菊月「いきなりメタいな」
作者「ダメージとか、スペカの威力とか、色々考えること多くてまいったよ」
皐月「まぁ、違うゲームをくっつけたんだからしょうがないよね」
霊夢「私だったら、『夢想封印』で敵を一掃するわ」ドヤァ…
咲夜「時を止めてナイフをばらまく」ドヤァ…
作者「バランスが崩壊するんでやめてください」
文達の話し合いが終わって数時間後、椛が目覚め改flagshipヲ級の正確な位置を把握する事ができた。
それから数日後、ついに改flagshipヲ級、及びその海域の深海棲艦討伐作戦が決行された。
提督「…いよいよね。椛さん、敵の様子は?」
椛「…ここですね。手元の資料で確認する限り、ヲ級3、タ級1、ル級1、イ級3、ロ級3…ってところですかね。流石に水中までは見えないので、最低限の数ですが…」
提督「聞いた通りよ。総員準備は?」
金剛「もちろん、OKデース!」
文「準備万端ですよ」
アリス「みんな…怪我しないでね…?」
翔鶴「うーん…。流石に無傷で帰ってくるのは厳しいですよ…」
魔理沙「大丈夫だぜ、アリス。必ず帰ってくるから…」
文「お? 告白ですか? 告白しちゃうんですか?」
魔理沙「…」スッ…
文「あやや! 魔理沙さん、無言で八卦路を構えるのはやめてください!」
アリス「魔理沙、ここでマスタースパーク撃つのはやめなさい。文も煽らないの!」
文「…すいませんでした」
提督「…本当に大丈夫かしら?」
椛「…多分…」
提督「いよいよ、出撃ね。…赤城、今回の旗艦頼むわよ」
赤城「お任せください! …一航戦赤城、出ます!」
加賀「そろそろですね…航空隊発艦!」
加賀が偵察機を発艦させた。
加賀「敵艦隊発見、椛さんの情報通りよ」
魔理沙「どうするんだぜ?」
加賀「幸い、敵はこちらに気づいていません。…ここは作戦通りにいくのが妥当かと…」
赤城「では、私達の出番ですかね」
加賀「瑞鶴、目標はわかっているわよね?」
瑞鶴「…わかってますよ、加賀さん」
翔鶴「頑張りましょう、瑞鶴!」
文「では、行ってきましょうか」
ル級「…何モイナイナ…」
タ級「既ニ、逃ゲテシマッタノカ?」
ヲ級1「ソンナハズハナイ! 確カニイルハズダ!」
改flagshipヲ級「落チ着ケ。焦リハ禁物ダゾ」
イ級1「早ク終ワラセタイナ…」
ロ級1「流石ニ疲レタ…」
ロ級2「全クダ…ン?」
ヲ級2「? ドウシタノ?」
ロ級2「敵艦載機発見! カナリノ数でコッチニ接近中!」
改flagshipヲ級「ナンデスッテ!? ヲ級1、2! 迎撃スルワヨ!」
ヲ級1「了解!」
ヲ級2「リョ、了解!」
艦娘達の艦載機を迎撃するためヲ級達が前に出た。
その様子を文が上空から見ていた。
文「…今です!」
文が手に持った扇を振った瞬間、三隻のヲ級の周りに強い風が吹き始めた。
ヲ級2「何…コノ風…」
ヲ級1「コレジャ、発艦デキナイ…」
改flagshipヲ級「クッ…」
文「ふふふ…少し隔離させてもらいますよ!」
再び文が扇を振ると、ヲ級達の周りに竜巻のような風の壁ができ、ヲ級を閉じ込めた。
ヲ級2「ナ、何コレ!?」
ヲ級1「マズイ…タ級達ト分カレテシマッタ…」
改flagshipヲ級「落チ着イテ、奴等デモ自然ヲ操レルハズガナイ…。キット、外モ同ジ…」
ギャアアァァ…チュドーン…ドォン…ウアアァァ…
ヲ級1「今ノハ…タ級達ノ悲鳴…?」
ヲ級2「…カナリマズイ状況ナンジャ…」
改flagshipヲ級「…」
赤城(小破)「ふぅ、片付きましたね」
魔理沙「みんな、大丈夫か?」
加賀(小破)「文さんのおかげで最小限の被害で済みました。…流石、『風を操る程度の能力』といったところでしょうか…」
瑞鶴「翔鶴姉…大丈夫?」
翔鶴(中破)「私は大丈夫よ…瑞鶴が無事ならそれで…」
金剛「お疲れ様ネ! 後は私達に任せてくだサーイ!」
比叡「気合い! 入れて! いきます!」
榛名「榛名! いざ、出撃します!」
霧島「さぁ、砲撃戦、開始するわよー!」
文「…上手くいったみたいですね。それでは…」
文が扇を振り、ヲ級達を取り囲んでいた風の壁を吹き消した。
ヲ級2「ヤットオサマッ…エ!?」
ヲ級1「タ級!? ル級!? …誰モイナイ…?」
改flagshipヲ級「マサカ…ヤラレタトイウノ…」
金剛「敵艦隊発見ネ!」
改flagshipヲ級「クッ…タ級達ノ仇…取ラセテモラウゾ!」
ヲ級達は一斉に艦載機を飛ばした…が、
文「…そう簡単には、飛ばさせませんよ!」
ヲ級2「!? ジ、上空ニ乱気流発生!?」
ヲ級1「! ヲ級2! チャント操縦シロ! 艦載機ガブツカッテル!」
ヲ級2「コンナ風ジャ無理ダッテ!」
金剛「いきマスよ! 全砲門、Fire!」
比叡「主砲、斉射、始め!」
榛名「主砲! 砲撃開始!!」
霧島「距離、速度、よし! 全門斉射!!」
ヲ級1・2「ギャアァァァ」バァン(大破)
金剛達の集中砲火にヲ級達は既に轟沈寸前まで追い込まれていた。
比叡「よし! 残りは改flagshipのみ!」
霧島「一気に畳み掛けます!」
魔理沙「よっしゃ、いくぜ!」
改flagshipヲ級「…調子ニ…乗ルナァ!」
そう叫んだ直後、魔理沙の頬を艦載機がかすめた。
魔理沙「うお!?」
榛名「! 魔理沙さん、大丈夫ですか!?」
魔理沙「あ、危ないところだったぜ…。…あいつ、この風の中飛ばしてきたのか!?」
霧島「…流石に一筋縄ではいかないか…」
魔理沙「お返しだぜ! 恋符『マスタースパーク』!」
改flagshipヲ級「ソンナ攻撃ガ当タルカ!」
ヲ級は風をものともせず、魔理沙の弾幕を躱した。
魔理沙「な!? よけられた!?」
比叡「くっ…撃ちます! 当たって!」
比叡も砲撃を放つが、ヲ級は素早くそれを躱した。
文「あやや! これはまずいですね…。こうなったら…」
瑞鶴「か、加賀さん! 私達も加勢しに…」
加賀(小破)「だめよ。この風の中じゃ私達も艦載機を飛ばせない。今行ったら敵の格好の的よ」
瑞鶴「…でも!」
翔鶴(中破)「落ち着いて、瑞鶴」
赤城(小破)「…今は待つのです…時が来るまで…」
その時、文が四人の後ろに降り立った。
瑞鶴「! 文さん!」
文「皆さん、今から風を止めます! なので、魔理沙さん達の援護を! 私がヲ級の注意を引きつけます」
翔鶴(中破)「!? 危険ですよ!」
文「ふふ…大丈夫ですよ。私には能力とスペルカード以外にも、もう一つ武器がありますから」
魔理沙「…くそ…みんな、大丈夫か?」
霧島(小破)「なんとか…」
金剛(中破)「うう…提督からもらった装備が…」
榛名(小破)「比叡姉さま! 大丈夫ですか!?」
比叡(大破)「ひ、ひえー…」
比叡が大破してしまったが、五人の奮闘により改flagshipヲ級も中破まで追い込まれていた。
改flagshipヲ級(中破)「…シズメテ…ヤル…!」
それでも攻撃の手を緩めず、艦載機を突撃させてきた。
魔理沙「させるか…恋符『ノンディクショナルレーザー』!」
再び魔理沙が弾幕を展開するが、その合間を縫うようにして艦載機が魔理沙に迫る。
魔理沙「! ヤバッ!」
榛名(小破)「魔理沙さん!」
弾幕をくぐり抜けた艦載機が魔理沙に攻撃しようとした…その時、
文「旋符『紅葉扇風』!」
文の起こした風に巻き込まれ、艦載機が吹き飛ばされる。
魔理沙「文!」
文「皆さん、大丈夫…ではなさそうですね。私が時間を稼ぎますので、撤退する方は撤退してください」
改flagshipヲ級「…オマエ…カ、サッキカラ変ナ風ヲ吹カセテイタノハ!」
文「あやあや、どうやら随分ご立腹のようで…」
改flagshipヲ級「貴様カラ…シズメテヤル!」
ヲ級は残った艦載機を文目掛けて突撃させた。
文「…私を捉えられますかね…風符『天狗報即日限』」
その瞬間、文の姿がヲ級の前から消えた。
改flagshipヲ級「消エタ!?」
文「こっちですよ」
改flagshipヲ級「!? イツノ間ニ背後ニ!?」
ヲ級はすぐさま振り返るが、既に文の姿はなくまた後ろから声がした。
文「だから、こっちですって」
改flagshipヲ級「グッ…コノォォ!!」
艦載機を駆使し、文を取り囲むが次の瞬間にはその包囲網を突破されてしまう。
文「遅いですよ」
改flagshipヲ級「…何ナンダ…アイツハ…」
右に影が見えたと思った時には、左の方に文の姿があり、艦載機で追跡しようにも追いつく事ができなかった。
そうこうしてるうちに、ヲ級は周囲の異変に気づいた。
改flagshipヲ級「…!? 囲マレテイル!?」
加賀(小破)「一人に集中して、周りが見えなくなるとは…随分あまいですね」
赤城(小破)「航空隊、攻撃開始!!」
改flagshipヲ級「ウ、ウアアァァ!!」
チュドーン…
〜鎮守府〜
提督「みんな、お疲れ様。…比叡、大丈夫?」
比叡(大破)「…うう…全然大丈夫じゃないです…」
提督「みんなすぐドックに行きなさい。報告はそれからでいいわ」
加賀(小破)「わかりました」
瑞鶴「あの…私も?」
提督「もちろん。…魔理沙さん達も行ってらっしゃい。疲れたでしょう?」
魔理沙「…前から気になっていたんだが、ドックってなんだぜ? 私達が行っても大丈夫なのか?」
提督「お風呂みたいなものよ。多少の疲れは取れると思うわ」
文「そうですね。私も疲れましたし、行ってきます」
魔理沙「…風呂にカメラ持ち込むなよ、文」
文「そ、そんなことするわけないじゃないですか〜」アハハ…
全員「(絶対やる気だったな、こいつ)」
文「あやや! 皆さん顔が怖いですよ!」
魔理沙「それじゃ、行ってくるぜ」
文「…行ってきます…」(カメラ取り上げられた)
提督「…また、賑やかになりそうね…」
全員が出ていった後、提督はそう呟いた。
前回、追加する艦娘を紹介しましたが、そこに飛鷹と隼鷹も加えます。
なので、追加する艦娘は…
鳳翔・瑞鳳・飛鷹・隼鷹・ビスマルク・プリンツ・U-511
…となります。
次回あたりに登場させようと思ってますので、どうぞお楽しみに…
では、第十話でお会いしましょう…