東方海戦異変   作:十文字9418

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作者「…」チーン…

咲夜「ちょっと霊夢! こんなところに粗大ゴミを捨てないでよ!」

霊夢「捨ててないわよ…どうせ作者が捨てたんでしょ? 全くだらしないんだから…」

作者「人をゴミ呼ばわりするなああぁぁ!!!」

霊夢・咲夜「だが、断る」

作者「デジャヴ!?」


第十五話 VSflagshipレ級(前編)

〜海上〜

 

椛『護衛艦より入電、敵艦隊捕捉。2時の方向flagshipレ級1、イ級5です』

 

加賀「距離はどの位?」

 

椛『皆さんの位置から十海里ほど先ですね。真っ直ぐこちらへ向かって来てます』

 

飛鷹「嘘!? 気づかれてる!?」

 

椛『いえ、向こうが気づいている様子はありません。何か別の目的があるのかと思います』

 

隼鷹「いずれにせよ、こっちに向かって来てるんだろ? なら二手に分かれて横から挟み撃ちにしたらいいんじゃないか?」

 

ビスマルク「なるほど、一理あるわね」

 

瑞鳳「…でも、上手くいくかな? 相手はレ級だよ?」

 

魔理沙「なら、私が一発打ちこんで攪乱させる。それに乗じて攻撃するのはどうだぜ?」

 

霧島「妥当ですかね。この中で一番射程が長いのは魔理沙さんですし」

 

金剛「じゃあ、早速Mission Startネ!」

 

 

 

一方こちらは深海棲艦一隊。駆逐艦のイ級達がレ級の周りを囲むようにして航行していた。

 

イ級A「…レ級サン、ドウシテコンナ配置ニ?」

 

flagshipレ級「ン? 決マッテルジャン、何カアッタ時ノ盾ニシヤスイカラダヨ」

 

イ級B・D「(言ウト思ッタ…)」

 

イ級C「(全ク…人使イガ荒イ…)」

 

その時、一隊の真正面で何がが光った。

 

イ級E「…ン? 何ダ…!?」

 

次の瞬間、魔理沙のマスタースパークが一隊を包み込んだ。

 

イ級達「ギャアアァァ!!!」ドォン(中破)

 

 

比叡「マスタースパーク、着弾を確認!」

 

金剛「OK! 一気にいくヨ! 全砲門、Fire!」

 

航行不能となったイ級達の黒い煙が立ち込める中に金剛は主砲を放った。

 

その時、煙の中から何かが飛び出した。

 

飛び出したのは、中破したイ級の一体だった。

 

イ級A(中破)「ウワアァァ…ギャアアァァ!!!」チュドーン(木端微塵)

 

flagshipレ級「…キッタナイ花火ダナ」クスクス…

 

マスタースパークが当たる直前、レ級はイ級を盾にして攻撃を防いでいた。

 

イ級C(中破)「イ…イ級A…」

 

flagshipレ級「サア、戦闘ダ…! オ前ラモ盾位ニハナレルヨナ…?」ニヤリ

 

イ級達(中破)「ヒイイィィ!!!」ガタガタ

 

 

ビスマルク「あいつ…仲間を盾にした!?」

 

榛名「…なんてことを…」

 

霧島「あれは絶対に倒さないといけませんね! 全砲門、斉射!」

 

ビスマルク「Feuer!」

 

榛名「これ以上の勝手は! 榛名が、許しません!」

 

 

イ級D(中破)「レ、レ級サン! 後ロカラ砲撃ガ…」

 

flagshipレ級「ンー? 防イドイテ。今、艦載機ノ発艦ト砲撃デ忙シイ…」

 

イ級E(中破)「私達ノ砲撃ジャ防ギキレマセンヨ!!」

 

flagshipレ級「馬鹿ダネ…体デ止メレバイイダケデショ?」

 

イ級B(中破)「…ソンナ…」

 

flagshipレ級「何? デキナイノ…?」

 

イ級D(中破)「…ッ! ヤリマス! ……ギャアアァァ!!!」チュドーン(木端微塵)

 

イ級C(中破)「…ア……アァ…」ガタガタ

 

イ級B(中破)「ウワアァァ!!! 嫌ダ! 死ニタクナイイィィ!!!」ダッ!

 

イ級E(中破)「ヒイイィィ!!!」ダッ!

 

想像を絶する戦況に二体のイ級が逃げ出した…が、

 

flagshipレ級「…誰ガ逃ゲテイイッテ言ッタ?」

 

レ級の艦載機が逃げ出したイ級の体を撃ち抜いた。

 

イ級C(中破)「…ッアアアアァァァ!!!」

 

flagshipレ級「…アアナリタクナカッタラ、私ノ指示ニ従エ…イイナ?」

 

イ級C(中破)「…アア…ァ…」

 

flagshipレ級「…返事ハ…?」

 

イ級C(中破)「…ッ! ハ、ハイィ!」

 

その後すぐにイ級はレ級の盾となって散っていった。

 

 

 

 

 

レ級と戦いを始めて一時間が経過したが、レ級の艦載機はとどまることを知らなかった。

 

赤城「これだけやって制空権がとれないなんて…」

 

鳳翔「…これで最後…。みんな、残っている艦載機は!?」

 

赤城「…後、数機しか…」

 

加賀「私もです…」

 

瑞鳳「さっき発艦したので最後です。…もう残ってません」

 

翔鶴『こちら翔鶴、飛鷹と隼鷹の艦載機が全てロスト。 私と瑞鶴も後、数機しか残っていません!』

 

提督『護衛艦より入電! 文と椛が補充の艦載機を持って向かってる。それまで持ちこたえて!』

 

 

その頃、最前線の戦艦達も苦戦を強いられていた。

 

ビスマルク(小破)「…何で…当たらないの!?」

 

魔理沙「この…当たりやがれ! 恋符『ノンディクショナルレーザー』!」

 

流石のレ級も乱反射するレーザーを躱すことはできず被弾した。

 

flagshipレ級「ットト…ヘェ、君モ面白イモノ持ッテルンダネ……アハハ…」

 

魔理沙「な!? ノンディクショナルレーザーが効いてないだと!?」

 

flagshipレ級「ネエ…モット、モット面白イモノ見セテヨ!!」

 

金剛(中破)「…このままじゃ、マズイデスね…」

 

提督『金剛、聞こえる? 状況は?』

 

金剛(中破)「大破はいマセンガ、全員小破以上してマス! レ級にはほとんどダメージが与えられてないデス!」

 

提督『…金剛、よく聞いて…』

 

 

提督「…戦況が思わしくないわね。まさかレ級がこれほどとは…」

 

天龍「だが、普通のレ級だったら流石にこんな時間はかからない…」

 

木曾「流石はflagship…といったところか」

 

妖夢「…あれ? 幽々子様?」

 

さっきまで妖夢のとなりにいたはずの幽々子がいなくなっていた。

 

天龍「幽々子なら俺と入れ替わりで外に出て行ったぞ」

 

妖夢「ふぇ!? いつの間に…ちょっと見てきますね!」

 

その頃、幽々子は甲板から外を眺めていた。

 

幽々子「…そこね」

 

幽々子は弾幕を作り出すと海面に放った。すると弾幕は何かに当たった。

 

チ級「…ホウ…。私達ノ気配ニ気ヅクトハナ…」

 

チ級を筆頭に十数体の深海棲艦が姿を表した。

 

幽々子「あらあら…随分と大勢で来たのね…」

 

妖夢「幽々子様〜…ってあれは!?」

 

幽々子「妖夢、ちょうどよかったわ。私が少し相手をするからその間に天龍さん達を呼んできてくれないかしら?」

 

妖夢「わ、わかりました! 幽々子様、お気をつけて!」

 

妖夢はすぐに元来た道を急いで引き返した。

 

チ級「クク…無駄ナ事ヲ。ドウセ皆スグ沈メテヤルノニ…。…マア、死ニ方位ハ選バセテヤ…」

 

その時、ヒュンという音がし、チ級のとなりにいたロ級が数メートル吹っ飛ばされ、そのまま轟沈した。

 

チ級「ナ!?」

 

幽々子「…ここにとどまって亡霊となるか…亡霊となってここにとどまるか…お好きな方を選びなさい」

 

そう言いながら幽々子は背後に弾幕を展開した。

 

チ級「ヒ…怯ムナ! ヤレ!!」

 

 

ドォン!!!

 

 

提督「何…今の音…?」

 

妖夢「提督さん!」ハアハア…

 

提督「妖夢!? どうしたの?」

 

妖夢「深海棲艦です! 今、幽々子様が応戦されてます」

 

天龍「くそっ! こんな時に…」

 

木曾「行くぞ、天龍!」

 

天龍、木曾、妖夢はすぐに外に向かった。

 

提督「…鈴谷、聞こえる?」

 

鈴谷『聞こえるよ。どうしたの?』

 

提督「そっちの状況は?」

 

鈴谷『数体の深海棲艦と戦闘中。もうすぐ終わると思う』

 

提督「戦闘が終わったら駆逐艦を何人か回して」

 

鈴谷『…そっちもなの?』

 

提督「ええ、まだ被害は無いけど全員出払ってるわ」

 

鈴谷『了解。終わったらすぐ向かわせる』

 

提督「頼むわ」

 

鈴谷との通信を切り、天龍達に指示を出すため提督も甲板に向かった。

 

 

金剛(中破)「みんな、OKデスか?」

 

ビスマルク(小破)『大丈夫よ』

 

魔理沙『ああ! 一発かましてやるぜ!』

 

金剛は提督の作戦を通信器で全員に伝えた。

 

flagshipレ級「ホラホラ! 攻撃シナイト勝テナイヨ〜!」

 

レ級は休む事なく砲撃と雷撃を繰り返していた。

 

しかしレ級は戦艦達に気を取られ、水中から迫っている攻撃に気がつかなかった。

 

flagshipレ級「アハハ……ハ!?」ドォン!

 

ユー「…魚雷命中。一旦離脱…」

 

flagshipレ級「(…潜水艦!? いつの間に…)」

 

金剛(中破)「今ネ! 全砲門、Fire!」

 

ビスマルク(小破)「Feuer!」

 

魔理沙「いくぜ! 恋符『マスタースパーク』!」

 

 

ドォン!!!

 

 

魔理沙「…どうだ…?」

 

戦艦と魔理沙の弾幕は見事にレ級を捉えていた。普通なら耐えられるダメージではない。

 

…そう『普通なら』

 

煙が晴れるとそこにはレ級が立っていた。

 

比叡(中破)「…そんな…」

 

魔理沙「冗談…キツいぜ…」

 

flagshipレ級(中破)「…スゴイヤ…ココマデ私ヲ追イ詰メルナンテ…デモ…」

 

レ級は魔理沙達を見回し…少しため息をついた。

 

flagshipレ級(中破)「…必死サガ足リナイ…。ソンナンジャ…私ハ倒セナイ」

 

次の瞬間、レ級は一瞬で霧島の前に移動した。

 

霧島(小破)「! 速…がっ!!」

 

レ級は霧島の懐に潜り込み、痛烈な突きをくらわせた。

 

比叡(中破)「! 霧島!」

 

flagshipレ級(中破)「…ホラネ…。…ダカラサア………モット…必死ニナッテヨ…! 私ヲ! 楽シマセルタメニ!!」

 

魔理沙「…狂ってやがる…! 誰がお前なんかを楽しませるか!!」

 

魔理沙の言葉にレ級の苛立ちが募った。

 

flagshipレ級(中破)「フ〜ン…。…ジャア………意地デモ必死ニナッテ貰オウカナ…!!」

 

レ級は主砲を魔理沙に向けた。

 

魔理沙はすぐに照準から外れるように動いたが、何故かレ級は再び照準を合わせようとしなかった。

 

魔理沙「!? どういうこと…だ…っ!」

 

榛名(小破)「! まさか!?」

 

レ級の目にははっきりと映っていた。…遥か後方で指揮をとっている人物の姿が…。

 

flagshipレ級(中破)「…主砲…発射…!!!」

 

金剛「…っ!! 提督!!! すぐに逃げてクダサイ!! レ級の主砲ガ…!!!」

 

提督『なっ!? …駄目…回避……出来………』

 

 

 

 

 

ドォン!!! …ザザ……ブッ………




かなり読みにくくなってしまい申し訳ありません…
戦闘シーンはどうも苦手で…(自分で書いといてなんだけど、レ級さん設定ぶっ飛び過ぎぃ…)


次回後編!

提督の運命はいかに? レ級を倒す事はできるのか…

では、第十六話後編をお楽しみに…
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