残念な死に方をした僕はスライムとして転生しました 作:九流トキオ
上司にお礼を言って上司と別れた主人公は、とりあえず体をならす為に暫くはその場で練習をして体を動かせる様になったのでその場から離れ、進みだした主人公に聞いた事のない声とともに化け物が現れた。
「■■■■■ーーーー!!!!」
な!?何だこの化け物!こっちはスライムだぞ!最弱のスライムなんだぞ!?
「畜生!!やるしかねえか。」
覚悟を決めろ。
俺は化け物に立ち向かった。
「■■■■■ーーーー!!!!」
化け物が棍棒を振るってくる!
「ピギーー!?」
早え!?痛くはないが目が回って気持ち悪い!?
「ぐぐ、くそ!くらえ!!」
僕は体を限界まで引き延ばし、化け物向かって発車した。
ドゴン!!
強烈な音と共に跳ね返った僕は木々を利用し、後ろから頭に直撃させた。
「■■■■■ーー!!?!?」
化け物は悲鳴に近い叫び声と共に倒れた。
「やったか?」
「■■■■■■■■■■■■■■■ーーーーー!!!!!!!!」
少しは効いたのか、化け物は怒った様な叫び声と共に棍棒を振り回した。
「やああぁぁ!!」
大振りだったため避けるのは難しくはなかった。
「いまだ!ギラ!」
僕が呪文を唱えると、炎の海が現れ化け物を飲み込んだ。
「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」
化け物は苦痛な悲鳴と共に倒れた。
「ふう。今度こそやったか。」
化け物は起き上がってはこなった。
「疲れたあ〜。腹はあまり空かないけど、疲れはあるからなぁ〜。」
僕はわざと大きな声を出してその場から早々と立ち去った。
え?何故かって?だって、立ち上がって来たら怖いじゃん。
まあ、暫く歩いていると羽を生やした女性達が遊んでいた。
「すまないが少しいいか?」
「ん?あんた誰?見ない妖怪ね。」
「ねえ、セイ?こいつ何なのか知ってる?」
「知らない。ヨウは?」
「わたしも知らないが、もしかして外来人?」
「外来人?」
「そう。もっともあんたは外来人でも人外の方ね。まあ、些細なことだから。」
「外来人って?」
「外来人、ここ、外から隔離された幻想たちの楽園。その隔離された幻想郷の外からこちら側に来るのが外来人。」
「幻想郷?」
「そうだ。」
僕はヨウと呼ばれた羽の生えた女性から幻想郷とスペルカード、弾幕勝負、それからここに存在する種族についても教えて貰った。
全てが終わる頃には日が暮れていた。
「と、そう言う意味だ。」
「なる程。ありがとう。お陰で色々助かったよ。」
「別にいいさ。さて、日が暮れて暗くなったがあんたはどうするんだ?」
「うーん。やっぱり野宿になるかな。」
「よかったら私達の家にくる?」
「いいのか?」
「いいわよね?貴女達?」
「「ZZZZZZZZZ」」
「寝るな!」
「いだ!」
「あで!いきなりなにすんのよ!!」
「お前らが寝ているからでしょうが!」
「それで?終わったの?」
「ああ。それでこいつを家に止めようかと思ってね。あんた達にも聞いておかなきゃね。んで?どうなの?」
「私はいいよ?妖精はどうする?」
「私も別にいいかな?でも、ヨウ、あんたのところだからね?」
「分かってる。さあ、行くぞ?」
「本当にいいのか?」
「ああ。」
「何から何までありがとう。」
「気にするな。肩に乗るか?」
ヨウは突然そんな事を聞いてきた。
「え?悪いよ。」
「気にするなって。お前に合わせていたら遅くなるからな。」
「それじゃあ。」
僕は失礼してヨウの肩に乗っかった。
「うひゃあぁ!」
僕が肩に乗るとヨウは軽い悲鳴をあげた。
「ごめん!やっぱり降りるよ。」
「い、いや、気にするな。びっくりしただけだから。」
「そう?」
「あ、ああ。さあ!行くぞ!」
ヨウはそう言うと家に向かって飛んで行った。
その途中何度か落ちそうになったが、踏ん張った。
家に着いたら食事に木の実を食べ、ヨウさんの枕元に丸くなり眠りについた。