をあて、待機する。

 大柳は門の近くに数人の敵魔導士がいることを見たのだ。

 

 ちなみ、この人たちは魔法を使うことがほとんどできない。

 ではどうやって敵の魔導士達と戦うのか?

 それは、銃で敵を撃ち、腕につけた装置で擬似的に魔法に近いものを発動する。

 そうやって敵と戦う。

 このことについては、本編で触れるので今は、普通の軍隊と思ってくれて構わない。

 

 大柳(おおやぎ)中佐小隊長は敵がいるのを確認した。

 そこで、一時的に魔法を使用できなくなる魔導パルスグレネードの、ピンを抜いて投げ込んだ。

 

 カラン、カラン、カラン。

 

 

 パーーーーン

 

 

 あたりに銀色の粉なみたいなのがあたりにただよう。

 

「なんだ、なんだ!?」

 

 敵があたりを見渡す。

 効果時間はおよそ20秒。その隙に仕掛ける。

 

「GoGoGoGoo!」

 

 一気に突入する。

 数人は門の近くに残って援護射撃。

 他に隊員は門を潜って村の中に入る。

 そして、撃つ。

 

 バババババッ

 

 銃から放たれた銃弾は、青白く光り敵の魔導士めがけて飛んでいく。

 敵は、いきなりきた兵士に驚くが、魔法を発動しようとする。

 その反応は普通の魔導士の反応速度ではない。

 しかし、魔法は発動しない。

 パルスの影響で魔法陣が構築されないのである。

 

 銃弾は敵を貫通することはなく、当たると衝撃波をだして霧散する。

 銃弾が当たった敵は後ろに吹き飛んでいき、気絶する。

 

「なんなんだ、魔法が使えない!」

「グワーー」

 

 あたふたする敵の魔導士たち、10人ほどいたのにもう2、3人しか意識を持っている奴しかいない。

 そして、これから軍による攻撃が開始される。

 

 

 




☆あとがき☆

どうも、皆さん読んでいただきありがとうございます。
作者の杜木 馨《かおる》です。←PNでーす。

今回の話しはどうでしか?

この小説の見せ場!、というほどではありませんが、
魔法と科学この2つが混じり合う世界の戦いがここから、(正確にはMRBが出てきてから)
本格的になります。
この戦いでも出てきたように、魔導パルスグレネード(MPG)
一定時間その辺り一帯で魔法が使えなくなる。
というものです。まだ量産が難しい、
や魔抗弾、銃の弾丸部分が、金属ではない物質でできている。
というものなどが存在する。

ですね、まだまだ、対魔法用兵器などがあります。

♦︎次回予告♦︎

新しい体で戦いを挑む深龍、
だがその体ではまだ魔法が、


次回『反撃』
お楽しみに〜
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