東方海戦異変   作:十文字9418

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霊夢「というわけで二話目です」

咲夜「話が全く見えないんだけど…。とゆうか、何で私達はこんな所にいるの?」

霊夢「作者曰く、本編で出番のない私達にこの部分を任せたそうよ」ゴゴゴ…

咲夜「え? デバンガナイ?」ゴゴゴ…

霊夢、咲夜「………」

ヤロウブッコロシテヤラァ!!!



魔理沙「本編、始まるぜ〜」


第二話 戦闘開始

魔理沙「う、う〜ん…」

 

魔理沙が目を覚ますと、傍らにアリスが倒れていた。

 

魔理沙「アリス!? しっかりするのぜ!」

 

魔理沙がアリスの肩をゆするとアリスも目を覚ました。

 

アリス「う…ん…? 魔理沙…?」

 

魔理沙「気がついたか…よかったぜ〜」

 

アリス「…ここは…?」

 

魔理沙「さあ…私も今起きたばっかりだし、よくわからないぜ…」

 

アリス「幻想郷…ではなさそうね…」

 

辺りを見回すが、鬱蒼と生い茂る木々のせいで全くと言っていいほど状況の把握ができない。

 

魔理沙「木が邪魔で周りが全然見えないぜ…。しょうがないな…ちょっとあたりを確認してくるぜ」

 

アリス「待って魔理沙。周囲の状況がわからないのに一人で行動するのは危険よ。私も行くわ」

 

魔理沙「…大丈夫なのぜ?」

 

アリス「…心配してくれてるの?」クス

 

魔理沙「なっ、ちっ違うのぜ…///」

 

アリス「ふふ…ありがと、魔理沙」

 

魔理沙「っ〜…。…早く行くのぜ」

 

魔理沙は箒にまたがり、木々の間を突っ切って上空に出る。アリスもそれに続いた。

 

上空に出た二人は言葉を失った。二人が見たもの、それは…

 

魔理沙「…辺り一面水だらけなのぜ…」

 

アリス「…湖? それにしたら随分大きいわね…」

 

幻想郷には無い『海』だった。

 

魔理沙「これじゃ、闇雲に動けないぜ…」

 

アリス「そうね。何か手がかりが…」

 

その時、二人の後ろで爆発音が響いた。振り返ると、黒い煙がゆらゆらと立ち上っていた。

 

魔理沙「一体なんなんだぜ!?」

 

アリス「わからないけど…誰かが戦ってる…?」

 

魔理沙「…もしかしたら、フラン達かもしれない! 行くぜ、アリス!」

 

そう言うと、魔理沙はアリスの手を掴む。

 

アリス「え? ちょっ、まっ…」

 

魔理沙「よっしゃ! 飛ばすぜ〜!!!」

 

アリス「離してえええぇぇぇぇ…」

 

 

 

〜高速移動中〜

 

 

 

煙の上がった近くまで来て、魔理沙はアリスが気絶仕掛けていることに気づいた。

 

魔理沙「…アリス? 大丈夫なのぜ?」

 

アリス「…大丈夫…なわけないでしょ…!」

 

魔理沙「わ、悪かったのぜ。謝るから許して欲しいのぜ」

 

アリス「全く…少しは周りを見て…」

 

その時、何かがこちらに向かってくるような音が聞こえた。

 

魔理沙「…アリス、何か聞こえないか?」

 

アリス「話は最後まで聞きなさいよ…でも、確かに聞こえるわね」

 

島の影から音のする方を覗いて見ると、そこには…

 

 

 

赤城(中破)「…皆さん、大丈夫ですか?」

 

木曾(小破)「なんとかな…でも早く撤退しねぇと、今襲撃されたらヤバイな…」

 

鈴谷(小破)「熊野…大丈夫?」

 

熊野(大破)「…正直、全然大丈夫じゃないですわ…」

 

不知火(中破)「ふふふ…不知火を…怒らせたわね…」

 

響「とりあえず不知火、涙拭いた方がいいよ」

 

夕立(大破)「…二人とも、迷惑かけて申し訳ないっぽい…」

 

雷(小破)「夕立のせいじゃないわ」

 

島風(小破)「そ〜だよ〜、夕立のおかげで私の連装砲ちゃん無事だったんだし〜」

 

金剛(大破)「ごめんネ、みんな…。これじゃ旗艦失格デスネ…」

 

榛名「金剛姉様のせいじゃありません! 榛名が前に出なければ…」

 

赤城(中破)「今そんな話してもしょうがないですよ、榛名。…翔鶴、追っ手は?」

 

翔鶴「…来てますね。駆逐4、戦艦2です」

 

赤城(中破)「まずいですね、このままだと追いつかれます…」

 

翔鶴「…赤城さん、私が時間を稼ぎます」

 

赤城(中破)「!? 危険すぎます!」

 

翔鶴「時間を稼ぐだけです。全員の離脱を確認したら、私もすぐ離脱します」

 

赤城(中破)「でも…」

 

響「なら、私も残るよ」

 

雷(小破)「響!? 何言ってるの!?」

 

響「翔鶴さんを一人残しては行けないよ…。大丈夫、雷。不死鳥の名は伊達じゃない、必ず戻るよ」

 

榛名「…榛名も残ります。絶対に仲間を沈ませはしません!」

 

赤城(中破)「…わかりました。でも、約束してください。『必ず全員生きて帰る』と」

 

翔鶴・榛名・響「了解」

 

三人を残し、赤城達は撤退していった。

 

 

 

翔鶴「ごめんね…巻き込んじゃって」

 

榛名「気にしないでください。仲間をおいては行けませんから」

 

響「…来たみたいだね」

 

水平線の近くに小さな黒い影が確認できた。

 

翔鶴「行くよ二人とも…。五航戦、翔鶴、出撃します!」

 

 

 

魔理沙「…行っちゃったな」

 

アリス「どうするの、魔理沙? 悪い人達には見えなかったけど…」

 

魔理沙「…とりあえず、あの三人の後を追ってみようぜ。さっき言ってた『追っ手』ってのが気になるしな」

 

アリス「わかったけど…勝手な行動はしないでよ?」

 

魔理沙「…努力はするぜ」

 

 

 

翔鶴「全機発艦!」

 

翔鶴が艦載機を繰り出し、先制攻撃を開始する。

 

翔鶴「爆撃成功! 駆逐艦2隻の轟沈を確認!」

 

響「ハラショー…流石だね」

 

榛名「でもまだ駆逐艦と戦艦が2隻残ってます。油断せず行きましょう!」

 

 

 

魔理沙「…凄いなこりゃ。こんなの一発当たったらアウトだぜ」

 

アリス「今は動かない方がいいわ。時期を待ちましょう」

 

魔理沙「そうだな………あっ!」

 

 

 

翔鶴達は残っていた駆逐艦イ級を手際よく、片づけると戦艦ル級との戦いを開始していた。

 

翔鶴「(…そろそろみんなは離脱できたのかしら…?)」

 

榛名「…!? 翔鶴さん、危ない!!」

 

翔鶴「え!?」

 

ル級1「スキ…アリ…!」

 

翔鶴が見せた一瞬の隙をル級は見逃さず、主砲を放った。

 

翔鶴「しまっ…」バァン(大破)

 

響「翔鶴さん! …くっ…」

 

榛名「そこを…どいてください!」

 

ル級2「ダレガ…ドク…カ…。ククク…」

 

榛名と響は翔鶴の助けに行こうとするが、もう1隻のル級に阻まれてしまう。

 

翔鶴(大破)「(…損傷が大きすぎる…動けない…)」

 

翔鶴が動けないことを理解したル級は、ゆっくりと主砲の照準を翔鶴に合わせる。

 

 

 

魔理沙「…させるか…!」

 

アリス「ちょっ、魔理沙!? 待ちなさ…」

 

アリスの制止を聞かず、魔理沙は飛びだした。

 

 

 

翔鶴に照準を合わせたル級は主砲の準備を始めた。榛名達は依然としてもう一方のル級が邪魔で進むことができない。

 

榛名「翔鶴さん!」

 

響「…っ! やめろぉぉぉ!」

 

ル級1「シズ…メ…!」

 

翔鶴に向かって、ル級は渾身の主砲を放った。

 

翔鶴(大破)「(ごめんなさい、提督…赤城さん…みんな…約束…守れなかった…)」

 

翔鶴が目をつぶった時、ひとつの影がその間に割り込んだ。

 

魔理沙「マスター…スパーク!!!」

 

魔理沙の放ったマスタースパークは見事に主砲の一撃を相殺した。

 

ル級1「ナン…ダト…」

 

魔理沙「動けない相手を撃つとは、性根が腐ったやつだぜ…」

 

ル級1「ダ…マレ…! キサマカラ…シズメ…」

 

アリス「沈める? 誰を?」

 

ル級1「エ…?」

 

アリス「…スペルカード 戦操『ドールズウォー』!」

 

ル級1「ギャアアアァァァ!」ドォン(中破)

 

アリスの後ろからの奇襲に全く反応出来なかったル級は、無数の刃を浴びせられた。

 

ル級2「ナン…ダ…? アイツ…ラ…?」

 

響「余所見とは、感心しないね」

 

榛名「主砲…発射!」

 

ル級2「シマッ…ギャアアアァァァ!!!」バァン(大破)

 

想定外の乱入者に気を取られたル級2は、榛名の主砲をモロに受け、轟沈寸前である。

 

ル級1(中破)「ル、ル級2…」

 

ル級2(大破)「グ…イッタン…ヒク…ゾ…」

 

そう言うと、ル級達は退却しようとする…が、

 

アリス「逃がさないわよ! 偵符『シーカードールズ』」

 

アリスが出現させた人形達の放つレーザー光線に行く手を阻まれてしまう。

 

アリス「今よ! 魔理沙!」

 

魔理沙「ナイス援護だぜ、アリス!」

 

ル級達「ヒイイイィィィ!!!」

 

魔理沙「吹っ飛びやがれ! 魔砲『ファイナルマスタースパーク』!!!」

 

ル級達「ギェヤアアアァァァ!」チュドーン(轟沈)

 




二話目いかがだったでしょうか?

やはり違うゲームだとダメージをどの位与えていいものかわかりませんね(笑)

さっきからすごい形相の霊夢と咲夜が追ってきてるので、これで失礼!


…!

ギャアアア…
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