残念な死に方をした僕はスライムとして転生しました 作:九流トキオ
「畜生ォォォォォ!!!!」
クソ神に穴に落とされた僕は上空を紐無しバンジージャンプをする羽目になった。
「あの野郎!空って!空ってェェェ!!第二の人生すら終わっちまうわ!!」
叫ぶ、僕に出来る事といえば叫ぶ事だけだからだ。
ああ、地上が近づいてきた。
俺は覚悟を決め目を瞑った。
ビヨーン ビヨーン ビヨーン
目が回るゥゥゥゥ!!!!
何故かは知らないが、何故かバウンドをしながら転がり木にぶつかった。
「ピギー!?うう、目が回った、気持ち悪りぃ。」
俺は軽く頭を振るい、体を動かそうとしたが、手足が動かない!?
「いや、まさかあのクソ神が本当になってるのか?いやいや、流石のクソ神もあれは冗談だろ?」
俺は何とか体を動かそうとしたが、手足が動かない、頭はギリギリ動くが動けない。
「どうすればいいんだよ。」
死ねってか!死ねって言うのかよあのクソ神!!
『私の声が聞こえますか?』
「くそ、遂に辛さ故に幻聴まで。」
『安心してください。幻聴ではありません。私は、あの神の上司に当たる者です。』
「あのクソ神の!」
『く、クソ神、ですか。まあ、仕方がない事です。まず、謝らせて下さい。貴方には大変申し訳ない事を。』
「あんたはあいつとは違うんだな。」
『はい。貴方に説明しますと、貴方はスライムになりました。体が思う様に動かないのは人の体の作りとは違うから同じ様にやってもダメなのです。』
「ならどうしたら。」
『念話に近い事をしてください。』
「どういう意味?」
『頭に思い浮かべるんです。左手動け、と。』
言われたとうりに右側に動く様に念じると、僕の体は右側に動いた。
「うお!?動いた!」
『その調子です。それから私が色々役立ちそうな物を特典として付けました。今送ります。』
その声の後頭に色々な情報が頭に入って来た。
『きちんと届きましたか?』
「はい、一応大丈夫だ。」
『それはよかったです。暫くは体を動かす練習などをしてみたら如何でしょう。』
「分かった。ありがとな。色々世話焼いてくれて。」
『当たり前です。それでは私はこれで失礼します。この世界で頑張って下さい。』
その声と同時に声は消えて行った。
「ありがとう。僕、この幻想郷で頑張って行くよ。」
僕は、神様にお礼を言って、あのクソ神をぶん殴る事は最重要課題として心に刻んだ。
それから3〜4日位体をならしたり、技を出したりして体をならした。
「さてと、そろそろこの森を出ないとな。」
僕は歩き出した。いや、足がないから飛び跳ねたかな?
まあ、兎に角先に進んでいると。
「■■■■■■■ーーー!!!!」
聞いた事のない化け物の声とともに、狼の爪に猿の様な体、豚の様な顔をした化け物が現れた。