今回は原作より300年後を舞台とします。のでキャラクター一新のもと、物語を作りますので、ご了承ください。よろしくお願いします。
プロローグ
この世に邪悪が蔓延るとき、必ずや現れる希望の闘士、聖闘士。その拳は空を裂き、蹴りは大地を割るという。遥か神話の時代より女神アテナに仕え、聖衣(クロス)と呼ばれる防具を纏い戦う。そして今、新たなる戦士がやってきた。その名は、流輝。
その戦士が現れるまで、さまざまな前途苦難があったことか・・・。
いわゆる「サガの乱」、アスガルドの危機、海皇ポセイドンの地上侵攻、そして、冥王ハーデスとの聖戦。
これらの戦いにおいて、決して多いの一言では、済まされない流血、地上のすべてにおいて壊滅的な損害があった。
さらに、女神エリス、太陽神を名乗るフォェボス・アベルが起こそうとした「デュカリオンの洪水」、大魔王ルシファーの復活、再開されようとしたギガントマキア、などなど、地上が幾たび滅ぼされようとしたものか・・・・・。
こうしたアテナや人間達の辛苦にもかかわらず、地上はまた滅ぼされようとしている。
今度は予期もできなかったオリンポス12神の一角、月女神アルテミスからの刺客の襲撃である。アルテミスの配下の闘士、月衛士(サテライト)と、オリンポス12神の配下天闘士(エンジェル)の攻撃が地上に待ち受けていた。理由はごく簡単。愚かな人間達に、アテナが肩入れしている。そういう理由だ。神がみの王ゼウスは、これの掃討、および、地上の再創造をもくろみ、今回の攻撃を命じたのである。
しかし、どうあってもアテナは、地上を守る気である。そこで今度は、前例のあるとんでもない手で降臨を試みた。何と人間の子供として降臨しようとしたのだ!神がみは、当然阻止しようと動く。ゼウスの妻ヘラは、出産を司る娘エイレイテュイアに命じて、まるでレト女神があったような苦難にあわせ、まことの太陽神アポロンが神託によって、アテナと同じ星の女性達を殺したりと、手を尽くした。
しかし奇跡は起こった。日本にてついにアテナとして降臨する赤ん坊が生まれたのである。しかしその女性は、生まれてすぐに命を落としてしまった。グラード財団によって、赤ん坊は大事に育てられ、来たる聖戦の日を待つばかりであった。
そしてついにその時が来た。アテナの少女が16歳のとき、グラード財団は、少女を会長として、聖闘士を各地から集め、養成所パライストラにおくりこみ、新たなる戦士によって構成される新アテナ軍を結成、神がみからの刺客を迎え撃つ算段なのだ。しかしこれにも試練があった。果たして少年達はその試練を乗り越え、地上を守り抜くことができるのか・・・。